音声クリップを追加すると、動画広告に音声を含めることができます。標準のメディア クリップ機能に加えて、音声の音量をモニタリング、調節できます。
音声コントロールが表示されない
音声トラックのピークメーター、音量スライダー、エンベロープ ライン、波形が表示されない場合は、トラックの下端を下にドラッグして、トラックの高さをエキスパンドします。
音声のプレビュー
動画ドキュメントの音声を聴くには、ドキュメントをプレビューします。タイムライン コントロールの再生 ボタンを押します。
プレビューの再生中は、複数のピークメーターで各オーディオの現在のデシベルレベルを確認できます。
- 各音声トラックに 1 つ（タイムラインの左側）
- タイムラインの右側にある音声全般（音量調整やフェード遷移効果など）に 1 つ（折りたたみ
ボタンをクリックして折りたためます）
ピークメーターでは、フルスケール（dBFS）に対する相対的な音量が測定されます（最大レベルは 0 dBFS）。各メーターには以下のコンポーネントがあります。
- 現在のデシベルレベル: 色付きのバーで表示されます。
- 最新の最大レベル（1.5 秒ごとにリセット）: 色付きのバーの先に黄色の線で表示されます。
- クリッピング インジケーター: ピークメーターの端に赤いインジケーターとして表示され、デシベルレベルが最大値を超えた場合は再生中も表示されます。
ピークメーターはプレビューの再生中にのみアクティブになります。
音量の調整
トラック全体またはクリップ中の音量を変更できます。
トラックの音量
音声トラックのベース ボリュームを調整するには、タイムラインでトラックのピークメーターの下にある音量スライダーを使用するか、デシベル値をクリックして新しい値を入力します。スライダーを左端までドラッグすると（マイナス無限大 dB に）、トラックがミュートされます。
クリップの音量
クリップの音量は、各音声クリップ内の水平線で示される音量エンベロープを使用して任意の時点に設定できます。エンベロープ ラインの高さは、クリップのその時点の音量レベルを示します。
音声クリップの音量に加えた変更は、音声トラックに設定した基本音量と相関します。
ノードのないエンベロープ ライン
デフォルトでは、音声クリップにはノードのない水平のエンベロープ ラインが表示されます。この線を上下にドラッグすると、クリップの音量を変更できます。クリップをミュートするには、線をトラックの一番下に移動します。
クリップにエンベロープ ノードがない場合は、クリップにカーソルを合わせて、切り替え効果を追加 
ノードの追加
クリップ内の特定のポイントで音量を設定するには、ノードを追加します。ノードを配置するエンベロープ ラインを右クリックし、ポップアップ メニューから [ノードを追加] を選択します。クリップ間で音量を変更するには、少なくとも 2 つのノードをクリップに追加します。
ノードの移動
ノードを垂直方向にドラッグすると音量が調整され、水平方向にドラッグすると音量変更のタイミングを変更できます。音量変更のタイミングを同期できるように、ノードはクリップの境界、すべてのトラックのキーフレーム、プレイヘッド、プレビュー範囲のハンドルにスナップできます。ノードをドラッグして互いに交差する位置まで移動することはできません。
ノードを個別に移動するだけでなく、エンベロープ ラインを 2 つのノード間で上または下にドラッグすることもできます。これによって同時に両方のノードの音量が変化します。
音量の切り替え効果
2 つのノード間のエンベロープ ラインの形状を変更して、あるボリューム レベルから次のレベルへの異なるタイプの切り替え効果を適用できます。最初のノードを右クリックして、ポップアップ メニューからフェードタイプを選択します。
線形（デフォルト）
高速
低速
スムーズ
シャープ
ホールド
ノードの削除
右クリックして、[削除] を選択してノードを削除します。[すべて削除] を選択すると、クリップからすべてのノードを削除できます。
カットしたクリップは、カットされたセクション内のノードを失います。クリップの分割（フレーム ホールドを生成元とするものを含む）により、分割点に線形フェードでノードが追加されます。
エンベロープの形状は、ノードが変更されると自動的に調整されます。
音声のミュート
[ミュート] ボタン をクリックすると、音声トラック全体をミュートできます。これにより、プレビューと公開済みファイルの両方でトラックがミュートされます。ミュートしたトラックの音量は編集できません。
音声クリップをミュートするには、エンベロープ ラインをトラックの最下部にドラッグします。