この記事では、スプレッドシート プログラムでタブ区切りの商品データソースを作成する手順について説明します。テキスト エディタ プログラムで作業する場合はこの手順を省略できますが、下記の形式の要件は必ず守ってください。
Google スプレッドシートを使用して商品データソースを作成するための具体的な手順については、Google スプレッドシートで商品データを設定する方法をご覧ください。XML 形式でデータソースを作成する手順については、RSS 2.0 仕様と Atom 1.0 仕様をご覧ください。
商品データソースのサンプル ファイル
Google では、タブ区切りファイル(.txt)のサンプルをご用意しています。商品データソースを作成する際の参考にお役立てください。商品データソースの作成方法
手順 1/5: スプレッドシート プログラムを起動する
Microsoft Excel などのスプレッドシート プログラムを使用すると、簡単に商品データソースを作成して適切な形式に変換できます。
手順 2/5: 見出し行を作成する
スプレッドシートの 1 行目の各列に、商品の説明に使用する属性の名前を 1 個ずつ入力します。次の 2 種類の属性を使用して高度に構造化した情報を送信することで、ショッピング広告や無料リスティングに商品を掲載できます。
- 必須属性
- 推奨属性
必須属性が指定されていない商品は、正常に処理されません。一方、推奨属性が指定されていなくても、商品は正常に処理されます。関連する検索結果に商品が表示されやすくなるよう、推奨属性に関する情報も含めることをおすすめします。見出し行の例については下の表を、対象国のすべての必須属性については商品データ仕様を、それぞれご覧ください。
A | B | C | D | E | F | G | H | |
1 | ID [id] |
タイトル [title] |
商品説明 [description] |
価格 [price] |
状態 [condition] |
商品リンク [link] |
在庫状況 [availability] |
商品画像リンク [image_link] |
2 | ||||||||
3 |
手順 3/5: 商品アイテム情報を入力する
見出し行の下の行に、選択した属性に該当する商品情報を入力します。商品は行ごとに 1 個ずつ入力し、商品情報は適切な列にそれぞれ入力します。たとえば、商品の説明は「商品説明 [description]」の見出しと同じ列に入力してください。属性の値がない場合は、セルを空のままにしても構いません。
A | B | C | D | E | F | G | H | |
1 | ID [id] |
タイトル [title] |
商品説明 [description] |
価格 [price] |
状態 [condition] |
商品リンク [link] |
在庫状況 [availability] |
商品画像リンク [image_link] |
2 | 123-uk | テディベア | 黄色のテディベア | 12 | '新品' [new] |
http://example1.com | in_stock |
http://example.com/image1.jpg |
3 | 1246 | ブレンダー | 12 段階の速度調節機能付きミキサー(黒) | 24.99 | '中古品' [used] |
http://example2.com | in_stock |
http://example.com/image2.jpg |
手順 4/5: スプレッドシートを変換する
ほとんどのスプレッドシート プログラムでは、データをタブ区切りファイル形式で書き出すことができます。下のどちらの方法を使っても、拡張子 ".txt" で終わる名前のファイルが作成されます。このファイルを Google Merchant Center に送信してください。
- Microsoft Excel の場合: [ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックし、ファイル形式を指定して、スプレッドシートをタブ区切りテキスト(.txt)として保存します。[ファイルの種類] プルダウン ボックスで、[テキスト(タブ区切り)(*.txt)] オプションを選択します。
- Google スプレッドシートの場合: Merchant Center で直接、Google スプレッドシートをアップロードし、データを継続的に取得するようにスケジュールを設定できます。または、次の手順でファイルをダウンロードできます。[ファイル] メニューを開き、[形式を指定してダウンロード] をクリックし、[タブ区切りの値(.tsv、現在のシート)] を選択します。[名前を付けて保存] を選択し、ファイルが拡張子 .txt で保存されていることを確認します。
以前に Merchant Center アカウントに商品データソースを登録したことがある場合は、設定プロセスで指定した名前と同じファイル名を使用します。ファイルのアップロード時に問題が発生した場合は、ファイルの形式が下記の要件を満たしていることを確認し、ファイル名が設定時に指定した名前と一致していることを再確認してください。
手順 5/5: 商品データソースを送信する
ファイルの形式が下記の要件を満たしていることを確認して、Google に送信します。送信時に問題が発生した場合は、トラブルシューティングのリソースをご覧いただくか、サポートにお問い合わせください。
形式の要件
- ファイルはタブ区切りのプレーン テキスト形式にします。
- ファイルの 1 行目を見出しとし、属性名をタブ区切りで入力します。
- 1 行に 1 商品を入力し、行内の各属性をタブで区切ります。
- 行の末尾にはタブを挿入しないでください。
- 属性自体にタブや改行を挿入しないでください。
- 税金
[tax]
や送料[shipping]
などのグループ属性については、コロンで区切ったサブ属性を使用します。詳しくは、税金を設定する(米国のみ)方法をご覧ください。- コロン(:)がサブ属性の値の区切りを意図したものではない場合は、値を引用符(")で囲んでください。
- 商品に関する情報
[product_highlight]
や商品カテゴリ[product_type]
などの繰り返し属性については、各値をカンマで区切ります。- カンマ(,)が値の区切りを意図したものではない場合は、値を引用符(")で囲んでください。
- すべての属性で複数の値がサポートされているわけではないことに注意してください。たとえば、ID
[ID]
や商品説明[description]
に指定できる値は 1 つのみです。詳しくは、商品データ仕様をご覧ください。