この機能に対応しているエディション: Frontline Starter、Frontline Standard、Frontline Plus、Business Starter、Business Standard、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Endpoint Education Upgrade、Essentials、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、G Suite Basic、G Suite Business、Cloud Identity Free、Cloud Identity Premium。 エディションの比較
管理者は、管理対象モバイル デバイスの画面ロックまたはパスワードの設定を必須にすることで、組織のデータを保護できます。モバイルの詳細管理を使用すると、パスワードの最低要件を設定することに加え、ユーザーがパスワードを定期的に再設定することを義務付けることができます。
ユーザーへの影響を理解する
- パスワードの要件を満たしていないユーザーには通知が送られます。パスワードを更新するための猶予時間は 24 時間です。猶予時間が経過すると、ユーザーは要件を満たすパスワードを設定するまで仕事用データにアクセスできなくなります。
注: パスワードの要件を猶予時間なしですぐに適用するには、要件を満たしていないデバイスをブロックするコンテキストアウェア アクセスを設定します。それには、デバイスにモバイルの基本管理またはモバイルの詳細管理が適用されていて、ユーザーがコンテキストアウェア アクセスをサポートするライセンスを所持している必要があります。詳細
- 基本管理を使用していてパスワードの設定を要求する場合、Android 5.1.1 Lollipop 以前のデバイスまたは Apple iOS 7 以前のデバイスにはパスワードが強制適用されません。
パスワードの要件を設定する
始める前に: この設定に対する部門やチームを設定する必要がある場合は、組織部門を追加するをご覧ください。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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- [全般]
[パスワードの要件] をクリックします。
- (省略可)設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
- [ユーザーのパスワード設定を必須にする] チェックボックスをオンにします。
- [基本] を選択します。
- (省略可)基本的なモバイル デバイス管理を使用していて、Android 6.0(Marshmallow)より前のデバイスでパスワードの設定を要求する場合は、[Android 6.0(Marshmallow)より前のバージョンを搭載したデバイスでパスワードの設定を必須にする] チェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承] をクリックします。
始める前に: この設定に対する部門やチームを設定する必要がある場合は、組織部門を追加するをご覧ください。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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[全般]
[パスワードの要件] をクリックします。
- (省略可)設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
- [ユーザーのパスワード設定を必須にする] チェックボックスをオンにします。
- パスワードの安全度を選択します。
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基本 - あらゆる画面ロックのパターンを使用できます。
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標準 - PIN またはパスワードの設定を必須にします。画面ロックのパターンは使用できません。パスワードには、任意の文字を自由に組み合わせることができます。
注: デバイスレベルでパスワード設定を適用する Android 12 以降の個人用デバイス(BYOD)では、PIN またはパスワードの入力が求められます。繰り返しの数字(4444)または連続する数字、規則的な並びの数字(1234、4321、2468)を PIN に指定することはできません。 -
強 - 文字、数字、記号をそれぞれ 1 つ以上使用する必要があります(または Android デバイスに設定したカスタム強度の設定)。この設定は Windows Phone 7 と 7.5 ではサポートされていません。
注: デバイスレベルでパスワード設定を適用する Android 12 以降の個人用デバイス(BYOD)では、PIN またはパスワードの入力が求められます。繰り返しの数字(4444)または連続する数字、規則的な並びの数字(1234、4321、2468)を PIN に指定することはできません。
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- [最小文字数] にパスワードの最小文字数を入力します。パスワードの安全度を [強] に設定するときは、文字数に 3 以上の値を指定する必要があります。
注: デバイスレベルでパスワード設定を適用する Android 12 以降の個人用デバイス(BYOD)では、パスワードの最小文字数はサポートされていません。[標準] のパスワードは PIN を 4 文字以上、[強] は 6 または 8 文字以上使用する必要があります。 - (省略可)一定時間操作されなかったデバイスの画面をロックするには、[画面をロックするまでの時間] メニューで時間を選択します。
この設定は、モバイル デバイスのデフォルト値よりも優先されます。iPhone の場合、デフォルト値は 5 分です。iPad の場合、デフォルト値は 15 分です。
- (省略可)パスワードを定期的に再設定することをユーザーに対して要求するには、[パスワードに有効期限を設ける] チェックボックスをオンにして、その日数を入力します。この設定は Android 3.0(Honeycomb)以降のデバイスでサポートされています。
- (省略可)期限切れのパスワードの再使用を防ぐには、[期限切れのパスワードをブロックする] チェックボックスをオンにして、再使用できなくする以前のパスワードの数を入力します。たとえば、「2」に設定すると、ユーザーは直近の期限切れパスワードの 2 つを再使用できなくなります。この設定は Android 3.0 以降のデバイスでサポートされています。
- (省略可 - この設定は慎重に行ってください)ユーザーが無効なパスワードを一定回数以上入力したときにデバイスを自動的にワイプするには、[指定した回数を超えて間違えたらデバイスをワイプする] チェックボックスをオンにして、数値を入力します。iOS では、試行回数が Android より 1 回少なくなります。例えば、次のような動作になります。
- Android の場合 - 「5」と入力した場合、5 回失敗するとデバイスがワイプされ、出荷時の設定にリセットされます。
- iOS の場合 - 「5」と入力した場合、4 回失敗するとデバイスがワイプされ、初期状態にリセットされます。
- (省略可)ステップ 7 で [強] を選択すると、Android デバイスの文字、数字、記号、生体認証のいずれかの要件を 1 つオーバーライドできます。[Android にカスタムのセキュリティ要件を設定する] チェックボックスをオンにして、要件を選択します。
重要: デバイスレベルでパスワード設定を適用する Android 12 以降の個人用デバイス(BYOD)では、この設定はサポートされていません。 - [保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承] をクリックします。
始める前に: この設定に対する部門やチームを設定する必要がある場合は、組織部門を追加するをご覧ください。
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