Google Vault は管理者および法務担当者向けです。Vault を使用するには、事前に Google Workspace 管理者にアカウントを設定してもらう必要があります。管理者を確認する
Google Workspace データの電子情報開示プロジェクトの一環として、Vault を使用し、Gemini for Workspace の会話の検索と、検索結果の書き出しを行うことができます。
検索に関する注意事項
Gemini データを検索する前に、Vault でサポートされる Gemini のメッセージと Vault での検索に関するよくある質問をお読みになることをおすすめします。
Gemini の会話を検索する
データの検索には案件を使用します。案件は Vault プロジェクトのワークスペースであり、関連する記録保持（リティゲーション ホールド）、検索、書き出しを 1 つにまとめることができます。案件によって検索できるデータが制限されることはありません。どの案件からでも、アクセスが許可されているすべてのデータを検索できます。
- vault.google.com にログインします。
- 案件を作成済みの場合は、[案件]
目的の案件をクリックします。
または、新しく案件を作成します。詳しくは、案件を作成、管理するをご覧ください。
- [サービスの選択]
- 検索するエンティティを選択します。
- [特定のアカウント] - アカウントのメールアドレスを入力します（5,000 件まで入力可能）。
- [組織部門] - 特定の組織部門内のアカウントを検索します。
組織部門に子組織部門がある場合は、親組織部門と子組織部門のアカウントが検索されます。
- タイムゾーンを選択します。
詳しくは、Vault ではタイムゾーンと夏時間がどのように扱われますか？をご覧ください。
- （省略可）[送信日] に期間を入力します。
注: 日付を入力すると、その期間内に送信されたすべてのプロンプトと回答が返されます。
- 開始日のみを入力すると、その日以降に送信されたすべてのプロンプトと回答が返されます。
- 終了日のみを入力すると、その日以前に送信されたすべてのプロンプトと回答が返されます。
- （省略可）検索してクエリに一致するプロンプトと回答のペアのリストを返すには、[検索] をクリックします。
詳しくは、検索結果を確認する（後述）をご覧ください。
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（省略可）検索が完了したら、次の操作を行うことができます。
- 検索条件を編集する - [クエリを編集] をクリックして検索クエリを編集し、[検索] をクリックします。
- クエリを保存する - [保存] をクリックします。
詳しくは、Vault で検索クエリを保存するをご覧ください。
- すべてのフィールドをクリアして新しい検索を開始するには、[クリア] をクリックします。
- 検索結果を書き出すには、[エクスポート] をクリックします。
一致したプロンプトと回答の前後関係がわかるように、Vault では一致したプロンプトまたは回答の前後 12 時間以内に送信された同じ会話のプロンプトと回答も表示されます。詳しくは、Vault からデータを書き出すをご覧ください。
検索結果を確認する
検索が完了すると、結果は日付の新しい順に表示されます。メッセージにカーソルを合わせると、拡大したプレビューが表示されます。近日中に、追加のプレビュー機能がリリースされる予定です。
各行には次の情報が表示されます。
- メッセージ - ユーザー プロンプトと Gemini の回答で構成されます。リストではコンテンツが切り捨てられることがありますが、結果を書き出すと、プロンプトと回答の完全なコンテンツが表示されます。
- トピック - 会話のタイトル
- オーナー - メッセージのオーナーのメールアドレス
- 日時 - プロンプトと回答の日時