限定公開アプリの公開に managed Google Play iframe を使用すると、限定公開アプリを EMM コンソールから直接公開できます。提供する必要がある情報は、アプリのタイトルとアプリのファイルのみです。ほとんどのアプリの配布準備は 10 分以内に完了します。
限定公開アプリを初めて公開する際に、managed Google Play が組織の Google Play デベロッパー アカウントを自動的に作成します。このアカウントの登録料を支払う必要はありません。iframe から限定公開されているアプリでは、以下のことができません。
- 他のアプリと同じ確認の対象ではありません。そのため、一般公開アプリに変換することはできません。
- 譲渡できません。アプリの所有権を別の Google Play デベロッパー アカウントに譲渡することはできません。
注: iframe に AAB をアップロードすることで作成された最初のバージョンの限定公開アプリは、Google が生成したアプリ署名鍵を使用します。独自の署名鍵を使用するには、以下のいずれかの方法を行います。
- Google Play Console を使用して AAB で限定公開アプリを作成する
- iframe を使用して APK で限定公開アプリを作成してから AAB に切り替える
詳しくは、Play アプリ署名を使用するをご覧ください。
組織の限定公開アプリは自動的に承認され、配布準備は通常 10 分以内に完了します。1 日に合計 15 個までの限定公開アプリをアップロードできます。この合計数にはウェブアプリも含まれます。限定公開アプリを公開する手順は次のとおりです。
- 左側にある限定公開アプリのアイコン
をクリックします。
- 下部にある作成アイコン
をクリックします。
- タイトルを入力します。
- AAB または APK を選択し、[開く] をクリックします。
- AAB を選択した場合は、Play 署名の利用規約に同意します*。
- [作成] をクリックします。
限定公開アプリを初めて公開するときは、アプリと Google Play デベロッパー アカウントに関する通知を Google Play Console から受け取るためのメールアドレスを指定する必要があります。連絡先メールアドレスはいつでも更新できます。
* 注: iframe で AAB を使用して新しい限定公開アプリを作成する場合は、Google がアプリの署名鍵を生成、管理します。また、独自の署名鍵を利用することもできます。その場合は、Google Play Console から公開するか、iframe でアプリの APK をアップロードし、APK を使用して作成された限定公開アプリの AAB をアップロードする場合の手順を行います。
- 左側にある限定公開アプリのアイコン
をクリックします。
- 編集する限定公開アプリを選択します。
- [編集] をクリックします。
- タイトルを更新するか、[編集] をクリックして新しい AAB または APK をアップロードします。
- APK を使用して作成されたアプリの AAB をアップロードする場合は、こちらの手順をご覧ください。
- [保存] をクリックします。
APK としてアップロードされた既存のアプリの AAB のアップロードを始めるには、Play アプリ署名に登録する必要があります。登録しないと、Google は生成された APK に署名できません。Play アプリ署名に登録する手順は次のとおりです。
- iframe の UI で [詳細な編集を行う] をクリックして Google Play Console に移動します。
- アプリを選択します。
- 手順に沿って、Google Play Console で署名鍵をアップロードします。
- Play アプリ署名が有効になったら、managed Google Play iframe と Google Play Console で AAB をアップロードできます。
Play アプリ署名に関するよくある質問については、限定公開アプリに関するおすすめの方法をご覧ください。
注: 連絡先メールアドレスは、限定公開アプリのストアの掲載情報に表示されるメールアドレスとは異なります。限定公開アプリのストアの掲載情報を更新するには、アプリの詳細を編集するをご覧ください。
Google Play Console から連絡先メールアドレスに、アプリと Google Play デベロッパー アカウントに関する通知が送信されます。連絡先メールアドレスを更新する手順は次のとおりです。
- 左側にある限定公開アプリのアイコン
をクリックします。
- 連絡先メールアドレスの横にある [更新] をクリックします。
- 新しいメールアドレスを入力します。
- [OK] をクリックします。
この操作以降、Google Play Console から送信される通知は更新されたメールアドレスに届きます。
説明やスクリーンショットなどのアプリの詳細を追加したり、アプリを非公開にしたりするには、Google Play Console を使用する必要があります。Google Play Console には限定公開アプリ機能からアクセスできます。
- 左側にある限定公開アプリのアイコン
をクリックします。
- 編集する限定公開アプリを選択します。
- [詳細な編集を行う] をクリックします。
- Google アカウントを使用して Google Play Console にログインします。
注: このアカウントは、組織の Google Play Console アカウントの管理者として追加されます。以降はこのアカウントを使用して Google Play Console にログインできます。 - [成長]
[ストアでの表示]
[メインのストアの掲載情報] をクリックします。
- 編集を行い、[保存] をクリックします。
削除したアプリとは異なり、非公開にしたアプリは再公開できます。アプリを非公開にしても、既存のユーザーはアプリを引き続き利用できます。新規ユーザーが managed Google Play でアプリを見つけてダウンロードすることはできなくなります。アプリを非公開にする手順は次のとおりです。
- 左側にある限定公開アプリのアイコン
をクリックします。
- 非公開にする限定公開アプリを選択します。
- [詳細な編集を行う] をクリックします。
- Google アカウントを使用して Google Play Console にログインします。
注: このアカウントは、組織の Google Play Console アカウントの管理者として追加されます。以降はこのアカウントを使用して Google Play Console にログインできます。 - [リリース]
[設定]
[詳細設定] をクリックします。
- [アプリの公開状況] で [非公開] を選択します。
Google Play Console アカウントから限定公開アプリを削除すると、アプリは完全に削除されますが、アプリのパッケージ名は解放されません。つまり、同じパッケージ名でアプリを再公開することはできません。新しいユーザーが managed Google Play で削除済みのアプリを検索してダウンロードすることはできなくなりますが、既存のユーザーは引き続き使用できます。
アプリを削除するには、Google Play Console サポートチームにお問い合わせください。
組織の Google Play Console アカウントにアクセスできるユーザーを管理できます。担当者が退職しても引き続き公開済みアプリにアクセスできるよう、管理者の方は専用のロール アカウントを作成することをおすすめします。