YouTubeショートが突然再生されなくなる原因は
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YouTubeに投稿した動画は、その動画を視聴するだろうユーザーへのおすすめなどに表示され、ユーザーがその動画を選べば再生されます。
例えば、普段は猫の動画を視聴している方の場合、猫関連の動画がおすすめに表示され、盆栽の動画ばかり視聴している方には猫の動画はおすすめには表示されないようなことです。
実際にはこのように単純ではなく、視聴者の様々な状況、アップロードされたチャンネル、その日の状況など様々な要素によって決まります。
このような事を決めているのがYouTubeのおすすめ表示のアルゴリズムです。
このアルゴリズムは日々改良されており、去年と今日では違うし、今日と明日でも変わっているかも知れませんし、ユーザー毎に違うかも知れません。
長尺動画(YouTubeショート以外)で再生数を伸ばす基本は、動画のタイトルやサムネイルを、ユーザーのおすすめ欄などに表示させることが重要になります。
一方で、YouTubeショートは、次々に表れるショートをユーザが気に入ればそのまま再生される形が最も多く、このショートフィードにのるかが視聴者を増やすためには重要な点の一つです。
しかし、YouTubeショートはある程度視聴されるとそれ以上ショートフィードに載らなくなり、その結果再生されなくなってしまうという状況が発生します。
多少再生されれば良い方で、アップロードしても全くショートフィードに載らない場合もあるようです。

アップロード後、50時間経っても一切ショートフィードに乗らないが、外部からの再生はかろうじてあったショート動画の例
YouTubeショートのショートフィード掲載アルゴリズムは謎
たとえば、あるYouTubeショートをYouTubeアナリティクスでどのようにユーザーにリーチされているかをみると、このようになっているものがありました。

このリーチは96%がショートフィードで、ユーザーにショートフィードでリーチされているときは視聴されていますが、リーチされなくなると当然ながら視聴されなくなっています。

このショートが今後どうなるのかはわかりませんが、少なくとも3回目の視聴の山のあと1日以上ショートフィードへのリーチが止まった状態が続いており、今後ショートフィードで再生される可能性は限り無くありません。

それぞれフィードに載らなくなる直前、フィードに乗るようになる直前の視聴者の動向に左右されていることが推定されますが、詳細は不明です。
例えばスキップ率が多くなった場合とかが考えられます。この原因がはっきり分かれば次の動画に生かせますが、様々な要因をYouTubeアナリティクスなどの内容から推定して試行錯誤していくのが基本になります。
一方で、このように多少は再生された場合はともかく、全くショートフィードに載らなくなる場合もあります。
この場合、そもそもショートフィードに載らないので視聴もされず、何が原因かをつかむのは難しいです。
その動画に問題があったのか、チャンネル全体の問題なのか、投稿したタイミングの問題なのかもよくわかりません。
もう一つの事例
ショートが再生されなくなる理由は謎ですが、次のような視聴パターンになったショート動画があります。

投稿直後に、ショートフィードで再生回数がある程度ありましたが、その後1年半程度はほとんど視聴なかったのに、それからなぜか徐々に視聴され始めている動画です。

細かく見ると、1日数回程度は視聴されるようになり、このグラフの直近数ヶ月は1日の視聴回数10回前後になっています。
これが積み重なって、投稿直後を上回る視聴回数になっています。

この期間のリーチを見るとほぼすべてが検索で、ショートフィードでの再生は1.4%しかありません。
投稿直後24時間の視聴を振り返ってみると次のようになっていました。


投稿直後1時間程度でショートフィードから400回程度再生されたが、それからほぼ視聴が止まっていました。
このように投稿直後以外は視聴されなくなるショートが大多数と思われます。
それから1年半ほどして、急に検索等で視聴されるようになった理由は不明ですが、動画に適切にタイトルや説明などを入力していれば止まってしまった視聴も徐々に視聴されるようになる可能性もあります。
ショートフィードに頼らないようにしよう
YouTubeショートの再生回数をショートフィードだけに頼っていると、このような謎の原因で視聴されなくなってしまう事があります。
YouTubeショートであっても、検索、ハッシュタグ、チャンネルページなどの様々なトラフィックソースがある場合は、ショートフィードに頼らずに再生回数が増やせます。

このように、ショートフィードからの再生がほとんどないYouTubeショートもあります。
タイトル、説明欄へしっかり記入する、チャンネル登録者を増やして、潜在視聴者を増やすなど様々な基本的な方法で再生数を増やすことは可能です。
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最終編集: 2025年5月8日