曜日と時間によるターゲティングを使用すると、特定の時間帯や曜日にのみ広告申込情報を配信するよう設定できます。たとえば、毎週火曜日や毎日午後 3~6 時にのみ配信するなどの設定が可能です。
広告申込情報で曜日と時間によるターゲティングを設定する
曜日と時間の設定を選択する前に、時間別レポートを作成すると、広告のトラフィックが最も多い時間帯を特定できます。このレポートをもとに、ターゲティングする曜日や時間のトラフィックが多いか少ないかを判断できます。
広告申込情報で予測を行う際、予測シミュレーションでは、広告申込情報の配信が可能な期間とその期間中に予想されるトラフィック量が考慮されます。
ステップ 4 で曜日を選択した場合、このターゲティングを有効にするには、次のいずれかのオプションを選択する必要があります。
- [開始時間] と [終了時間] を選択する: 選択した曜日はこの時間帯に配信され、それ以外の曜日は終日配信されます。
- [これらの日は掲載しない] チェックボックスを選択する: 選択した曜日は配信されず、それ以外の曜日は配信されます。
曜日だけを選択した場合、このターゲティングは有効になりません。
変更を保存する前に、タイムゾーン設定の下に動的に表示される概要をご確認ください。また、具体的な設定方法については、一般的なユースケースをご覧ください。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [配信]
[オーダー] に移動します。
- 新しい広告申込情報を作成するか、既存の広告申込情報を表示します。
- [配信の調整] で [曜日と時間帯を設定する] をオンにして、オプションを設定します。
- [パブリッシャーのタイムゾーン] または [ユーザーのタイムゾーン] を選択します。
パブリッシャーのタイムゾーンは、アド マネージャー ネットワークの作成時に設定されたネットワークのタイムゾーンが基準となります。広告申込情報に地域ターゲティングも適用している場合は、おすすめの方法に沿って設定してください。 - 特定の曜日の配信時間帯を設定するには、[開始時間] と [終了時間] を選択し、この時間帯を適用する曜日を選択します。
- 特定の曜日を除外するには、曜日を選択し、[これらの日は掲載しない] を選択します。
- (省略可)さらに期間を追加する場合は、[期間を追加] をクリックします。a~c の手順を繰り返します。
- [パブリッシャーのタイムゾーン] または [ユーザーのタイムゾーン] を選択します。
- [保存] をクリックします。
一般的なユースケース
広告申込情報を 配信するタイミング: |
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設定方法: |
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例: |
広告申込情報を月~金曜日にのみ配信する場合:
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広告申込情報を 配信するタイミング: |
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設定方法: |
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例: |
広告申込情報を月~金曜日の午前 9 時~午後 5 時に配信し、土曜日と日曜日は一切配信しない場合:
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広告申込情報を 配信するタイミング: |
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設定方法: |
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例: |
広告申込情報を土曜日と日曜日の午後 1~4 時に配信し、月~金曜日は終日配信する場合:
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地域ターゲティングに関するおすすめの方法
広告申込情報で特定の地域、特にネットワークの通常のトラフィック以外の地域をターゲティングしている場合は、[パブリッシャーのタイムゾーン] を選択することをおすすめします。地域ターゲティングはペース調整で考慮されないため、予期しない配信の問題が発生する可能性があります。
曜日と時間帯によるターゲティングを設定する際は、パブリッシャーのタイムゾーンをターゲティング地域のタイムゾーンに変換します。
例
- パブリッシャーのタイムゾーンは「アメリカ / ニューヨーク」(東部時間)に設定されています。
- 広告申込情報ではカリフォルニアを地域ターゲティングしています。カリフォルニア(太平洋時間)はニューヨークとの間に 3 時間の時差があります。
- カリフォルニアのユーザーに太平洋時間の午後 6~8 時に広告を配信するとします。
この場合は、次のように設定します。
- [パブリッシャーのタイムゾーン] を選択します。
- [開始時間] を午後 9 時、[終了時間] を午後 11 時に設定します。
これは、太平洋時間の午後 6~8 時に該当します。 - [曜日] で、[日]、[月]、[火]、[水]、[木]、[金]、[土] を選択します。
レポート
広告の配信は、設定したスケジュールに沿ったペースで行われ、指定した時間に終了しますが、予定していた配信期間が終わってから最大 1 時間後までクリック数が記録されていることがあります。このクリック数はエラーではなく、予定していた期間に発生したものです。
レポートには、すべてのインプレッションがパブリッシャーのタイムゾーンで表示されます。曜日と時間を [ユーザーのタイムゾーン] に設定した場合でも、レポートにはパブリッシャーのタイムゾーンでの配信が反映されます。
例
パブリッシャーのタイムゾーンはニューヨーク(東部時間)で、ユーザーのタイムゾーン(ロサンゼルス)の午後 6~9 時に広告を配信するよう設定しているとします。この場合、ロサンゼルス(太平洋時間)のユーザーには、現地時間に基づいて、指定した時間帯に広告が表示されます。ただしレポートでは、これらのユーザーへのインプレッションは東部時間の午後 9 時~深夜 0 時に発生したものとして表示されます。