クリック文字列(クリックタグとも呼ばれます)は、ユーザーを広告のリンク先に誘導する URL の一部です。クリック文字列はウェブブラウザまたはモバイルアプリのディスプレイ広告から取得でき、配信される広告のエンコード情報が含まれます。
この記事では、ウェブブラウザまたはモバイル デバイスでクリック文字列を取得する手順について簡単に説明します。これは、広告配信の問題のトラブルシューティングに役立ちます。
高度なケースでは、その他のツールとリソースが表示されます。
このページの内容
- ウェブブラウザまたはモバイル デバイスの広告からクリック文字列を取得する
- Google アド マネージャーのトラブルシューティング ツールを使用する
例
有効なクリック文字列には、その文字列を配信したシステムへの参照が含まれます。以下はその例です。
googleads.g.doubleclick.net/aclk…
またはadclick.g.doubleclick.net/pcs/click…
クリック文字列を取得する
ウェブブラウザの場合
広告を右クリックしてリンクのアドレスをコピーします。広告を右クリックできない場合は、パソコンのインターネット接続を無効にして広告をクリックし、ブラウザのアドレスバーの URL をコピーします。
その他のツールとリソース
ブラウザと組み合わせて使用できる、広告のクリック文字列を探すおすすめのツールは他にもいくつかあります。
- Google Chrome を使用する: Chrome のデベロッパー ツールを使って、クリック文字列などのクリック中間目的地を含むすべてのトラフィックをキャプチャできます。デベロッパー ツールを使用して、ネットワーク アクティビティを検査したり、すべてのリクエストを HAR ファイルに保存したりする方法をご覧ください。
- Charles プロキシを使用する: Charles ウェブデバッグ プロキシ アプリケーションをインストールして使用すると、クリック文字列に加え、その他の広告情報も取得できます。Charles プロキシの詳細
- ブラウザ拡張機能を使用する: ブラウザの拡張機能が役立つ可能性があります。この拡張機能を使用すると、パソコンのインターネット接続を無効にしなくてもクリック文字列を取得できます。
モバイル デバイスの場合
まず、広告を長押ししてから [URL をコピー] をタップします。
うまくいかない場合は、インターネットやモバイル サービスの通信をすべて切断してから、広告をクリックまたはタップします。通信が切断されているためブラウザ ウィンドウで広告が読み込まれることはありませんが、このとき表示される URL がクリック文字列です。この方法はパソコンでも使用できます。
Safari または Firefox を使用している場合など、この方法がうまくいかない場合は、次の手順に沿ってモバイル デバイスからクリック文字列を取得してください。
iOS
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広告を表示します。
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広告の見出しを指で押しながら上にスワイプします。
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[コピー] または [共有] を選択します。
Android
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広告を表示します。
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広告の見出しを指で押します。
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[リンクのアドレスをコピー] を選択します。
Google アド マネージャーのトラブルシューティング ツールを使用する
また、各種トラブルシューティング ツールを使用して Google アド マネージャーの特定の問題を診断し、一般的な問題の解決策(広告申込情報が配信されない理由や、広告タグが正しく設定されているかどうかなど)を特定することもできます。