アカウントから商品を削除する

Merchant Center には、Google サービスに商品を表示する方法と場所を管理するためのさまざまなオプションが用意されています。商品を一時的に非表示にしたり、完全に削除したり、ショッピング広告などの特定の場所で表示されないようにしたりできます。この記事では、Google サービスでの商品の表示を管理するためのさまざまな方法を明確にまとめて紹介します。

このページの内容


Google サービスでの商品の表示について

Google は主に次の 2 つの方法で商品情報を取得します。

管理対象アイテム: Merchant Center で直接管理できる商品です。これらの商品は通常、Merchant Center に手動でアップロードするか、商品データ自動登録機能を通してアップロードします。こういった「管理対象アイテム」については、Google のさまざまなサービスにわたり、属性、表示設定、掲載を含め、すべてを管理できます。

管理対象外アイテム: Google は、Merchant Center アカウントを有していない販売者についても、ウェブサイトのクロールを通して商品を見つけます。この情報は、Google 検索でのリッチ スニペットや Google 画像検索での商品リスティングなどのオーガニック検索結果を向上させるために使用されます。こういった「管理対象外アイテム」については直接きめ細かく管理することはできませんが、掲載に影響を与えることはできます。


商品を管理するためのオプション

商品の表示を管理するためのさまざまな方法を紹介します。

Merchant Center の場合

商品を一時的に非表示にする

  • 商品掲載を一時停止する: ショッピング広告と無料リスティングへの商品の掲載を最大 14 日間一時的に停止します。在庫に関する短期間の問題やウェブサイトのメンテナンスがある場合や、休業中に、商品掲載を一時停止すると便利です。掲載を一時停止した商品は、設定した期間が過ぎた後、簡単に再度有効にできます。
  • 「在庫なし」のマークを付ける: 商品が一時的に販売不可の場合、在庫状況を「在庫なし」に設定すると、ほとんどの掲載先で商品が表示されなくなります。これは、商品が 14 日間より長く販売不可になる場合に掲載を一時停止するのに適した方法です。これを行うには、商品データの在庫状況 [availability] 属性を更新します。

長期の掲載停止と特定の掲載先での表示停止

  • 商品を非表示にする: 表示設定では、商品が Google サービスまたは広告の掲載場所に現在表示されているかどうかを確認できます。Merchant Center アカウントの [商品] タブの [表示設定] 列で商品の表示方法を変更できます。商品リストで商品を選択すると、[Google に表示しない] オプションが表示されます。このオプションを選択すると、表示設定を調整できます。
  • 非掲載先 [excluded_destination] 属性: 商品データのこの属性を使用すると、ショッピング広告、ディスプレイ広告、無料リスティング、無料ローカル リスティングといった Google サービス内の特定の掲載先に商品が表示されないように設定できます。これによって、各商品の掲載場所を細かく管理できます。詳しくは、非掲載先 [excluded_destination] 属性についての記事ご覧ください。

完全な削除と管理

  • 商品の管理を停止: オンライン ショップから商品が自動的に追加されるようにしている場合に、クロールされた特定の商品の管理を停止するには、[データソース] タブの [Google による検出] セクションで [商品の管理を停止] を選択します。これにより、管理対象広告枠から商品が削除され、ショッピング広告と無料リスティングに商品が表示されなくなります。ただし、オーガニック検索結果には、管理対象外アイテムとして引き続き表示されることがあります。
  • 自動検出された商品をすべて非表示: Google がクロールを通して自動的に検出したすべての商品が完全に非表示になります。[データソース] タブの [Google による検出] セクションで [自動検出された商品をすべて非表示] を選択します。これにより、オーガニック検索結果を含め、いずれの Google ショッピング掲載先にも、そういった商品が表示されなくなります。
  • 商品を削除: Merchant Center アカウントから商品が完全に削除されます。販売や広告掲載を取りやめる商品に使用すると有用です。ただし、Google が以前にクロールで検出していた商品の場合、オーガニック検索結果から削除されないことがあります。

ウェブサイト

Google 検索やその他の Google サービスから、クロールされた商品のデータを削除する

  • noindex メタタグ: noindex メタタグを商品ページに追加すると、それらのページをインデックス登録しないよう Google に指示することになり、Google 検索結果から効果的に商品を削除できます。こういった検索結果には、すべてのオーガニック検索結果、リッチ スニペット、クロールされたデータに基づくその他のリスティングがあります。noindex メタタグは、完全に削除する場合に強力なツールですが、ウェブサイトの HTML コードへのアクセスが必要になります。
  • robots.txt: robots.txt を使って Google 検索などの検索エンジンに、クロールを許可するページを指示すると、Googlebot がそれらの指示に従います。Google は、通常、クロールしたページをインデックス登録しますが、他のサイトからリンクされたページや、サイトマップから送信されたページの場合は、クロールせずにインデックス登録することもできます。つまり、robots.txt は、クロールしないようにすることで、インデックス登録の機会を間接的に減らします。
  • data-nosnippet 属性: この HTML 属性を使用して、商品ページ上のテキストの特定のセクションがリッチ スニペットに表示されされないように設定できます。data-nosnippet は、機密情報や、検索結果に表示したくない特定の詳細情報を非表示にする際に有用です。

ニーズや管理レベルに合った方法を選択することが重要です。さらに詳しい情報やサポートが必要な場合は、Google Merchant Center ヘルプセンターをご確認になるか、Google Merchant Center サポートまでお問い合わせください。


アカウントから商品を削除する

Merchant Center アカウントのすべての商品は、最終更新から 30 日後に期限切れになります。商品データを更新するには、商品データソースを再送信するか、商品データソースの定期的なアップロードをスケジュール設定してください。また、Google はウェブサイトを定期的に確認し、商品のランディング ページで schema.org 構造化データをクロールするなどの方法で商品データを検証できた場合は、商品を自動的に更新します。

商品データや任意の商品はいつでも削除できます。特定のデータソースからすべての商品を削除するには、次の手順を行ってください。

: 商品を Merchant Center から削除した後、商品が広告と無料リスティングから削除されるまで 24~48 時間程度かかることがあります。商品の更新にデータソースを使用している場合は、データソース ファイルから商品を削除して、その商品データソースを再送信します。

Step 1 Merchant Center アカウントで、[設定とツール] アイコン ツールと設定メニューのアイコン [歯車] をクリックします。

Step 2 [データソース] を選択します。

Step 3 [商品のソース] タブで、削除する商品データソースを選択します。

Step 4 その他メニュー アイコン その他メニュー アイコン をクリックして、[ソースを削除] を選択します。

Step 5 [削除] をクリックします。

(省略可)商品を完全に削除する場合は、次回のアップロードの前に商品データソースから商品を削除します。商品がデータソースから削除されていない場合は、次回のアップロード時に Merchant Center に再び追加されます。

有効期限 [expiration_date] 属性を使用する: 特定の日に削除したい商品アイテムに有効期限を追加します。詳しくは、有効期限 [expiration_date] 属性についての記事をご覧ください。


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