この記事で説明する機能が適用されるのは、YouTube Studio コンテンツ マネージャのユーザーに限られます。YouTube の一般的なポリシーについて詳しくは、こちらをご覧ください。
Content ID は、ユーザーがアップロードした動画に対して人を介することなく自動的に申し立てを行います。ただし、申し立てがアクティブになる前に手動による確認を必須にすることもできます。
[確認のため転送する] オプションを選択する
手動による確認を必須にするには、手動による確認が必要となるルールと条件を指定して、ポリシーを作成します。
たとえば、Content ID によってアセットの一致量が 50% 未満と判断された動画に対する申し立てを確認したいとします。ポリシーを作成すると、以下のアクションが行われます。
ルール | 条件 |
---|---|
動画を収益化する | 動画と自分のアセットの一致量が 50% より大きい場合 |
動画を収益化し、確認のため転送する | 動画と自分のアセットの一致量が 50% 未満の場合 |
上記のポリシーを設定するには次の操作を行います。
- Studio コンテンツ マネージャにログインします。
- 左側のメニューから [ポリシー]
を選択します。
- [新しいポリシーを追加] をクリックします。
- [ポリシー名] と [ポリシーの説明] を入力します。
- [ルールを追加]
[収益化] をクリックします。
- [条件を追加]
[ユーザー動画との一致量] の順にクリックします。
- [ユーザー動画との一致量] の横にある [パーセント(%)] を選択し、[次の値より大きい] を選択します。テキスト ボックスに「50」と入力します。
- [ルールを追加]
[確認のため転送する] をクリックします。アクションを [収益化] に設定します。
- 注: [ルールを追加]
[収益受け取り] をクリックして設定することもできます。[確認のため転送する] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 注: [ルールを追加]
- [条件を追加]
[ユーザー動画との一致量] の順にクリックします。
- [ユーザー動画との一致量] の横にある [パーセント(%)] と [次の値未満] を選択します。テキスト ボックスに「50」と入力します。
- [保存] をクリックします。
申し立てを手動で確認する
Content ID によって一致が見つかると、申し立ての対象となる動画に一致ポリシーが適用されます。一致ポリシーで [確認のため転送する] オプションが選択されている場合、その動画は「可能性のある申し立て」とみなされます。この申し立ては存在しますが、手動で確認されるまで非アクティブの状態になります。
コンテンツ マネージャの [問題] ページで [可能性のある申し立て] のフィルタ を適用すると、可能性のある申し立てが表示されます。[可能性のある申し立て] > [審査待ち] を選択すると、確認のため転送された、可能性のある申し立てを確認できます。詳しくは、可能性のある申し立てを確認するをご覧ください。