レスポンシブ広告やダイナミック広告では、テキストの長さやテキスト コンテナのサイズが変化して、テキストがコンテナに収まりきらなくなることがあります。そのような場合には、テキストの適合のオプションが便利です。デフォルトでは、テキストの適合はダイナミック テキスト コンテンツに対して有効になっています。
テキスト コンテナを選択すると、テキストの適合に関するオプションが [テキスト] パネルに表示されます。
テキストの適合に関するオプションには、テキストサイズの縮小とテキストの切り捨ての 2 種類あります。両方のオプションを有効にすると、テキストが切り捨てられる前に Google Web Designer によってテキストサイズが最小サイズ(ユーザーが指定したサイズ)に縮小されます。
テキストの適合は、コンテナからテキストがオーバーフローしてしまう場合のみ適用されます。テキスト編集モードを使用している場合、テキスト編集モードを終了した後に Web Designer がテキストサイズの調整や切り捨てを行います。
テキストサイズを縮小し、コンテナに合わせる
この設定では、テキストサイズを縮小してコンテナのオーバーフローを回避します。コンテナ内に複数のテキストサイズが含まれている場合は、相対的なサイズの違いが維持されます。
最小サイズ: オーバーフローや切り捨てを回避するためにテキストをどこまで縮小するかを設定します。デフォルトは 10 ピクセルです。
適合サイズ: テキストの適合に関する設定で適用されるテキストサイズです。適合サイズは自動的に設定されるため、この項目は編集できません。テキストツール オプションバーとテキストパネルのフォントサイズ欄には、テキストの適合に関する設定は反映されませんが、行の間隔のデフォルト値(フォントサイズの 1.2 倍)は適合サイズに基づいて計算されます。
この設定で指定したテキストにテキスト編集モードを使用している場合、フォントサイズの欄は無効になります。
テキストを切り捨て、コンテナに合わせる
この設定では、末尾の文字を省略記号(...
)で置き換えることによってテキストのオーバーフローを防止します。省略記号がコンテナに収まらない場合、テキストは表示されません。
切り捨てるテキストにテキスト編集モードを使用している場合、テキスト全体が表示されます。