コンバージョン トラッキングは、広告をクリックしたユーザーのその後のアクションを把握できるツールです(料金は発生しません)。そのようなアクションには、寄付、チャリティー ショップでのグッズの購入、サポート窓口への連絡、ニュースレターの購読申し込み、ボランティアの登録、アプリのダウンロードなどがあります。広告にとって価値があると定義したアクションをユーザーが完了したとき、そのアクションをコンバージョンと呼びます。詳しくは、コンバージョン トラッキングの詳細をご覧ください。
Google Ad Grants のコンバージョン トラッキング ポリシー
Google Ad Grants ポリシーにより、有効かつ正確なコンバージョン トラッキングの実装が必須となります。
1 か月に 1 回以上コンバージョンをトラッキングする
以下のコンバージョン タイプのうち少なくとも 1 つを説明に沿って設定します。アカウントが有効になっている場合、ポリシーに準拠するには、1 か月に 1 回以上のコンバージョンを獲得する必要があります。
価値ある行動をトラッキングする
サイト滞在時間やホームページへのアクセス数のようなコンバージョン タイプは、アカウントに追加してもかまいませんが、必ず 「コンバージョン」からは除外し、「その他」のカテゴリを使用してください。
コンバージョン率が高い場合は、それが価値あるコンバージョンのパフォーマンスの高さに起因しているものであることをご確認ください。
トラッキングする目標の種類によって設定が異なるため、コンバージョン トラッキングを設定する際には、まず目標を選択します。トラッキングする行動に応じて、下記の関連するセクションに進んでください。
金銭的なトランザクションをトラッキングする
Google アナリティクスからイベントをインポートする(推奨)
1. Google アナリティクスを設定してイベントを作成する
Google 広告では、Google アナリティクスのキーイベントからコンバージョンが作成されます。これにより、Google アナリティクスと Google 広告では、重要なアクションが統一された方法で測定されます。コンバージョンを作成すると、プラットフォーム間で一貫性のある形でコンバージョン数が記録されるようになるため、広告キャンペーンの効果を把握して最適化し、マーケティング戦略の改善につなげることができます。キーイベントとは異なり、コンバージョンは Google 広告の入札とレポート作成の対象となります。
Google アナリティクスのプロパティを Google 広告アカウントにリンクすると、両サービスの間でデータをやり取りできるようになります。これにより、次のことが可能になります。
- GA4 のキーイベントに基づいて Google 広告コンバージョンを作成する
- Google 広告コンバージョンのパフォーマンスを確認する
- アプリまたはサイトでの過去の行動に応じて、ユーザーの再エンゲージメントを図る
2. Google アナリティクスのイベントを Google 広告にインポートする
Google アナリティクスで目標を作成したら、Google 広告アカウントにインポートし、コンバージョン データを使用してアカウントを最適化します。
-
作成ボタン
をクリックし、[コンバージョン アクション] を選択します。
- [インポート] をクリックし、[Google アナリティクス 4 プロパティ] を選択して、[続行] をクリックします。
- インポートする Google アナリティクスの各キーイベントを選択し、[インポートして続行] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
ウェブサイトで Google 広告のコンバージョン トラッキングを使用する
ウェブサイト イベントと Google アナリティクスのアプリイベント(購入手続きや登録など)からコンバージョン アクションを作成できます。ウェブサイトのコードを変更する必要はありません。
-
作成ボタン
をクリックし、[コンバージョン アクション] を選択します。
-
[ウェブサイト] を選択します。
-
コンバージョンを測定する組織のウェブサイトを入力し、[スキャン] を選択します。
-
コンバージョン目標として [購入] を選択します。
-
購入確認ページやお礼ページなど、ユーザーがコンバージョンを達成した際に表示されるページの URL を指定します。コンバージョン ページの詳細
-
[その他の設定を表示] を選択します。[値] の欄で、各コンバージョンの値をトラッキングする方法を選択します。
-
同じコンバージョンが発生するたびに合計金額が異なる可能性がある場合は(さまざまな価格の商品やチケットの購入をトラッキングする場合など)、[コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる] を選択します。トランザクションごとの値をトラッキングするためには、タグを設定する必要があります。
-
トランザクションごとに複数のコンバージョン アクションを設定し、それぞれのトランザクションで特定の値をトラッキングする場合は、[すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる] を選択します。たとえば、10 ドルの寄付をトラッキングする場合、値を 10 ドルに指定したコンバージョン アクションを設定して、確認ページ example.com/thankyou10 へのアクセスをトラッキングします。20 ドルの寄付をトラッキングするには、値を 20 ドルに指定した 2 番目のコンバージョン アクションを設定し、確認ページ example.com/thankyou20 へのアクセスをトラッキングします。
-
-
[カウント方法] の横で [初回のみ] を選択します。これは、1 回の広告のクリック経由で達成されるコンバージョンが 1 回だけ価値をもたらすような場合に選択します。ウェブサイトの登録フォームなど、見込み顧客の開拓に最適です。
-
[ビュースルー コンバージョン計測期間] の横にあるプルダウンから、ビュースルー コンバージョンをトラッキングする期間を選択します。ボランティアの登録のようにコンバージョンのサイクルが長い場合は、[30 日] をおすすめします。
-
[完了]、[追加]、[保存して次へ] の順に選択します。
-
その後、ウェブサイトに Google タグを設置して測定を有効することもできます。各イベント スニペットでコンバージョンの測定を開始する前に、このタグを設定する必要があります。詳しくは、Google タグを設定する方法をご覧ください。
登録、サービス ユーザー、見込み顧客、フォームの送信、主要なドキュメントのダウンロードをトラッキングする
Google アナリティクスを使用して、手続き完了ページやボタンのクリックをトラッキングする
1. Google アナリティクスを設定して目標を作成する
Google 広告では、Google アナリティクスのキーイベントからコンバージョンが作成されます。これにより、Google アナリティクスと Google 広告では、重要なアクションが統一された方法で測定されます。コンバージョンを作成すると、プラットフォーム間で一貫性のある形でコンバージョン数が記録されるようになるため、広告キャンペーンの効果を把握して最適化し、マーケティング戦略の改善につなげることができます。キーイベントとは異なり、コンバージョンは Google 広告の入札とレポート作成の対象となります。
Google アナリティクスのプロパティを Google 広告アカウントにリンクすると、両サービスの間でデータをやり取りできるようになります。これにより、次のことが可能になります。
- GA4 のキーイベントに基づいて Google 広告コンバージョンを作成する
- Google 広告コンバージョンのパフォーマンスを確認する
- アプリまたはサイトでの過去の行動に応じて、ユーザーの再エンゲージメントを図る
2. Google アナリティクスの目標を Google 広告にインポートする
Google アナリティクスで目標を作成したら、Google 広告アカウントにインポートし、コンバージョン データを使用してアカウントを最適化します。
-
作成ボタン
をクリックし、[コンバージョン アクション] を選択します。
- [インポート] をクリックし、[Google アナリティクス 4 プロパティ] を選択して、[続行] をクリックします。
- インポートする Google アナリティクスの各キーイベントを選択し、[インポートして続行] をクリックします。
- [完了] をクリックします。
ウェブサイトで Google 広告のコンバージョン トラッキングを使用する
ウェブサイト イベントと Google アナリティクスのアプリイベント(購入手続きや登録など)からコンバージョン アクションを作成できます。ウェブサイトのコードを変更する必要はありません。
-
作成ボタン
をクリックし、[コンバージョン アクション] を選択します。
-
[ウェブサイト] を選択します。
-
コンバージョンを測定する組織のウェブサイトを入力し、[スキャン] を選択します。
-
コンバージョン目標として [お問い合わせ] または [リードフォームの送信] を選択します。
-
確認ページやお礼ページなど、ユーザーが「お問い合わせ」フォームやボランティア登録フォームを送信した際に表示されるページの URL を指定します。コンバージョン ページの詳細
-
[その他の設定を表示] を選択します。[値] の欄で、各コンバージョンの値をトラッキングする方法を選択します。
-
同じコンバージョンが発生するたびに合計金額が異なる可能性がある場合は(さまざまな価格の商品やチケットの購入をトラッキングする場合など)、[コンバージョンごとに異なる価値を割り当てる] を使用します。トランザクションごとの値をトラッキングするためには、手動タグ設定が必要です。
-
各見込み顧客の値の平均値がわかっている場合は、[すべてのコンバージョンに同一の価値を割り当てる] を選択します。
-
-
[カウント方法] の横で [初回のみ] を選択します。これは、1 回の広告のクリック経由で達成されるコンバージョンが 1 回だけ価値をもたらすような場合に選択します。ウェブサイトの登録フォームなど、見込み顧客の開拓に最適です。
-
[ビュースルー コンバージョン計測期間] の横にあるプルダウンから、ビュースルー コンバージョンをトラッキングする期間を選択します。寄付のように購入サイクルが長い場合は、[30 日] をおすすめします。
-
[完了]、[追加]、[保存して次へ] の順に選択します。
-
その後、ウェブサイトに Google タグを設置して測定を有効することもできます。各イベント スニペットでコンバージョンの測定を開始する前に、このタグを設定する必要があります。詳しくは、Google タグを設定する方法をご覧ください。
ホットラインやサポートラインへの通話をトラッキングする
トラッキングする通話コンバージョンを選択してください。一部のオプションでは Google 広告専用転送電話番号が必要です。この番号を利用できるのは一部の国に限られます。
別のシステムを使って販売などのコンバージョンにつながった通話をトラッキングしている場合は、そうしたコンバージョンをインポートできます。
Ad Grants の要件:
通話の長さが 30 秒以上
コンバージョン トラッキングのステータスに関するトラブルシューティング
- 有効: [有効] のコンバージョン アクション概要ステータスは緑色でハイライト表示され、すべてが想定どおりに動作していることを示します。ステータスにカーソルを合わせると、その他の詳細情報が表示されます。
- 要確認: [要確認] のコンバージョン アクション概要ステータスは黄色でハイライト表示され、対応が必要なアクション アイテムがあることを示します。ステータスにカーソルを合わせると、その他の詳細情報と次に取るべき対策が表示されます。
- 無効: [無効] のコンバージョン アクション概要ステータスは赤色でハイライト表示され、適切に動作していない部分があることを示します。ステータスにカーソルを合わせると、その他の詳細情報が表示されます。
- 最近のコンバージョンはありません: [最近のコンバージョンはありません] のコンバージョン アクション概要ステータスはグレーでハイライト表示されます。これは、過去 7 日間に記録されたコンバージョンがないことを示します。ステータスにカーソルを合わせると、その他の詳細情報が表示されます。
- その他: [その他] のコンバージョン アクション概要ステータスにカーソルを合わせると、詳細を確認できます。
詳しくは、コンバージョン トラッキングのステータスに関するトラブルシューティングをご覧ください。