Google Merchant Center で商品データをアップロードするには、まずデータの登録先となるデータソースを作成する必要があります。データソースはファイル、Google スプレッドシートのテンプレート、Content API のいずれかにできます。
この手順はすべての新しいデータソースについて必要になりますが、一度登録しておけば、再度登録することなく既存のソースを更新できるようになります。
このページの内容
メイン データソースを作成する
メイン データソースは、Merchant Center が商品データにアクセスして表示するために使用する主要な情報源です。詳しくは、Merchant Center に商品をアップロードする方法についての記事をご覧ください。
メイン データソースでは、商品データの追加や削除、対象とする言語や国の設定、商品データのルールの設定を行います。商品を追加または削除できるデータソース タイプはメイン データソースだけです。
すべての商品を 1 つのメイン データソースで登録することをおすすめします。商品を除外する必要がある場合は、非掲載先 [excluded_destination]
属性を使用します。
手順
Merchant Center アカウントで、画面右上にある [設定とツール] アイコン
をクリックします。
[データソース] をクリックします。
[プライマリ ソース] タブで、[商品ソースを追加] をクリックします。
使用する商品ソースのタイプを以下から選択します。
- ファイル: Merchant Center にファイルを手動で直接アップロードするか、SFTP または Google Cloud Storage を使用してアップロードします。
- Google スプレッドシートのテンプレート: 生成済みの Google スプレッドシートのテンプレート、または商品データが入力された既存の Google スプレッドシートを使用して、データをアップロードします。詳しくは、Google スプレッドシートで商品データを設定するをご覧ください。
- API の使用: 多数の商品をアップロードする場合や、商品の詳細を頻繁に変更する予定がある場合は、Content API を使用してください。この方法を使用するには、技術的な知識が必要です。
表示される指示に沿って、次の情報を入力します。
対象国 |
対象国とは、この商品データソースの商品を販売する国です。この商品データソースの商品データは、登録する国の要件(商品データ仕様やポリシーなど)に準拠している必要があります。商品データソースの作成プロセスで掲載先を選択すると、ショッピング広告の対象国を追加できます。 |
言語 | 商品データの作成に使用されている言語。詳しくは、サポート対象の言語と通貨をご覧ください。 |
データソース ラベル | データソース ラベルを使用すると、同じデータソース ラベルが設定されているすべての商品を Google 広告の広告キャンペーンで宣伝できます。 |
マーケティング方法 | Merchant Center で 1 つ以上のデータソースのマーケティング方法を選択すると、データソース内でどの Google の機能が商品アイテムを使用できるかを設定できます。詳しくは、マーケティング方法をご覧ください。 |
メイン データソース名 | メイン データソースの内容がわかりやすい名前を入力します。データソース名は、送信するファイル名と一致している必要はありません。後でデータソース名を変更するには、メイン データソースの設定を編集します。 |
ファイル名 | 選択した入力方法によっては、送信するファイルの名前を入力する必要があります。この名前は作成したファイルの名前と正確に一致し、有効な拡張子も含んでいる必要があります。 |
情報を入力して [続行] をクリックすると、[メインソース] 表で新しく作成したメイン データソースの表示や管理ができるようになります。
補助データソースを作成する
補助データソースは予備のデータソースであり、メイン データソースで不足している必須または省略可能な商品属性などの詳細を入力するか、既存の詳細を更新する目的で使用します。補助データソースを商品の追加または削除に使用したり、独立したデータソースとして使用したりすることはできません。データソースの詳細をご覧ください。
データソースのルールと補助データソースをマルチクライアント アカウントに定義して、関連付けられたサブアカウントのすべて、または一部に適用できます。サブアカウントのルールと補助データソース データをオーバーライドするよう選択した場合、補助データソース(サブアカウント レベルで追加される)はメイン データソースにリンクできません。
従来のオンライン商品在庫(更新)データソース 補助データソースが導入される前は、「オンライン在庫データソース」を使用することによって、メインの商品データソースを再アップロードすることなく、価格と在庫状況の値を更新できました。「オンライン在庫データソース」のサポートは終了しました。ただし、補助データソースでも同じことを実現できます。ID [id]
、価格 [price]
、在庫状況 [availability]
が含まれる補助データソースを作成し、「最新の値を使用」ルールを使用して、新しく作成した補助データソースをメイン データソースにリンクします。
手順
Merchant Center アカウントで、画面右上にある [設定とツール] アイコン
をクリックします。
[データソース] をクリックします。
[補助ソース] タブを選択し、[補助商品データを追加] をクリックします。
使用する商品ソースのタイプを以下から選択します。
- ファイル
- Google スプレッドシートのテンプレート
- API の使用
表示される指示に沿って、次の情報を入力します。
- ファイル名:選択した入力方法によっては、送信するファイルの名前を入力する必要があります。この名前は作成したファイルの名前と正確に一致し、有効な拡張子も含んでいる必要があります。
- 商品 ID: ID
[id]
は、補助データソースの商品の詳細をメイン データソースと照合するために使用されます。 - フィードラベル: 広告キャンペーン内の商品を分類、識別しやすくするための名前です。フィードラベルに使用できるのは、大文字、数字、ハイフン、アンダースコアのみです。
- 言語: 商品データの作成に使用されている言語。詳しくは、サポート対象の言語と通貨をご覧ください。
補助データを追加したいメイン データソースを選択します。
[データソースを作成] をクリックします。
情報を入力して [続行] をクリックすると、[補助ソース] 表で新しく作成したメイン データソースの表示や管理ができるようになります。
地域別の商品在庫データソース
地域別の商品在庫データソースは、メイン データソースの既存の商品データをオーバーライドして、事前定義した地域の任意の商品に関して地域別の価格や在庫状況を表示するために使用される補助データソースの一種です。地域別の在庫データソースを商品の追加または削除に使用したり、独立したデータソースとして使用したりすることはできません。ただし、既存の商品データをオーバーライドするために使用することはできます。
地域別の在庫データソースでは、次の必須属性を利用できます。
- ID
[id]
(商品 ID) - 地域 ID
[region_id]
(地域 ID)
地域別の在庫データソースでは、次のオプションの属性もサポートされています。
ご不明な点がある場合
データソースの設定、フォーマット、アップロードに関する問題を解決するためにサポートが必要な場合は、データソースのトラブルシューティング ガイドをご覧ください。