この記事では、Google StoreBot クローラーが店舗ページにアクセスできない場合に発生する、警告や中断の問題を解決する方法について説明します。
このページの内容
この問題が発生している理由
Google StoreBot は、ローカル在庫広告と無料ローカル リスティングの価格、在庫状況、受け取りオプションをチェックします。Merchant Center とランディング ページの内容が一致しないと、買い物客の体験に悪影響を及ぼす可能性があります。
Google StoreBot クローラーによる店舗の商品ページと購入手続きフローへのアクセスをブロックしていないことを確認してください。
問題を解決する方法
ランディング ページにアクセス可能かどうかを確認します。次のような手法によって Google StoreBot がブロックされていることがよくあります。
- ユーザー エージェントによるブロック: 販売者のシステムが実行する bot 検出フレームワーク ソフトウェアに、クローラーのユーザー エージェントのブロックリストが設定されていることがあります。既製の bot 検出ソフトウェアをそのまま使用していると、Google StoreBot がブロックされることがあります。ユーザー エージェントを切り替え、Google StoreBot が商品ランディング ページにアクセスできるようにしてください。
- IP アドレスによるブロック: Google 検索のクローラーの IP アドレスのみが許可リストに登録されている可能性があります。Google StoreBot の IP アドレスは Google 検索のクローラーの IP アドレスとは異なる場合があります。静的な IP アドレスによる許可リストは推奨されません。リバース DNS ルックアップを行って、IP が Google のものであることを確認することをおすすめします。リバース DNS ルックアップの実装方法について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
- フィンガープリントによるブロック: bot 検出フレームワークを使用して、bot によって開始された HTTP リクエストを識別している可能性があります。bot 検出フレームワークは、ユーザー エージェント、IP アドレス、一部のブラウザ JS 環境変数などを使用して、HTTP リクエストからフィンガープリントを作成し、そのフィンガープリントをクロールのデータベースと照合します。こうしたフレームワークでは、特定の IP アドレスがウェブサイトをクロールする頻度が考慮されます。こうしたフレームワークは多くのウェブサイトに導入されており、非人間的な頻度でウェブをブラウジングしている IP アドレスが検出されます。
次のステップ
Google StoreBot クローラーがウェブサイトにアクセスできるようにする
Google StoreBot がブロックされている原因をシステム管理者に調べてもらい、Google StoreBot がウェブサイトにアクセスできるようにしてください。
ランディング ページの確認
Google は高い頻度でランディング ページをクロールしようとします。Google がランディング ページをクロールできるようになると、前に表示されたエラーは数日以内に表示されなくなります。この間に、指定されたランディング ページをクロールできることが Google で確認されると、商品がローカル在庫広告に再び掲載されるようになります。