この機能に対応しているエディション: Frontline Starter、Frontline Standard、Frontline Plus、Business Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Endpoint Education Upgrade、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus、G Suite Basic、G Suite Business、Cloud Identity Premium。 エディションの比較
管理者は、Apple Volume Purchase Program(VPP)を使用してアプリを一括購入し、組織内のすべての iOS デバイスに配布できます。これを行うには、Apple Business Manager を Google Workspace または Cloud Identity のサブスクリプションに接続します。アプリのライセンスを購入し、ライセンス取得済みのアプリを管理対象デバイスにインストールできます。
始める前に
- iOS デバイスを使用する組織部門でモバイルの詳細管理を有効にします。詳しくは、モバイルの詳細管理を設定するをご覧ください。
- Apple VPP は、ユーザー登録済みの iOS デバイス(iOS 15.5 以降)とデバイス登録済みの iOS デバイス(iOS 7 以降)で利用できます。
- Google 管理コンソールと Apple Business Manager または Apple School Manager のログイン情報があることを確認します。
手順 1: アプリのライセンスを購入する
Google Device Policy アプリと、iOS デバイスに配布するその他のアプリのライセンスが必要です。
- Apple Business Manager または Apple School Manager を開き、ビジネス用の Apple ID でログインします。
- サイドバーの [App とブック] をクリックします。
- Google Device Policy アプリを見つけてクリックします。
- アプリのライセンスを割り当てる場所を選択します。
注: 目的の場所が見つからない場合は、作成できます。詳しくは、Apple Business Manager で場所を設定するをご覧ください。 - 購入するライセンス数を入力し、[次へ] をクリックします。
- ユーザーに配布する、その他のアプリのライセンスを購入します。
手順 2: 管理コンソールにコンテンツ トークンをアップロードする
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
Google 管理コンソールでユーザーにアプリを配布するには、コンテンツ トークンが必要です。トークンは Apple Business Manager または Apple School Manager から入手します。トークンの有効期限は 1 年です。サービスの中断を避けるために、現在のトークンの有効期限が切れる前に最新のトークンをダウンロードして管理コンソールにアップロードするよう、カレンダーのリマインダーを設定します。トークンを別のモバイル管理プロバイダに関連付けられているトークンに置き換えると、アプリのライセンス割り当てはクリアされます。
- Apple Business Manager または Apple School Manager を開き、ビジネス用の Apple ID でログインします。
- [設定]
[お支払いと請求]
[アプリとブックス] をクリックします。
- [コンテンツ トークン] で、ダウンロードする場所トークンの横にある [ダウンロード] をクリックします。
Google 管理コンソールで次の操作を行います。
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特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
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- [Apple Volume Purchase Program(VPP)] をクリックします。
- 次のいずれかを行います。
- 新しいトークンをアップロードするには、[Apple VPP トークンをアップロード] をクリックします。
- 既存のトークンを置き換えるには、[トークンを置換] をクリックします。
- 先ほどダウンロードしたコンテンツ トークンを見つけて、[アップロード] をクリックします。
- [保存] をクリックします。
- [VPP を同期] をクリックして、トークンに関連付けられているアプリをインポートします。
後でアプリのライセンスを追加購入した場合は、VPP をもう一度同期する必要があります。
手順 3: VPP アプリをユーザーに配布する
ユーザーは自分のデバイスの Google Device Policy アプリでアプリを入手できます。アプリに対して [VPP 委任インストール] をオンにすると、ユーザーはそのアプリをインストールするまで、デバイス上の仕事用データにアクセスできなくなります。
始める前に: 必要に応じて、部門やグループに設定を適用する方法をご確認ください。
アプリは、デバイスのセットアップ中にインストールされます。会社所有デバイスの場合は、委任されたアプリもデバイスの同期中にインストールされます。必要なアプリがすでにデバイスにインストールされている場合、そのアプリは管理対象になります。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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アプリの名前をクリックします。VPP アプリを見つけるには、以下の操作を行います。
- [フィルタを追加]
[プラットフォーム]
[iOS]
[適用] をクリックします。
- [フィルタを追加]
[配信タイプ]
[Volume Purchase Program(VPP)] をクリックします。
- [フィルタを追加]
- [ユーザー アクセスと配布] をクリックします。
- [この組織部門のユーザーにこのアプリの利用を許可する] と [このアプリを Volume Purchase Program 経由でユーザーに配布することを許可する] のチェックボックスをオンにします。
- ただし、グループのアプリアクセスを明示的にオフにすることはできません。[このアプリの利用を許可する] チェックボックスをオフにすると、そのグループのユーザーは上位のグループまたはユーザーの組織部門の設定を継承します。
- [VPP の配布] をオフにすると、既存の VPP ライセンスが取り消されます。[VPP の配布] を再びオンにすると、ライセンスは次回のデバイスの同期時に再割り当てされます。
- アプリの [VPP の配布] がオンになっている組織部門から、同じアプリの [VPP の配布] がオフになっている組織部門にユーザーを移動すると、ユーザーの VPP ライセンスは取り消されます。その後、そのアプリの [VPP の配布] がオンになっている組織部門にユーザーが移動すると、デバイスの次回の同期時にライセンスが再割り当てされます。
- (省略可)ユーザーがデバイスで Google Workspace にアクセスする際にアプリのインストールを必須にするには、次のいずれかを選択します。
- ユーザー登録の際に、このアプリのインストールを必須にする
- デバイス登録の際に、ユーザー所有デバイスへのこのアプリのインストールを必須にする
- 会社所有デバイスへのこのアプリのインストールを必須にする
アプリは、デバイスのセットアップ中にインストールされます。会社所有デバイスの場合は、委任されたアプリもデバイスの同期中にインストールされます。必要なアプリがすでにデバイスにインストールされている場合、そのアプリは管理対象になります。ユーザーが登録したデバイスでは、管理対象外アプリを Google Device Policy アプリで手動で管理対象アプリに変換することが必要になる場合があります。
- 複数のグループに対してユーザー アクセスと配布を設定する場合は、グループの順序を確認して優先度を設定します。
- サイドバーで [グループ] をクリックします。
- グループをドラッグして、優先順位の高い順に並べ替えます。ユーザーが複数のグループに属している場合は、上位に最も近いグループの設定が継承されます。
-
[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承](グループの場合は [設定解除])をクリックします。
VPP アプリの配布を管理、監視する
-
管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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-
アプリの名前をクリックします。VPP アプリを見つけるには、以下の操作を行います。
- [フィルタを追加]
[プラットフォーム]
[iOS]
[適用] をクリックします。
- [フィルタを追加]
[配信タイプ]
[Volume Purchase Program(VPP)] をクリックします。
- [フィルタを追加]
- [アプリのアクセス] で [組織部門] をクリックして、アプリにアクセスできる組織部門とグループを確認します。
- [ボリューム購入プログラムの配布] で [組織部門] をクリックして、グループと組織部門の VPP 配布を確認します。
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
特定の VPP アプリのライセンスが割り当てられているユーザーのリストを取得するには、以下の操作を行います。
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特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- メニュー アイコン
[ディレクトリ] > [ユーザー] に移動します。
- [フィルタを追加]
[VPP 購入プログラム アプリ] をクリックします。
- アプリのキーワードを入力し、[適用] をクリックします。
ライセンスの取り消し方法は、デバイスがユーザー登録済みかデバイス登録済みかによって異なります。
ユーザー登録済みのデバイスからライセンスを取り消す
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
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特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- ユーザーの名前
[アプリ] をクリックします。
- [Volume Purchase Program(VPP)アプリ] に移動して、ユーザーの VPP アプリを確認します。
- アプリ名の横にある [取り消し] をクリックします。
VPP ライセンスは直ちにデバイスから削除されますが、30 日間は引き続きアプリを使用できます。
デバイス登録済みのデバイスからライセンスを取り消す
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。
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特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
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- [フィルタを追加]
[VPP 購入プログラム(VPP)] をクリックします。
- アプリのキーワードを入力し、[適用] をクリックします。
- デバイスをクリック
[インストール済みアプリ] を選択します。
- アプリの横にある [VPP を取り消す]
[取り消す] をクリックします。
VPP ライセンスは直ちにデバイスから削除されますが、30 日間は引き続きアプリを使用できます。