Google 広告ネットワーク ポリシーとブロックのコントロールを特定の入札広告ソースに適用するかどうか指定することができます。
この記事の内容:
Google 広告ネットワーク ポリシーは、禁止コンテンツ、禁止行為、制限されているコンテンツと機能、編集基準、技術要件を規定しています。Google プラットフォーム プログラム ポリシーは、マルウェアや違法行為などのより一般的な問題を扱うポリシーであり、常に適用されます。
ブロックのコントロールを使用すると、アプリに表示される広告を管理できます。
広告ソースの広告フィルタの仕組み
広告ソースの広告フィルタをオンにすると、その広告ソースの広告に対して Google ネットワーク ポリシーとブロックのコントロールが常に適用されるようになります。これにより、アプリのユーザーに質の高い広告を提供することができます。ただし、リアルタイム オークションに参加する前に拒否または除外される入札が増えるため、広告収入は減少する可能性があります。
広告フィルタをオフにすると、Google ネットワーク ポリシーとブロックのコントロールの適用は解除されます。これにより、この入札ソースからのリアルタイム オークションへの参加が容易になるため、広告のデマンドと収益は増加すると見込まれます。その結果、コンテンツ、編集、技術に関する特定の基準に満たない広告がアプリ内で表示される可能性があります。
入札広告ソースの広告フィルタを設定する
- https://admob.google.com から AdMob アカウントにログインします。
- サイドバーで [メディエーション] をクリックします。
- [入札ソース] タブをクリックします。
- 更新する広告ソースを選択します。
- [設定] をクリックします。
- 切り替えボタンをクリックして、広告フィルタの設定をオンまたはオフにします。
- [保存] をクリックします。
広告フィルタがブロックのコントロールに与える影響
広告フィルタをオンにすると、フィルタとブロックのコントロールの連携によって、より質の高い広告をアプリのユーザーに表示できます。広告フィルタをオフにすると、ブロックのコントロールもオフになります。この設定は、次のブロックのコントロールに影響します。
- 広告レビュー センターでブロックされている広告
- 一般カテゴリ、デリケートなカテゴリ、広告主の URL、広告ネットワークでブロックされている広告
- ブロックされているアプリ インストール広告
- 広告レーティングの上限
広告フィルタの影響を把握する
広告フィルタの設定を変更した場合は、その影響を入札レポートでご確認いただけます。以下の指標をチェックすると、フィルタの適用が掲載結果に与えている影響を把握できます。
- オークションに参加している入札数: 該当する広告ソースからオークションに参加した入札の数です。広告フィルタをオンにすると、この数は減少する場合があります。
- オークションに参加している入札数の割合(%): オークションに参加した入札の割合です。この指標では、広告ソースが入札単価を提示した回数と、アプリから広告ソースに送信されたリクエストの数とを比較できます。
- 収益額: 広告フィルタをオンにした場合とオフにした場合の収益を比較して、収益への影響を把握できます。