この記事では、まもなく行われるアド マネージャーのレポート機能の変更について、パブリッシャーの皆様にお知らせします。
2026 年に、アド マネージャーのレポート機能の「レポート」が「インタラクティブ レポート」に切り替わります。
インタラクティブ レポートは、すでにアド マネージャーのすべてのパブリッシャー様にご利用いただけるようになっています。インタラクティブ レポートでは、AI によるレポートの生成、詳細な分析オプション、通知フラグ、1 つのページでレポートを作成して表示する機能など、レポート機能が強化されています。インタラクティブ レポートをお試しになり、ワークフローに組み込むことをおすすめします。
インタラクティブ レポートに慣れていただくための移行期間として、必要に応じて今年後半まで従来のレポートツールを引き続きご利用いただけます。従来のレポートツールは 2026 年初頭にアド マネージャーから削除されます。
インタラクティブ レポートについて
アド マネージャーのすべてのユーザーにご利用いただけるインタラクティブ レポートは強力なレポート ソリューションで、必要な情報を集約した、分析に役立つレポートを効率的に作成できます。インタラクティブ レポートでは、次のことができます。
- アド マネージャーの同じページでレポートを作成して表示できます。選択内容を変更すると、更新された結果が表示されます。
- 検索バーから指標とディメンションを選択して、専用の [すべて表示] ウィンドウで利用可能な指標とディメンションをすべて確認できます。または、AI で指標とディメンションを自動的に選択してレポートを生成することもできます。
- 比較（変化の割合など）、ピボット テーブル、階層形式またはフラット形式、フィルタ、並べ替えを使用してデータを分析できます。
- エクスポートしなくても、アド マネージャーでレポートのすべての結果をスクロールして表示できます。
- エクスポート、共有、コピー、フラグ、スケジュール設定などの機能を使用できます。
レポートをインタラクティブ レポートに移行する
レポートツールの多くのレポートをインタラクティブ レポートに移行できるようになりました。一部のレポートは、現在は対象外でも近日中に移行できるようになる可能性があるため、定期的にご確認ください。
注: 移行済みのレポートをレポートツールで更新した場合は、再度移行できます。以前にインタラクティブ レポートに移行したバージョンはそのまま残ります。代わりに、インタラクティブ レポートで新たなレポートが作成されます。必要に応じてレポートを削除できます。インタラクティブ レポートで行った更新は、レポートツールのレポートのどのバージョンにも影響しません。
レポートツールからインタラクティブ レポートにレポートを移行するには:
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート]、[レポート] をクリックします。
- 表で、移行するレポートを見つけます。
- [インタラクティブ レポート] 列で、レポートのステータスを確認します。
- 移行: レポートを移行できることを示します。インタラクティブ レポートで同じ内容のレポートを作成するには、[移行] をクリックします。
- 開く: レポートがすでにインタラクティブ レポートに移行されていることを示します。インタラクティブ レポートでレポートを表示するには、[開く] をクリックします。
- まだご利用いただけません: 互換性の問題により、レポートをまだ移行できないことを示します。レポートを移行できるようになると、ステータスが [移行] に更新されます。
近日提供予定: まもなく、スケジュール設定レポートを移行できるようになります。移行できるようになると、対象となるスケジュール設定レポートのステータスが [移行] に更新されます。
参考情報
ご利用の開始にあたっては、以下のリソースをご活用ください。インタラクティブ レポートをお試しになり、ワークフローに組み込むことをおすすめします。ご不明な点がある場合やサポートが必要な場合は、担当のアカウント マネージャーもしくはアド マネージャー サポートまでお問い合わせください。
アド マネージャーのヘルプセンター記事
- インタラクティブ レポートを作成する
- AI を使用してインタラクティブ レポートを生成する
- インタラクティブ レポートをエクスポート、共有、コピーする
- インタラクティブ レポートでフラグを使用する
- インタラクティブ レポートのスケジュールと配信オプションを設定する
その他の学習教材
フィードバックに基づく最近の更新
移行期間中、Google では、インタラクティブ レポートの改善方法に関する皆様からのご意見やご要望について検討を行っております。これまでの皆様のご協力に感謝申し上げるとともに、引き続きご意見などお寄せいただきますようお願いいたします。
皆様からのご意見やご要望に基づき最近行った更新は次のとおりです。
フィードバックに基づく更新（2025 年 7 月）
6 月下旬: インタラクティブ レポートのさまざまな機能が更新されました。
インタラクティブ レポートに次の新しい指標とディメンションが追加され、広告のパフォーマンスに関する詳細な分析情報を確認できるようになりました。
| ディメンション | 指標 |
|---|---|
|
|
6 月中旬: インタラクティブ レポートのさまざまな機能が更新されました。
- エクスポート: Excel と Google スプレッドシートに関連する書式設定の問題（通貨や割合の書式設定など）を解決するため、エクスポート機能が強化されました。エクスポートに、ユーザー エクスペリエンスを反映したローカライズされた列名を含めたり、API 命名規則を引き続き使用したりできます。
- ディメンション: 「広告ユニット x」ディメンションを使用して、広告ユニットの階層に関するレポートを作成できるようになりました。レポートの結果で、広告ユニットの階層のすべてのレベルのディメンションを表示し、レベル（「広告ユニット 3」など）をクリックして詳細を確認できます。詳しくは、「広告ユニット x」ディメンションについての説明をご覧ください。また、Key-Value の選択方法が改善され、「プレースメント（すべて）」ディメンションのフィルタリングのパフォーマンスも向上しました。また、近日中に「広告主のカテゴリ」ディメンションが使用できるようになります。
- 指標: 「広告の速度」レポートでクリエイティブの読み込み時間の指標を使用できるようになりました。今後のリリースで追加の指標も使用できるようになる予定です。また、今後数日以内に「離脱率」と「アクティブ ビューの合計収益」の指標もご利用いただけるようになります。
- ディメンションと指標のツールチップ: パネルの右側にある展開された [すべて表示] 選択ツールにツールチップが表示されるようになります。ツールチップの説明は順次追加されます。
- ディメンション: 都市、大都市圏、地域、郵便番号、大陸、国コードの地理的ディメンション（および対応する ID ディメンション）を使用できるようになりました。
フィードバックに基づく更新（2025 年 5 月）
- 広告ユニット ID によるフィルタリング（ID の完全一致のみ、部分一致なし）など、フィルタ選択ツールのパフォーマンスを改善しました。
- 次のディメンションと指標を使用できるようになりました。
- ディメンション: アプリの SDK バージョン、オークション パッケージ取引、子ネットワーク、子ネットワーク コード、子ネットワーク ID
- 指標: 請求済みのインプレッション、請求済みの埋められなかったインプレッション、全体の広告掲載率
よくある質問
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート]、[インタラクティブ レポート] をクリックします。
- [名前] で、インタラクティブ レポートの名前をクリックします。
注: この操作を行うには、リストにレポートが 1 つ以上表示されている必要があります。 - レポートの右上の [フィードバック] をクリックします。
- コメントを入力して [送信] をクリックします。
