カスタム イベントを使用すると、サポートされている広告ソースではない広告ソースに対して、ウォーターフォール メディエーションを設定できます。まず、組み込みたい広告ソースに対応するカスタム イベント アダプタを実装する必要があります(手順: Android、iOS)。
次に、以下の手順でカスタム イベントをメディエーション グループに追加します。
注: カスタム イベントを設定できるのは 1 回だけです。複数のカスタム イベントを使用するには、そのカスタム イベントに別のマッピングを追加します。
- https://admob.google.com から AdMob アカウントにログインします。
- サイドバーで [メディエーション] をクリックします。
- [ウォーターフォール ソース] タブをクリックします。
- [広告ソースを設定] をクリックします。
- [カスタム イベントを追加] をクリックします。
- [マッピングを追加] をクリックします。複数のカスタム イベントを含めるには、追加のマッピングを設定する必要があります。
- マッピング名など、マッピングの詳細を追加します。各広告ユニットのクラス名(必須)とパラメータ(省略可)を入力します。通常、オプションのパラメータには、広告を読み込む際にカスタム イベントによって使用される識別子が含まれます。
注: クラスを Swift で実装する場合は、クラス名の先頭にアプリまたはフレームワーク モジュールの名前を付ける必要があります(
appName.className
など)。 - [保存] をクリックします。
- Google Developers ガイド(Android、iOS)の手順に沿って、カスタム イベントをアプリに実装します。AdMob でカスタム イベントを作成する際に使用したのと同じ名前、クラス、パラメータを使用するようにしてください。実装が完了していなければ、広告リクエストを受け付けて広告を掲載することはできません。
カスタム イベントをメディエーション グループに追加する
カスタム イベントの設定が完了したら、メディエーション グループに追加できます。詳しくは、新しいメディエーション グループを作成する方法をご覧ください。または、既存のメディエーション グループに広告ソースを追加する手順は次のとおりです。
- https://admob.google.com から AdMob アカウントにログインします。
- サイドバーで [メディエーション] をクリックします。
- [メディエーション グループ] タブで、広告ソースを追加するメディエーション グループの名前をクリックします。
- ウォーターフォールの広告ソースの表で、[カスタム イベントを追加] をクリックします。
- イベントにわかりやすいラベルを付けます。
- このカスタム イベントで使用する手動 eCPM を入力します。この eCPM は、広告掲載のために複数の広告ソースが競い合うメディエーションの順次処理でこのイベントの優先順位を動的に決定するのに使用されます。また、eCPM は、広告アクティビティ レポートの推定収益額と、コホート レポートの LTV 指標に組み込まれます。
- [続行] をクリックします。
- このカスタム イベントで使用する既存のマッピングを選択するか、[マッピングを追加] をクリックして新しいマッピングを設定します。複数のカスタム イベントを使用するには、各カスタム イベントに追加のマッピングを作成する必要があります。
- [完了] をクリックします。
- [保存] をクリックします。 メディエーション グループが保存されます。