JavaScript を使用して、独自のカスタム アクションを作成できます。定義したカスタム アクションはドキュメント内で再利用できます。
カスタム アクションを作成するには:
- [イベント] パネルの下部にある「イベントを追加」ボタン
をクリックして、新しいイベントを追加します。
- ターゲットとイベントを選択します。
- そのアクションについて、[カスタム] > [カスタム アクションを追加] を選択します。Google Web Designer で、カスタムコードを入力するように求められます。
- コードボックスの上にある項目に(
gwd.
プレフィックスに続けて)アクションの名前を入力します。- それぞれのカスタム アクションには、ドキュメント内で固有の名前を付ける必要があります。
- 名前は内容がわかりやすいものにします。
- スペースが含まれているなど、無効な名前を入力すると、項目に赤色の下線が表示されます。
- コードボックスに関数の定義を入力します。各コンポーネントの API では、各コンポーネントで利用できるプロパティ、イベント、メソッドの一覧を確認できます。
- [OK] をクリックします。
イベントがカスタム アクションを使用するように構成されます。このアクションは [カスタム] に一覧表示されている他のイベントでも使用できます。
ダイアログ ボックスのサイズを変更するには、右下隅をドラッグします。
例
カスタム操作は、Google Web Designer の機能を拡張するコンポーネントと併用することができます。下記の例ではいずれも、操作を適用するドキュメント内の要素を document.getElementById
メソッドを使用して指定します。
次のイベントを追加します。
ターゲット | gwd-video_1 (または動画の ID) |
---|---|
イベント | [動画] > [一時停止後の再生] |
アクション | [カスタム] > [カスタム アクションを追加] |
カスタムコード |
|
このコードを使用するには、次のようにします。
gwd-video_1
を動画の ID に置き換えます。
次のイベントを追加します。
ターゲット | gwd-swipegallery_1 (またはスワイプ ギャラリーの ID) |
---|---|
イベント | [スワイプ ギャラリー] > [フレームの表示] |
アクション | [カスタム] > [カスタム アクションを追加] |
カスタムコード |
|
このコードを使用するには、次のようにします。
gwd-swipegallery_1
をスワイプ ギャラリーの ID に置き換えます。caption-div
を、字幕を表示するテキスト要素の ID に置き換えます。- カスタムコードで各フレームの字幕テキストを置き換えます。
次のイベントを追加します。
ターゲット | page1 (または開始ページの ID) |
---|---|
イベント | [ページ] > [ページの表示の準備完了] |
アクション | [カスタム] > [カスタム アクションを追加] |
カスタムコード |
|
このコードを使用するには、次のようにします。
page1
を開始ページの ID に置き換えます。