1. スキャンしてマルウェアの有無を確認する
マルウェアは、アカウントにアクセスしてアクティビティを監視し、ファイルを削除したり、オンライン アクセスを変更したりできるソフトウェアです。通常は、パスワードで保護された zip 形式のファイル（ファイル拡張子が .scr または .exe のファイル）としてデバイスに侵入します。
マルウェアの侵入経路:
- 不審なリンク: 迷惑メール、虚偽のスポンサーシップやブランド案件のメールのリンクをクリックする
- 感染したダウンロード: 信頼できないソースからプログラムをダウンロードする
- 虚偽のソフトウェア アップデート: マルウェアが組み込まれている虚偽のソフトウェア アップデートをインストールする
おすすめの方法
- ウィルス対策ソフトウェアを使用する
- Google Chrome でセーフ ブラウジング保護強化機能をオンにする
| セーフ ブラウジング保護強化機能を有効にする |
セーフ ブラウジング保護強化機能でダウンロードを自動的にスキャンしてマルウェアを検出 |
セーフ ブラウジング保護強化機能の詳細一部の暗号化されたファイルはウイルス対策ソフトウェアでスキャンされない可能性があるため、セーフ ブラウジング保護強化機能も有効にすることをおすすめします。これにより、Google Chrome からダウンロードしたすべてのファイルがマルウェアのスキャン対象となります。 セーフ ブラウジング保護強化機能は、リアルタイムのセキュリティ スキャンにより、Google Chrome を使用しているすべての Google サービスでユーザーを保護します。 |
2. 2 段階認証プロセスにパスキーを使用する
パスワードの盗難は、アカウントが不正使用される主な原因の一つです。安全なパスワードを作成したら、2 段階認証プロセス（2SV、2 要素認証ともいう）を有効にします。これにより 2 つ目の確認手順が追加されて、セキュリティを強化できます。
さまざまな種類の確認手順から選択でき、それぞれセキュリティ レベルが異なります。
- パスキー: 指紋認証、顔認証、スマートフォンの画面ロックなどのデバイス認証。パスキーは、フィッシングからアカウントを保護する非常に強力な手段です。
- セキュリティ キー: フィッシングに対する強力な保護機能を備えた物理的な認証デバイスです。
- Google からのメッセージ: テキスト メッセージの確認コードよりも安全なスマートフォンの通知機能です。
- Google 認証システム: オフラインで動作し、ワンタイム認証コードを生成するアプリです。
- 電話認証コード: テキスト メッセージまたは通話で送信される、安全性の低いタイプの確認コードです。
- バックアップ コード: ダウンロードして印刷する、安全性の低いタイプの確認コードです。
3. アカウント復元プランを作成する
ログインできなくなった場合に Google アカウントに再びアクセスできるよう、電話番号とメールアドレスなどの復元オプションを追加できます。
復元オプションは以下の目的で使用できます。
- 第三者があなたの許可なくアカウントを使用できないようにする
- アカウントで不審な操作が検出された場合に通知する
- ログインできなくなった場合やパスワードを忘れた場合にアカウントを復元する
詳しくは、復元オプションを使用してアカウントのセキュリティを維持する方法をご覧ください。
おすすめの方法
アカウントに電話番号とメールアドレスなどの復元オプションを追加しておけば、必要な場合にアカウントをすばやく復元できます。