Gemini in Google スプレッドシートを使用すると、次のことが可能になります。
- テーブルを作成する。
- 数式を作成する。
- データを分析して分析情報を生成する。
- グラフを作成する。
- ドライブ内のファイルや Gmail 内のメールを要約する。
- 条件付き書式の適用、新しいピボット テーブルの作成、新しいプルダウンの作成、表の並べ替えやフィルタなどの操作を行う。
機能の提供状況
- この機能は、Google Workspace Labs(早期アクセス用テスト プログラム)でご利用いただけます。
- Google Workspace Labs 機能を無効にするには、Workspace Labs プログラムの利用を終了します。
- この機能は、対象となる Google Workspace または Google One AI プレミアムのサブスクリプションでもご利用いただけます。Gemini の機能とプランの詳細
サポートされている言語
一部の言語では、Gemini in Google スプレッドシートのサイドパネルを使用できます。対応言語については、こちらをご覧ください。
Gemini in Google スプレッドシートを使ってみる
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで、プロンプトの候補を選択するか、独自のプロンプトを作成します。候補を選択する
- 候補のリストから選択します。
- 他の候補を表示するには、[他の候補を表示] を選択します。
- 下部のプロンプト ボックスで、サンプル テキストを目的の情報に置き換えます。
- Enter キーを押します。
- 下部のプロンプト ボックスにプロンプトを入力します。
- Enter キーを押します。
- 候補のリストから選択します。
- 省略可: 履歴を削除するには、その他のオプション
履歴を削除する] をクリックします。
ヒント:
- 履歴が失われないようにするには、生成された出力をスプレッドシートに挿入します。会話の履歴は、以下の場合に失われます。
- ブラウザを更新する。
- スプレッドシートを閉じてから再び開く。
- パソコンがオフラインになる。
- 現在のところ、Gemini in Google スプレッドシートでは一度に 1 つの範囲のみ参照できます。出力の生成時に適切な結果を得られるように、Gemini が回答で使用するデータ範囲内のセルにカーソルを置いてください。
Gemini in Google スプレッドシートの操作
アクション |
説明 |
Gemini に相談 |
Gemini を開きます。 |
その他のオプション |
最近の Gemini の履歴を削除して、別の候補を表示します。 |
展開 |
Gemini を拡大します。 |
折りたたむ |
Gemini を元のサイズに戻します。 |
閉じる |
Gemini を閉じます。 |
履歴を削除する |
ドキュメントにまだ挿入していない生成されたテキストと画像をすべて削除します。 |
他の候補を表示 |
Gemini によるその他の候補を表示します。 |
他の画像の候補を表示する |
Gemini によるその他の画像の候補を表示します。 |
挿入 |
生成されたテキストをスプレッドシートに挿入します。 |
画像を挿入 |
生成された画像をスプレッドシートに挿入します。 |
コピー |
候補をコピーします。 |
再試行 |
Gemini で別の回答を生成します。 |
Google 検索でもう一度試す |
Google で検索して、質問やリクエストに関する詳細情報を確認します。 |
もっと見る |
Gemini からの回答をさらに表示します。 |
表示を減らす |
Gemini からの回答を最小化します。 |
役に立った |
Gemini からの回答について好意的なフィードバックを送信します。 |
役に立たなかった |
Gemini の回答に関する問題を報告します。 |
コードを表示 |
出力の生成に使用されたコードを表示します。 |
コードを非表示 |
出力の生成に使用されたコードを非表示にします。 |
Gem |
反復的なタスクにかかる時間を節約するために、Gem とチャットするか、独自の Gem を作成します。 |
Gemini in Google スプレッドシートにリクエストする
Gemini でスプレッドシートを要約するデータを含むスプレッドシートを開くと、サイドパネルにスプレッドシートの要約が表示されます。
次のことが可能です。
- 生成されたコンテンツの要約をすべて表示するには、もっと見る をクリックします。
- 生成されたテキストに関するフィードバックを送信するには、「役に立った」アイコン(
)、または「役に立たなかった」アイコン(
)をクリックします。
Gemini には、以下のこともリクエストできます。
- スプレッドシートをより的確に理解する。プロンプトの例:
- 「このスプレッドシートを要約して。」
- 「5 歳児でもわかるように、このスプレッドシートについて説明して。」
スプレッドシートの要約を表示するには、次のショートカットを使用します。
- Mac の場合: ⌘+control+N キーを押します。
- Windows の場合: Ctrl+Alt+N キーを押します。
Gemini を使用して Google スプレッドシートにテーブルを作成できます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで、プロンプトを選択するか、独自のプロンプトを作成します。 プロンプトの例:
- 「終日のチームイベントの予定表を作成して。」
- 「国立公園に行く旅行のプランを作成して。」
- 「マーケティング用のソーシャル メディア トラッカーを作成して。」
- Enter キーを押します。
- (任意):
- テーブルをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
)をクリックします。
- 別のバージョンを表示するには、再試行アイコン(
)をクリックします。
- テーブルを挿入する前に調整するには、プロンプトを追加します。プロンプトの例:
- 「別のアクティビティを 5 行追加して。」
- 「費用の詳細を追加して。」
- 生成されたテーブルに関するフィードバックを送信するには、「役に立った」アイコン
または「役に立たなかった」アイコン
をクリックします。
- テーブルをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
Gemini を使用して、スプレッドシートで数式を生成してもらうことができます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- いずれかのセルに
=
と入力して開始することもできます。 - 次に、ショートカットを使用します。
- Windows、ChromeOS の場合: Ctrl+Alt+G キー
- Mac OS の場合: ⌘+control+G キー
- いずれかのセルに
- サイドパネルで、シートの参照または汎用的なセル名を使用して独自のプロンプトを作成します。プロンプトの例:
- 「ゴール数を試合数で割る数式を作成して。」
- 「範囲 D:G でセル C1 の値を探して、その行の G 列にある値を出力する数式を作成して。」
- (任意):
- スプレッドシートに数式を追加するには、この数式を挿入するセルをクリックして、挿入アイコン
をクリックします。
- 別のバージョンを表示するには、再試行アイコン(
)をクリックします。
- 生成されたテーブルに関するフィードバックを送信するには、「役に立った」アイコン
または「役に立たなかった」アイコン
をクリックします。
- スプレッドシートに数式を追加するには、この数式を挿入するセルをクリックして、挿入アイコン
Google スプレッドシートで Gemini に画像の生成をリクエストすることができます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで独自のプロンプトを作成します。
- 例: 「眼鏡をかけた犬の画像を作成して。」
- 気に入った画像にカーソルを合わせて、次のことを行えます。
- 画像を挿入する: 挿入アイコン
をクリックします。
- 同じような画像を探す: [さらに生成] アイコン
をクリックします。
- 画像を挿入する: 挿入アイコン
- 次の操作も可能です。
- さらに画像を探す: 下部にある [さらに生成] アイコン
をクリックします。
- プロンプトを変更する: [プロンプトを編集] アイコン
をクリックします。
- 生成画像に関するフィードバックを送信する: 下部にある [役に立った] アイコン
または [役に立たなかった] アイコン
をクリックします。
- さらに画像を探す: 下部にある [さらに生成] アイコン
Gemini を使用して、シート内のデータに関する質問に回答してもらうことができます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで、シートの参照または汎用的なセル名を使用して独自のプロンプトを作成します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「この表の傾向を特定して。」
- 「このデータの回帰と予測を表示するにはどうすればよい?」
- 「このシートでどのような分析ができる?」
- 「食料品の月ごとの価格を教えて。」
Gemini を使用してグラフを生成できます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで、シートの参照または汎用的なセル名を使用して独自のプロンプトを作成します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「X 軸に日付、Y 軸に合計が表示されるグラフを作成して。」
- 「折れ線グラフを作成して。」
- 「税引き後の支給金に対する経費の割合を示すグラフを作成して。」
- 「今月の経費を分析したグラフを作成して。」
ヒント: 生成されたグラフは編集できません。グラフはスプレッドシートのデータとのリンクが解除された静的な画像です。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- プロンプトを使用してスプレッドシートを編集するには、サイドパネルで、実行するアクションについて説明するプロンプトを入力します。プロンプトの例:
- 「100 未満の値をハイライト表示して。」
- Gemini は、提案されたアクションの詳細を含む「アクションのプレビュー カード」を生成します。「アクションのプレビュー カード」で [適用] をクリックします。
- プレビュー カードが [処理中です…] ダイアログ ボックスに変わります。
- アクションが完了すると、設定アイコン
と「元に戻す」アイコン
が表示されます。
- 設定: 設定アイコン
をクリックすると、ピボット テーブルのパラメータや条件付き書式ルールの調整など、アクションの設定を行えます。
- この機能は、設定が変更可能なアクションに対してのみ使用できます。
- 元に戻す: アクションで目的の結果が得られない場合は、「元に戻す」アイコン
をクリックします。
- この機能は、目的の結果が得られるまで繰り返し使用できます。
- 設定: 設定アイコン
Gemini に次のアクションを実行するようリクエストします。
条件付き書式を適用する
特定の条件(特定の数値未満の値や重複するエントリなど)に基づいてセルをハイライト表示できます。
サイドパネルでプロンプトを入力します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「売り上げが 500 を超える行をハイライト表示して。」
- 「条件付き書式を追加して過去の日付をハイライト表示して。」
新しいプルダウンを作成する
指定した範囲にプルダウン リストを作成したり、既存のデータをプルダウン リストに変換したりできます。
サイドパネルでプロンプトを入力します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「列 A に、[高]、[中]、[低] のオプションを含むプルダウンを作成して。」
- 「列 B を列 C の値を含むプルダウンに変換して。」
ヒント: 新しいプルダウン リストを作成する際に位置を指定しない場合は、右端の空の列に追加されます。
新しいピボット テーブルを作成する
ピボット テーブルを作成して、新しいシートまたは指定した範囲にデータをまとめることができます。
サイドパネルでプロンプトを入力します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「地域別の売上合計を示すピボット テーブルを作成して。」
- 「列 A に [ステータス]、値に [タスク数]、列に [優先度] を含むピボットを作成して。」
フィルタを適用
有効なテーブル コンテキストにフィルタを適用できます。
サイドパネルでプロンプトを入力します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「$1,000 を超える売り上げのみを表示して。」
スプレッドシートを並べ替える
有効なテーブル コンテキストを並べ替えることができます。
サイドパネルでプロンプトを入力します。以下にプロンプトの例を示します。
- 「日付を降順に並べ替えて。」
Gemini を使用して、ドライブのファイルを参照して Google スプレッドシートで回答を生成してもらうことができます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- サイドパネルで、ドライブのファイルを使用してテキストを生成するよう Gemini にリクエストします。
- 例: 「会議メモ: コアチームの進捗会議の要点を教えて。」
- 使用されたファイルを確認するには、回答の下部にある展開アイコン(
ソース] をクリックします。
- (任意):
- テキストをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
)をクリックします。
- 別のバージョンを表示するには、再試行アイコン(
)をクリックします。
- 生成されたテキストに関するフィードバックを送信するには、「役に立った」アイコン(
)、または「役に立たなかった」アイコン(
)をクリックします。
- テキストをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
Gemini を使用して、送信したメールを参照して回答を生成してもらうことができます。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- 右上にある Gemini in Google スプレッドシートのサイドパネル(
)をクリックします。
- サイドパネルで、Gemini に Gmail のメールを参照するようリクエストするプロンプトを入力します。
- 例: 「最新の月間レビューメールの内容を教えて。」
- 使用されたファイルを確認するには、回答の下部にある展開アイコン(
ソース] をクリックします。
- (任意):
- テキストをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
)をクリックします。
- 新しい候補を生成するには、再試行アイコン(
)をクリックします。
- 生成されたテキストに関するフィードバックを送信するには、「役に立った」アイコン(
)、または「役に立たなかった」アイコン(
)をクリックします。
- テキストをスプレッドシートに追加するには、挿入アイコン(
- 「カラースケールを使った条件付き書式の使い方を教えて。」
- 「重複を削除するにはどうすればよい?」
- 「ウェブ検索を使用して、カリフォルニア州マウンテン ビューの今日の天気を説明する文章を作成して。」
- 「ウェブ上の情報のみを使用して、雷が同じ場所に 2 回落ちる可能性があるかどうかを説明する文章の作成をサポートして。」
- パソコンで、右上の「Gemini に相談」アイコン
をクリックします。
- 右側のサイドパネルにある [Gem] をクリックします。
- 使用する Gem をクリックします。
- カスタム Gem またはプリメイド Gem を選択します。
- Gem との会話を開始するには、下部に質問やプロンプトを入力します。
生成された出力に関するフィードバックを送信する
Gemini for Google Workspace は常に学習中であるため、リクエストに応じられない場合があります。フィードバックは人が読む可能性があるため、個人情報や機密情報を含むデータは送信しないでください。
不正確または不適切な候補が生成された場合は、フィードバックを送信できます。お寄せいただいたフィードバックは、AI を利用した Workspace 機能の改善と、AI に関する Google の幅広い取り組みの改善に活用させていただきます。
- 生成された文章の右下にある、[役に立った]
または [役に立たなかった]
をクリックします。
- 役に立たなかったアイコン
を選択した場合は、問題のカテゴリを選択して追加のフィードバックを入力できます。
- 任意:
- フィードバックに添付されるデータを確認するには、下部のデータを選択します。
- プロダクトのエクスペリエンス向上に役立てるため、フィードバックにデータを含めたくない場合は、[収集したデータをフィードバックに添付する] の横にあるチェックボックスをオフにします。
- 任意:
- [次へ] をクリックします。
- フィードバックとともに共有できる追加コンテキストを確認します。フィードバックに追加コンテキストを追加しない場合は、[追加コンテキスト] の横にあるチェックボックスをオフにします。
- [送信] をクリックします。
この機能に関する一般的なフィードバックを送信するには、上部にある [ヘルプ] [スプレッドシートの改善にご協力ください] を選択します。
法的な問題を報告する場合は、リクエストを作成してください。
Gemini in Google スプレッドシートを無効にする
Google Workspace Labs のいずれかの機能をオフにするには、Workspace Labs を終了する必要があります。終了すると、Workspace Labs のすべての機能が完全に利用できなくなり、Workspace Labs に再参加できなくなります。詳しくは、Workspace Labs を終了する方法をご覧ください。
Workspace Labs 機能による候補について
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- Workspace Labs 機能を医療、法律、金融、またはその他の専門的な助言として利用しないでください。
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- Google では、Google のさまざまなプロダクト、サービス、機械学習テクノロジーについて、それらの提供、向上、開発に Workspace Labs のデータと指標を使用しています。
- また、Workspace Labs のデータは、人間のレビュアーによって読み取られ、評価され、注釈が付けられ、レビューされる可能性があります。重要な点として、Google が選択した入力データ(「プライバシーに関するお知らせ」に記載)を使用して出力を生成する際には、人間のレビュアーが閲覧する前に、Google はそれらのコンテンツと出力を集約化または仮名化します。ただし、Google へのフィードバックの一部として提供された場合はこの限りではありません。
- Gemini in Google スプレッドシートでの会話は、Gemini アプリ アクティビティに保存されません。Gemini in Google スプレッドシートの会話履歴を削除しても、Gemini アプリ アクティビティに保存されている情報は削除されません。詳しくは、Gemini アプリ アクティビティを削除する方法をご覧ください。
- 生成された画像は、Google スプレッドシート内でのみ使用できます。
- Workspace Labs で生成される画像は、Google スプレッドシート上でイメージを表現できるように設計されたもので、現実世界の状況を表すものではありません。
Google スプレッドシートでの Workspace Labs データの収集方法
Gemini in Google スプレッドシートのサイドパネルを使用する場合、Google は次のデータを使用し、保存します。
- 入力または選択したプロンプト
- 生成されるコンテンツ
- アクセス可能な Google Workspace コンテンツで、コンテンツの生成に参照されるもの(Google が選択した入力とユーザー提供の入力の両方)。
- Gemini in Google スプレッドシートのサイドパネルに関するフィードバック。
このデータの用途については、Google Workspace Labs のプライバシーに関するお知らせと利用規約をご確認ください。