組織は調査や監査に応じるために、監督機関のメンバーなどの外部ユーザーに Vault へのアクセスを許可することができます。Google Workspace 管理者は、まず管理コンソールでそれらのユーザーをドメインに追加し、Vault の検索、レポートの表示、その他のタスクを行う権限を付与する必要があります。その後、それらの外部ユーザーに Vault にアクセスできることを知らせる必要があります。
Google Workspace 管理者の場合
外部ユーザーにアクセスを許可し、Vault の権限を割り当てるには:
- 管理コンソールにログインします。
- 外部ユーザー用に新しい組織部門を作成します。
- 必要に応じて、この組織部門で Gmail などのサービスを有効または無効にします。
- この組織部門に外部ユーザーを追加します。
たとえば、外部の調査員 [email protected] に Vault へのアクセスを許可する場合は、このユーザーを sarah-solarmora@[ドメイン名].com として追加します。
注: ユーザーの管理に Directory Sync をご使用の場合は、外部ユーザーを LDAP ディレクトリまたは Directory Sync に追加する必要があります。こうすると、同期中に外部ユーザーが自動的に削除されることがありません。
- 新しい管理者ロールを作成し、必要な Vault の権限を割り当てます。
- 必要に応じて外部ユーザーに管理者ロールを割り当てます。
これらの外部ユーザーには Vault のライセンスは必要ありません。
Vault ユーザーの場合
外部ユーザーの Vault の使用開始をサポートするには:
- Google Workspace 管理者から、上の手順 4 で作成されたユーザー名とパスワードを入手します。外部ユーザーは、これらのログイン認証情報を入力して Vault にアクセスします。
- これらの認証情報を外部ユーザーに知らせます。
- これらのユーザーに、どこから Vault にログインするか指示します。