この記事では、アプリの読み込み画面を収益化するための特別なフォーマットである、AdMob のアプリ起動時広告について説明します。この広告は、ユーザーがアプリを起動したとき、またはアプリに戻ったときに表示されます。アプリ起動時広告は、アプリの読み込み時にシームレスなユーザー エクスペリエンスを実現できるように設計されています。
この記事の内容
アプリ起動時広告のメリット
- ユーザー エクスペリエンスの向上: アプリの読み込み時または画面が切り替わるタイミングに自然に溶け込むようにデザインされています。
- 収益化の機会: 以前は収益化の対象にならなかった画面の読み込み時に収益を得ることができます。
導入に関するベスト プラクティス
広告のプレースメント
- アプリ起動時広告ユニットは、ユーザーがアプリを開いたとき、またはアプリに戻ったときにのみ表示します。
- アプリ起動時広告をスプラッシュ画面または読み込み画面に組み込みます。
- スプラッシュ画面がない場合は、アプリの起動時または切り替え時にすぐに広告を表示します。
- アプリ内のさまざまな読み込みエクスペリエンスに基づいて実装をカスタマイズします。
頻度
- 最大限の成果が得られるように、アプリのパフォーマンスを分析し、広告のフリークエンシー キャップを調整します。
- アプリ起動時広告では、4 時間に 1 回以上起動するアプリほど効果的です。アプリがこの使用パターンに合わない場合は、他の広告フォーマットの使用を検討してください。
競合を回避する
- アプリ起動時広告の直前または直後に別の広告を表示しないようにします。
- アプリ起動時広告を他の広告(バナー広告を含むコンテンツなど)の上に表示しないでください。
ポリシーの遵守
アプリ起動時広告は、AdMob のポリシーと制限事項(広告のプレースメントに関するポリシーを含む)に準拠している必要があります。Google Play のファミリー向けプログラム内のアプリでは、アプリ起動時広告を使用できません。
実装の例
次の例を使用して、アプリ起動時広告を実装します。
推奨される実装例以下の推奨の例では、アプリ起動時広告をアプリの読み込み画面の上に配置しています。読み込み画面は広告の下に表示されます。
以下の非推奨例では、広告は読み込み画面の後に配置され、広告の背後にコンテンツは表示されていません。
以下の非推奨例では、アプリのコンテンツが表示された後に広告が配置されています。アプリ起動時広告は、ユーザーがアプリのコンテンツを操作できるようになる前に表示する必要があります。
このような実装は必ずしもポリシーに違反しているわけではありませんが、ガイドラインを遵守すれば、無効なアクティビティの原因を排除し、アプリでの広告掲載が停止される事態を回避できます。