この記事では、パブリッシャー様がセキュア シグナルの値を独自に収集して広告リクエストに含める方法について説明します。この方法は、Google パブリッシャー タグ ライブラリ(GPT)や Interactive Media Ads(IMA)SDK の使用が必ずしも適切でないコネクテッド テレビ広告枠で特に有効です。
このページの内容:
GPT または IMA SDK を使用している場合は、Google アド マネージャーがセキュア シグナルを収集して入札リクエストで送信します。ただし、パブリッシャー様がサポートされている SDK のいずれも使用できない、または使用しない場合は、セキュア シグナルの値を独自に収集して広告リクエストに含めることができます。
こうしたユースケースと要件が最も一般的なのはコネクテッド テレビ広告枠です。
パブリッシャー様が独自の広告リクエストを作成する場合も、セキュア シグナルを個別に収集し、広告リクエストに含めることができます。
要件
IMA SDK を使用せずにセキュア シグナルの統合をサポートするには、次の作業を行います。
- 広告リクエストで送信するすべてのシグナルを記述した
json
を作成します。必須ではありませんが、広告リクエストの送信時間を短縮するため、キャッシュ メカニズムを実装することをおすすめします。 json
をウェブセーフ base64 でエンコードされた文字列に変換します。- 広告リクエストを作成し、エンコードされた文字列を値として含む
SSJ
パラメータを追加します。 - シグナルが購入者に通知された後は、購入者が受け取った情報を破棄する責任を負います。
技術情報
JSON
です。1 つは SOURCE1
というサードパーティのシグナル プロバイダから提供されるシグナルです。もう 1 つはパブリッシャーのカスタム セキュア シグナルで、パブリッシャーのネットワーク コードにちなんで 123 という名前になっています。DATA1
は SOURCE1
シグナル プロバイダが提供する関数から取得され、DATA2
はパブリッシャーが作成した関数から取得されます。{
"signals": [
{
"source": "SOURCE1",
"data": "DATA1",
"isPubCreated": false
},
{
"source": "123",
"data": "DATA2",
"isPubCreated": true
} ]
}
source
: サードパーティ IdP のsource_id
(登録時にプロバイダにより共有)data
: シグナル プロバイダのライブラリ出力isPubCreated
:false
に設定
source
: パブリッシャーのネットワーク コード
data
: ビッダーがデコード可能なパブリッシャー作成のシグナルisPubCreated
:true
に設定
JSON.stringify()
の実行後
[]"signals":"{"source":"SOURCE1","data":"DATA1","isPubCreated":false},{"source":"123","data":"DATA2","isPubCreated":true}]]
eyJzaWduYWxzIjpbeyJzb3VyY2UiOiJTT1VSQ0UxIiwiZGF0YSI6IkRBVEExIiwiaXNQdWJDcmVhdGVkIjpmYWxzZX0seyJzb3VyY2UiOiIxMjMiLCJkYXRhIjoiREFUQTIiLCJpc1B1YkNyZWF0ZWQiOnRydWV9XX0=
eyJzaWduYWxzIjpbeyJzb3VyY2UiOiJTT1VSQ0UxIiwiZGF0YSI6IkRBVEExIiwiaXNQdWJDcmVhdGVkIjpmYWxzZX0seyJzb3VyY2UiOiIxMjMiLCJkYXRhIjoiREFUQTIiLCJpc1B1YkNyZWF0ZWQiOnRydWV9XX0%3D