Managed Google Domains は、IT 管理者が、Google 管理コンソールを使用して、Workspace、Cloud Identity、Gemini などのさまざまな Google プロダクトを管理できるサービスです。管理者と従業員の双方にメリットがあるため、Managed Google Domains を使用することを強くおすすめします。
IT 管理者のメリット- 仕事用メールアドレスでログインして、Android Enterprise の設定を管理することができます。
- SSO を利用して管理者権限のセキュリティを強化できます。
- 複数の EMM インスタンスを組織にバインドできるため、製品版と生産開始前のテストを同時に実行できるほか、新しい EMM プロバイダへの段階的な移行が可能となります。
- 管理者アカウントを簡単に復元できるようになります。
- 複数の Google プロダクトを 1 か所で管理できます。
- 企業の認証情報でデバイスを登録できます。
- Android で Google Workspace の全機能を利用できます。
- Gemini などの Google AI ツールにアクセスでき、オンデバイス エクスペリエンスが向上します。
- クロスデバイスの操作（デバイス間の Chrome の同期、ファイルの簡単な共有、デバイス間のミーティングの転送、Chromebook のスマートフォン ハブの使用、インスタント テザリングによるモバイル接続の共有など）が可能となります。
Managed Google Domains にアップグレードすることで、組織内の Android デバイスをより効率よく、統合的に管理できるようになります。
アップグレードのフロー
Managed Google Play iframe でアップグレードする
注: この機能は段階的にリリースされます。Managed Google Play iframe に [無料でアップグレード] ボタンが表示されない場合は、まだアカウントでご利用いただけません。
- EMM コンソールで Managed Google Play iframe に移動します。
- [無料でアップグレード] を選択します。
- 企業の既存の所有者アカウントでログインします。
注: 企業に所有者アカウントがない場合は、新しい Google アカウントを作成し、EMM にご連絡のうえ、その新しいアカウントを企業に関連付けてください。手順について詳しくは、よくある質問をご覧ください。
- Managed Google Domains の管理者アカウントを作成します。
- 組織にすでに Managed Google Domains がある場合:
- ドメインの特権管理者アカウントでログインします。
- [アップグレード] を選択します。
注: Managed Google Domains でユーザーが同期されている場合は、バインド中に [Google を使用して認証する] の有効化を求めるメッセージが追加で表示されることがあります。
- 組織にまだ Managed Google Domains がない場合:
- 手順に沿って、仕事用メールアドレスで Managed Google Domains を作成します。メールアドレスの確認を求めるメールが届きます。その際に、ドメインの所有権の証明を完了させることもできます（省略可）。
- [アップグレード] を選択します。
- 組織にすでに Managed Google Domains がある場合:
- （推奨）「EMM の設定」のステップ 3～6 を行います。