AdSense または Ad Exchange をリンクする
AdSense サービスや Ad Exchange プロパティをリンクすると、購入者が AdSense または Ad Exchange 広告申込情報を通じて広告枠にアクセスできるようになります。
- コンテンツ向け AdSense をアド マネージャーにリンクできます。検索向け AdSense はアド マネージャーにリンクできません。
- 広告枠のタイプごとに専用の複数の Ad Exchange アカウントをリンクできます
ネットワークで Ad Exchange プロパティとのリンクを解除または無効にしても、そのプロパティを使用している既存の広告申込情報には影響がなく、そのプロパティに対するトラフィックは引き続き記録されます。
- ネットワークがアカウントのリンクに対応していない可能性があります。詳細については、サポートにお問い合わせください。Ad Exchange アカウントをまだお持ちでない場合は、営業担当者に問い合わせるか、Google のパートナーにサポートを依頼して、アカウントを作成してください。
- アカウントをお持ちでまだご利用を開始していない場合は、Google アド マネージャーで AdSense を設定する方法をご確認ください。
- お客様のユーザー役割にはこのオプションを表示または編集する権限が与えられていません。アカウントをリンクするには、アド マネージャーのネットワーク管理者にお問い合わせください。
- リンクされたアカウントは、クライアント管理(MCM)では使用できません。リンクされたアカウントと MCM の設定方法について
ご利用開始
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[リンクされたアカウント] に移動します。
- Ad Exchange プロパティをリンクするには、[Ad Exchange]、[新しい Ad Exchange リンク] をクリックします。
- AdSense サービスをリンクするには、[AdSense]、[新しい AdSense リンク] をクリックします。
-
ウェブ プロパティ コードを入力します。プロパティのタイプは、アド マネージャーの広告枠のタイプに合わせます。プロパティ コードは、AdSense または Ad Exchange アカウントに関連付けられたパブリッシャー ID と、広告枠タイプの識別子で構成されています。
- 表示名を入力します。これは、AdSense または Ad Exchange 広告申込情報を作成する際に選択する名前になります。
- 連絡先メールアドレスを入力します。AdSense または Ad Exchange へのログインに使用するメールアドレスを指定してください。
- アカウント確認用の情報として、AdSense または Ad Exchange アカウントに関連付けられた郵便番号や電話番号(末尾 5 桁)などを入力します。
- [保存] をクリックします。
アド マネージャーによるリンクの確認には、しばらく時間がかかる場合があります。リンクが無事に設定されると、[リンクされたアカウント] セクションに新しいネットワークが「保留」ステータスで表示されます。Ad Exchange の場合、他の手順は必要ありません。
ウェブ プロパティ コード
プロパティ コードは、AdSense または Ad Exchange に関連付けられたパブリッシャー ID(「pub-1234567890
」形式)と、広告枠のタイプの識別子で構成されています。広告枠のタイプは 4 つあり、それぞれにプロパティ コードがあります。
- ディスプレイ: プレフィックス
ca-
例:
i-gno/re-d1234567890
- モバイルアプリ: プレフィックス
ca-mb-app-
Example:
ca-mb-app-pub-1234567890
- インストリーム動画とオーディオ: プレフィックス
ca-video-
Example:
ca-video-pub-1234567890
- ゲーム: プレフィックス
ca-games-
Example:
ca-games-pub-1234567890
AdSense の使用
アカウントをリンクするには、AdSense でアド マネージャーへのサードパーティ アクセス権を有効にする必要があります。
AdSense リンクを有効にする
- AdSense でメニュー
をクリックします。
- 設定
、[アクセスと認証]、[サードパーティによるアクセス] をクリックします。
- アド マネージャー ネットワークのリクエストを見つけて [承認] をクリックします。
Ad Exchange を使用する
リンクされた Ad Exchange アカウント用の設定
Ad Exchange リンクを有効にすると、リンク済みアカウントの設定を行えるようになります。リンク済みアカウントの設定や編集を行うには、その表示名をクリックします。
表示名
この名前は、アド マネージャー ネットワークの広告担当者がアカウント名を識別できるようにするためのものです。この表示名は、Ad Exchange アカウントの実際の名前と一致する必要はありません。
ダイナミック アロケーションのデフォルト
このプロパティ コードの広告枠でダイナミック アロケーションを有効にするには、この設定をオンにします。動画とゲームの両方のウェブ プロパティをお持ちの場合は、どちらか 1 つのプロパティ タイプについてのみ、この設定を有効にしてください。この設定についてご不明な点がある場合は、サポートにお問い合わせください。
プログラマティック直接取引
プログラマティック直接取引では、優先取引とプログラマティック保証型取引の交渉を行うことができます。
アカウントをリンクしてオーディエンス拡張を使用する
こうすると、Ad Exchange やディスプレイ&ビデオ 360 のアカウントと自社オーディエンス セグメントを共有できます。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[リンクされたアカウント] の順にクリックします。
- [オーディエンス拡張]、[新しいオーディエンス拡張リンク] をクリックします。
-
お客様 ID を入力します。認定バイヤーの場合、これは認定バイヤー アカウントのお客様 ID です。ディスプレイ&ビデオ 360 の広告主の場合は、ディスプレイ&ビデオ 360 管理画面の広告主名の横にある番号です。
-
広告主タイプとして [Ad Exchange] または [ディスプレイ&ビデオ 360] を選択します。
-
[確認] をクリックします。
リンク済みの Google アナリティクス アカウントを確認する、またはアカウントのリンクを解除する
Ad Exchange のデータを Google アナリティクスで確認できるようにするには、Google アナリティクスと Ad Exchange をリンクします。リンク済みの Google アナリティクス アカウントを確認する、またはアド マネージャーとのアカウントのリンクを解除するには、次の手順を行います。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[リンクされたアカウント] の順にクリックします。
- [Google アナリティクス 4 プロパティ] をクリックします。
送信元の Ad Exchange アカウントを管理する
- Google アド マネージャーにログインします。
- [管理者]、[リンクされたアカウント] の順にクリックします。
- [送信元の Ad Exchange] をクリックします。
- [操作] で、次のいずれかを選択します。
- アド マネージャー アカウントをリンクするには [有効] をクリックします。
- アド マネージャー アカウントのリンクを解除するには、[無効] をクリックします。
リンクのステータス
ステータス | 説明 |
---|---|
有効 | このアカウントとの関連付けは確認済みであるため、アド マネージャー アカウントではバックフィル クリエイティブの作成時にスロット候補を使用できます。 |
関連付けができません | 入力したウェブ プロパティ コードの形式が正しくありません。 |
無効 | 元の確認済みの情報に変更が加えられたため、アド マネージャーでは、このアカウントに保存された情報を確認できません。 |
関連付けられていない | アカウント情報がないか、AdSense または Ad Exchange でリンクが無効になっている、またはポリシー違反によりアカウントが不承認となっているため、スロット候補を使用してバックフィル クリエイティブを作成することはできません。 |
保留中 | スロット候補を使用してバックフィル クリエイティブを作成できるようにするには、アカウントのリンクを有効にする必要があります。AdSense のリンクを有効にする方法について |
拒否 | このアド マネージャー アカウントとの関連付けが拒否されたため、このアカウントではバックフィル クリエイティブの作成時にスロット候補を使用できません。このアカウントを使用するには、正しいアカウント情報を送信し、関連付けの確認を行ってください。 |
Ad Exchange での収益化の停止
Ad Exchange での収益化を停止する場合は、必要な変更を行います。
- ステータスが「準備完了」または「配信中」のすべての Ad Exchange 広告申込情報を「アーカイブ」または「一時停止」します。
- ステータスが「準備完了」、「配信中」、または「配信延長」の優先取引またはプログラマティック保証型の標準 / スポンサーシップ プロポーザル広告申込情報を含むすべての「販売済み」プロポーザルを「アーカイブ」または「一時停止」します。アーカイブまたは一時停止の操作がすべて完了し、対応する広告申込情報にプッシュされていることを確認します。場合によっては、購入者にもう一度「承認をリクエスト」する必要があります。
- 「有効」なすべての収益グループを「一時停止」または「削除」します。メディエーション固有の収益グループを「有効」にしておくには、「広告枠の除外」の保護機能を作成して、メディエーション固有の収益グループのターゲットとなっている広告枠に対する間接的な需要をすべてブロックします。
- [停止] または [アーカイブ] をクリックして、「実行中」のプライベート オークション取引をすべて停止します。
- 有効なマーケットプレイス パッケージを「アーカイブ」します。
- 利用可能なすべての環境タイプ(「ディスプレイ」や「モバイルアプリ」など)で、すべての「有効な」優先交渉権の価格設定ルールを「無効」にします。すべての広告枠で優先交渉権をブロックする 1 つの「有効」優先交渉権の価格設定ルールがあることを確認します。
該当する変更をすべて完了したら、[管理者]、[リンクされたアカウント]、[Ad Exchange] の順に移動して、リンクされている Ad Exchange ウェブ プロパティをすべて「削除」します。