以前の通話機能から新しい Meet の通話機能への移行

重要:

  • 以前の通話機能(旧称 Duo)が Meet 通話機能にアップグレードされます。Meet 通話には、自動字幕起こし、通話中のチャット、重ねて適用できるエフェクト、クラウドでの暗号化、画面共有といったさまざまな機能が備わっています。
  • Meet の通話機能への移行に伴い、以前の Duo 形式の通話機能の一部がアップグレードされます。一方でファミリー モード、モーメント、ノック機能といったいくつかの機能が利用できなくなります。
  • 以前の(Duo)メッセージ機能は 2025 年 9 月に削除されます。以前の通話履歴とメッセージは、削除される前にエクスポートできます。

メッセージと以前の(Duo)通話履歴をエクスポートする方法

新しい通話機能を利用するには、Meet アプリを最新バージョンに更新してください。このアップデートが加わった最新バージョンの Meet を通話の参加者全員が使用している場合は、新しい通話機能を使用していることがアプリ内のプロンプトで通知されます。そうでない場合は、デフォルトで以前の Meet 通話機能を使用することになります。すべてのユーザーが更新版の Meet アプリを使用するようになった段階で、以前の通話機能は使用できなくなります。

新しい Meet の通話機能

クイックリンク

主な相違点

通話機能の利用開始

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

個人アカウントで Meet を設定すると、以前の通話用アカウントが自動的に登録されます。

以前の通話用アカウントをまだお持ちでない場合は、以前の通話用アカウントを追加する方法をご覧ください。

ヒント: 以前の通話用アカウントをすでにお持ちの場合、[設定] をタップすると下部に [通話の設定(従来)] と表示されます。以前の通話用アカウントを変更する方法
  • 個人アカウントのユーザー: 通話に参加している全員が最新バージョンの Meet を使用しており、アップデートをすでに受け取っている場合、通話はデフォルトで自動的に Meet 通話に切り替わります。
  • Business または Education のユーザー: Workspace アカウントまたは電話番号に直接通話を発信する場合、すべての Workspace ユーザーはクラウド暗号化された 1 対 1 の Meet 通話を行うことができます。Meet 通話を行う方法
ヒント: 他のユーザーが Meet やその他の Google サービスからあなたの電話番号に連絡できるようにすることができます。電話番号を追加、確認、変更する方法

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通話中に使える機能

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

ファミリー モード、モーメント、ノック機能は、以前の通話機能でのみご利用いただけます。

すべてのユーザーが以前の通話で利用できる機能は以下のとおりです。

  • ファミリー モード
  • モーメント
  • ミラーモード
  • ローライト モード
  • データ節約モード

ヒント: これらの以前の通話機能は新しい Meet の通話機能ではご利用いただけなくなりますが、ほとんどの機能には代替機能があります。

通話中のチャット、自動字幕起こし、画面共有といったエンタープライズ対応の Meet 機能を使用できます。

新しい Meet 通話機能で利用できる機能は以下のとおりです。

  • 通話中のチャット
  • 自動字幕起こし
  • 画面共有
  • 重ねて適用できるエフェクト
  • アドオン
  • タブレットおよび折りたたみ式タブレット用の改良版レイアウト
  • 挙手
  • Workspace のエディションまたは Google One メンバーシップに依存する Meet のプレミアム機能

以前の通話機能の代替機能:

以下の以前の機能は、新しい Meet の通話機能ではご利用いただけません。

  • ファミリー モード
  • ミラーモード
  • ノック機能

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通話開始前に使える機能

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

メッセージ、メモ、絵文字を送信したり、以前の通話機能を使った通話を開始したりできます。

連絡先をタップすると、デフォルトで以前の通話機能が開始されます(全員が最新バージョンの Meet を使用していて、アップデート済みの場合を除く)。既存のグループ通話では、引き続き以前の通話機能が使用されます。

すべてのユーザーが以前の通話機能の通話開始前の画面で利用できる機能は、以下のとおりです。

  • メッセージの送信
  • メモの送信
  • 絵文字の送信

ヒント: 以下が該当する場合、アップデートはまだリリースされていません。

  • 通話開始前の画面に [従来の通話が開始されます。説明] と表示され、他の部分は上の画像のよう表示されている。

メッセージやメモを送信したり、Meet 通話を開始したりできます(追加の暗号化は任意)。

連絡先をタップするか、新しいグループ通話を開始すると、通話開始前の画面がデフォルトで新しい Meet の通話機能に切り替わります(全員が最新バージョンの Meet を使用していて、アップデート済みの場合)。

個人アカウント間の Meet の通話の開始前に利用できる機能は、以下のとおりです。

以前の通話機能のうち、利用できない機能は以下のとおりです。

  • 通話開始前の画面での絵文字の送信: この機能は通話中にのみ使用できます。

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暗号化の違い

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

以前の通話機能では、通信データを保護するセキュリティ対策として常にエンドツーエンドの暗号化が適用されます。エンドツーエンドの暗号化により、発信者と通話相手だけがアクセス可能なコードで通話データがマスクされます。

エンドツーエンドの暗号化が適用された通話には、次のアイコンが表示されます。

  • 鍵が付いた盾のアイコン Additional Encryption Icon
    • このアイコンをタップすると、[エンドツーエンドの暗号化] と表示されます。
  • 以前の通話機能: 鍵が付いた盾のアイコンに続けて [エンドツーエンド暗号化] と表示されます。全画面表示に切り替えるとこの表示は消えます。
通話と会議の暗号化について

Meet 通話にはデフォルトでクラウドでの暗号化が適用され、通話中のメッセージ、リアクション、アドオン、アンケート、Q&A などの機能でクラウド暗号化を利用できます。ユーザーの情報は、転送中も Google データセンターでの保管時も暗号化されます。

個人アカウントのユーザー: エンドツーエンドの暗号化を追加するには、通話開始前の画面で [追加の暗号化] をオンにします。

  • この機能は、個人アカウントを持つユーザー同士の通話でのみご利用いただけます。この設定をオンにして Business アカウントまたは Education アカウントに通話を発信しようとすると、[このユーザーの組織では、エンドツーエンド暗号化通話の受信が許可されていません] というエラーが表示されます。
  • 追加の暗号化をオンにすると、サポートされていないクラウド暗号化機能がグレー表示されます。以下に例を挙げます。
    • 通話中のメッセージ
    • リアクション
    • アンケートや Q&A などのアクティビティ
    • 不正行為を報告する機能

Business アカウントまたは Education アカウントのユーザー: [追加の暗号化] の切り替えボタンは使用できず、通話は常にクラウドで暗号化されます。

次のアイコンで暗号化の種類を確認できます。

  • クラウドでの暗号化:
    • 鍵が付いていない盾のアイコン Cloud Encryption Icon をタップすると、[この通話はクラウドで暗号化されます] と表示されます。
  • 追加の暗号化:
    • 鍵が付いた盾のアイコン Additional Encryption Icon をタップすると、[この通話では追加の暗号化が使用されています] と表示されます。
    • 通話中は、鍵が付いた盾の青いバッジ Blue lock badge icon が表示されます。

通話と会議の暗号化について

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グループ通話

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様
引き続き、既存のグループを使用して以前のグループ通話を行えます。新しいグループ通話は、Meet のグループ通話で行われます。
  1. デバイスで Meet アプリ を開きます。
  2. [新規] 次に [グループ通話] をタップします。
  3. 検索バーで、グループ通話に含める連絡先を最大 31 件選択できます。
    • Meet 通話を受信できない連絡先をタップすると、「[連絡先名] さんはリンクからのみ参加できます。通話の開始後に Meet のリンクを共有してください」というメッセージが表示されます。
  4. [次へ] をタップして、次のいずれかを行います。
    • [発信] Camera をタップします。
      • Meet 通話を受信できるユーザーに、着信音が鳴ります。
      • 通話の開始後、グループに追加した連絡先が Meet 通話を受信できない場合は、[リンクを共有] をタップすることができます。
        • その連絡先は、共有した Meet のリンクから通話に参加できます。
    • [リンクを作成して共有] をタップします。
      • このオプションは、グループに追加したすべての連絡先が Meet 通話の着信を受け取れない場合に表示されます。代わりに Meet のリンクを共有して、リンクから参加してもらうことができます。
        1. リンクをコピーするか、[共有] をタップします。
        2. [参加] をタップします。
        3. 共有したリンクから他のユーザーが通話に参加するのを待ちます。

ヒント:

  • グループ通話は、通話に参加した連絡先のリストとして履歴に保存されます。共有リンク経由で参加した連絡先は含まれません。これらのグループに名前を付けることはできません。
  • 履歴に保存されたアイテムからユーザーを追加または削除することはできませんが、必要なユーザーと新しいグループ通話を開始することは可能です。
  • 既存のグループを使用して、以前のグループ通話を引き続き行えますが、新しいグループ通話は Meet のグループ通話で行われます。
  • ウェブでグループ通話を行うには、meet.google.com/calling にアクセスします。

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メッセージ

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

通話中: 以前の通話機能では、通話中にメッセージは利用できません。

通話前: すべてのユーザーは以前の通話開始前の画面からメッセージを送信できます。メッセージを送信、確認する方法

通話中: 通話中にチャット メッセージを送信するには、通話中の画面右下にあるその他アイコン 次に [通話中のメッセージ] をタップします。

ヒント: Business または Education の Workspace のユーザーの場合、この機能を使えるかどうかは管理者によって制御されます。Meet の設定を管理する方法

通話前: Meet の通話開始前の画面からメッセージを送信できるのは、個人アカウントでログインしているユーザーのみです。メッセージを送信、確認する方法

現在のところ、動画メッセージと音声メッセージは 1 デバイスにつき 1 つのアカウントでのみご利用いただけます。また、Business のユーザーにはご利用いただけません。

メッセージの送受信機能を別のアカウントに移すことができます。

重要: この操作を行うと、現在のアカウントのすべてのメッセージが削除されるため、事前に保存しておきたいメッセージをエクスポートしてください

  1. Google Meet アプリ を開きます。
  2. メッセージがあるアカウントで、メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話(従来)] をタップします。
    • ヒント: メッセージがあるアカウントを確認するには、メニュー アイコン 次に [設定] をタップします。正しいアカウントにログインしている場合は、メッセージが表示されます。
  3. [以前の通話用アカウント] 次に [通話用アカウントを削除] をタップします。
  4. メッセージがないアカウントで、メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話用アカウント(従来)を追加] をタップします。

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設定の場所

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様
  • 以前の通話用アカウントをお持ちで、以前の通話機能のみの機能の設定にアクセスするには、メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話の設定(従来)] をタップします。
  • ノック機能、ローライト モード、ミラーモード、モーメント、データ節約モードといった以前の通話機能の設定を確認するには、次の手順で操作します。
    1. メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話の設定(従来)] をタップします。
    2. [通話中の設定] をタップします。
  • 以前の通話用アカウントを変更するには、次の手順で操作します。
    1. メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話の設定(従来)] をタップします。
    2. [以前の通話用アカウント] をタップします。

以前の通話用アカウントを変更する方法

以前の通話機能に関連しない Meet の通話設定または会議の設定を確認するには、メニュー アイコン 次に 設定] をタップします。

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連絡先

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様
以前の Meet 通話機能には、ローカル デバイス上の連絡先のみが使用されます。Meet がローカル デバイス上の連絡先にアクセスできるようにするには、オペレーティング システム(OS)の権限を付与する必要があります。

Meet 通話では、次の 2 か所の連絡先を使用できます。

個人アカウントのユーザーは、[連絡先からの通話のみ受信する] をオンにできます。

  1. メニュー アイコン 次に [設定] 次に [全般] をタップします。
  2. [連絡先からの通話のみ受信する] をオンにします。
    • ヒント: この連絡先には、[その他の連絡先] に表示されている連絡先も含まれます。

Business または Education:

  • 管理者は、組織のユーザーに Meet 通話をかけることができるユーザーを制限できます。
  • デフォルトでは、組織のユーザーは連絡先および組織内の他のユーザーからのみ Meet 通話を受信できるように設定されています。管理者は、ユーザーがドメイン外から 1 対 1 のビデオ通話を発信または受信できるよう、管理コンソールで設定することができます。

    ヒント: 管理コンソールの設定の影響を受けるのは Google Meet の通話機能のみです。以下の機能は影響を受けません。

    • 以前の通話機能サービス
    • Google Chat での通話
    • 会議に参加するための機能

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通話履歴

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

以前の通話機能の通話履歴は、通話が行われたデバイスにのみ保存されます。

以前の通話機能の履歴を確認、削除、エクスポートするには、次の手順で操作します。

  1. メニュー アイコン 次に [設定] 次に [通話の設定(従来)] をタップします。
  2. [以前の通話用アカウント] 次に [以前の通話履歴を管理] をタップします。
Google Meet の履歴を管理する方法

Meet 通話の履歴は Google のサーバーに一元的に保存され、そのアカウントでログインしているすべてのデバイス間で同期されます。使用したデバイスに関係なく、すべての Meet 通話の検索、削除、エクスポートができます。

Meet の通話履歴を確認、削除、エクスポートするには、メニュー アイコン 次に [設定] 次に [履歴] をタップします。

Google Meet の履歴を管理する方法

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ノック機能で着信相手を確認する

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

ノック機能は、以前の通話機能でのみ利用できます。

以前の通話機能を使用する場合、相手の連絡先にあなたが登録されていれば、相手のデバイスが鳴っている間、あなたのライブ プレビュー動画が表示されます。相手が応答するまで相手のライブ プレビュー動画は表示されません。
ノック機能をオフにする方法
これは以前の通話機能であり、Meet の通話機能ではご利用いただけません。

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Workspace ユーザーに対する管理者向け設定

以前の通話機能 Meet の通話機能: 新しい仕様

Business ユーザーと Education ユーザーの場合:

管理者は、Meet へのアクセスを制御するだけでなく、組織のユーザーに Meet 通話をかけることができるユーザーを制限することもできます。

組織内のユーザーが通話を受けられないようにするには、通話制限を設定します。次のオプションから選択してください。

  • デフォルトでは、組織のユーザーは連絡先および組織内の他のユーザーからのみ Meet 通話を受信できるように設定されています。
  • ユーザーはすべての通話を受けられます
  • ユーザーは通話を受けられません

通話制限について

組織内のユーザーが発信できる通話に制限をかける場合は、以下のいずれかを選択できます。
  • Meet の通話作成機能をオフにして、ユーザーから発信したり会議を開始したりできないようにする。ただし、今までどおり他のユーザーから通話を受け、また他のユーザーが作成した会議に参加することはできます。
  • モバイル デバイス管理(MDM)を使用して、組織で使用しているデバイスでの Google Meet の通話機能をオフにする。

ヒント:

  • 通話制限は Meet の通話機能にのみ適用されます。以下の通話機能には適用されません。
    • 以前の通話機能サービス(旧称: Duo)
    • Google Chat での通話
    • 会議に参加する機能
  • アクセス制限を設定すれば、ユーザーが受けられる通話をさらに制限できます。以前の通話機能をオフにする方法

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