Gmail のみのユーザー ライセンスを割り当てる

Gmail のみのユーザー ライセンス タイプは、Gmail とその他一部のサービスへのアクセスのみを必要とするユーザーを対象としています。このライセンスを持つユーザーは、Gmail、カレンダー、コンタクト、Google グループ、Meet、データ エクスポート、その他一部のサービスにアクセスできますが、Classroom、ドライブ、エディタにはアクセスできません。Gmail のみのユーザーは Google ドライブにアクセスできず、これらのユーザーのデータ保持ポリシーは管理者が決定できます。

卒業生、職員、その他のユーザータイプに Gmail のみのユーザー ライセンスを使用する

このライセンスは、卒業生、職員、その他のユーザーが卒業または組織を退職後も、引き続き学校のメールアドレスにアクセスできるようにしたい管理者にとって、最適なオプションです。このライセンス タイプでは、Gmail へのアクセスが許可され、コンプライアンス要件が維持されますが、他のサービスへのアクセスは削除されます。現在、管理者は Gmail へのアクセスのみが有効で他の Google Workspace 機能は削除されるグループにユーザーを追加することで、この操作を手動で行うことができますが、このライセンスでは、同じ結果を効率的に実現できる方法が導入されます。

ベスト プラクティスとして、学年が終了した後、またはユーザーがすべての Google Workspace サービスにアクセスする必要がなくなった後に、Gmail のみのユーザー アカウントに移行することを、管理者からユーザーに通知するようおすすめします。管理者は、Gmail のみのユーザー ライセンスを割り当てる前に、ユーザーに自分の情報やファイルを Google ドライブに保存するよう指示できます。

Gmail のみのユーザー ライセンスを割り当てる方法

新しいライセンス タイプが利用可能になると、管理者は管理コンソールで Gmail のみのユーザー ライセンスを割り当てられるようになります。詳しくは、ライセンスの管理と割り当ての方法をご覧ください。ご利用にあたっては、次の点にご注意ください。

  • 管理コンソールにアクセスし、Google Workspace for Education で Gmail のみのユーザー ライセンスを配布できるのは、Google Workspace 管理者のみです。
  • ライセンスのプロビジョニングにはさまざまな方法がありますが、1 つの方法を選択して、それを継続的に使用することをおすすめします。
  • ライセンスを割り当てる前に、対象となる組織部門またはグループから停止中のユーザーを移動することをおすすめします。そうすることで、停止中のユーザーにもライセンスを付与してしまうことを回避できます。

Gmail のみのユーザー ライセンスの保存容量への影響

Gmail のみのユーザーは、Google ドライブにアクセスできなくなります(以前にアクセスできていた場合)。管理者の介入なしにデータが削除されることはありません。管理者はデータ保持ポリシーを決定できます。

Gmail のみのユーザー ライセンスに関するよくある質問

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教育機関で利用できる Gmail のみのライセンス数はいくつですか?
今後 Google Workspace for Education に登録する教育機関には、Gmail のみのユーザー ライセンスが自動的に 2,500 個付与されます。すでに登録済みの教育機関の場合、付与される Gmail のみのユーザー ライセンスの数は、移行時にドメインに割り当てられている Education Fundamentals ライセンスの数と同じになります。これは、アクティブなユーザーと停止中のユーザーの両方を含む、すべてのアカウントの合計数になります。
Gmail のみのライセンス タイプの費用はいくらですか?
このライセンス タイプは無料です。
Gmail のみのユーザー ライセンスは、ユーザーのデータ保持にどのような影響を与えますか?
ユーザーのデータ保持には影響しません。ユーザーに Gmail のみのユーザー ライセンスが割り当てられると、そのユーザーのデータはドメインの Vault 保持ルール(定義されている場合)に沿って保持されます。
Gmail のみのユーザー ライセンスがユーザーに割り当てられている場合、そのユーザーが Education Fundamentals などの完全な教育ライセンス タイプを使用しているユーザーと共同編集していたファイルはどうなりますか?
ファイルにはアクセス権のあるすべてのユーザーがアクセスできます。編集権限のあるユーザーなら誰でも編集したり、他のユーザーと共有したりできます。また、必要に応じて管理者はファイルのオーナー権限を移行するツールも利用できます。

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