自動割引を設定する(Shopify、WooCommerce、Magento 2 の販売者向け)

自動割引機能を使用すると、複数のリアルタイム シグナルに基づいて商品価格の割引を効率よく自動的に設定でき、ショッピング広告と自社のウェブサイトで割引価格を表示できます。

元の価格に取り消し線が引かれセール価格が赤色で示されている、緑色のキャンドルの商品ランディング ページ。

このページの内容

注: Shopify、WooCommerce、Magento 2 を利用されていない販売者様は、別の手順で自動割引を設定してください。詳しくは、自動割引を設定する方法をご覧ください。

メリット

自動割引を利用すると、Google のショッピング広告に表示される商品に対して効果的に価格を設定できるようになります。この機能は、より多くのコンバージョンを獲得して利益を向上させることを目的としています。

  • 価格のカスタマイズ: Google の大規模なモデルを活用することによって、ショッピング広告や自社サイトの商品ランディング ページでの商品の最適な割引額を見つけることができます。
  • 時間の節約: 価格の最適化が自動でリアルタイムに行われるため、時間、労力、コストを削減できます。

利用資格と要件

1 つのアカウントで複数の Merchant Center ID を持つことができますが、それぞれの Merchant Center ID でこの要件を満たしていることが必要です。

  • キーイベント トラッキングとフィードが設定済みである。
  • 販売者様のシステムが、Google によって提示された商品価格を Google のシステムの URL アプリケーションから取得し、承諾できる状態になっている必要がある。

販売者向けの手順

自動割引に登録する際に、設定をサポートするチャネル パートナーを選択できます。選択可能なチャネル パートナーは次のとおりです。

注: 今後さらに多くのチャネル パートナーが追加される予定です。ご利用のチャネル パートナーがリストにない場合は、別のプロセスで統合を進めてください。詳しくは、自動割引を設定する方法をご覧ください。

ステップ 1/6: 利用を開始する

  1. [マーケティング] の [自動割引] タブに移動します。このタブが表示されない場合は、[設定とツール] の [アドオン] セクションで自動割引を有効にする必要があります。  
  2. [続行] をクリックして自動割引を選択します。
  3. ネットショップ ビルダーを使用しているかどうかを選択し、パフォーマンス レポートで使用する通貨を選択します。
  4. 基本情報を保存したら、次の設定ステップに進みます。

ステップ 2/6: カートデータを使用するようにコンバージョン レポートを設定する

チャネル パートナーが、カートのデータを使用したコンバージョン トラッキングを設定する手順をご案内します。
注: Google 広告でメインのコンバージョン アクションを使用して、自動割引用の購入カート コンバージョン レポートを提供する必要があります。

ステップ 3/6: フィードを使用して商品をオプトインする

商品をオプトインする

このステップを完了するには、含める商品のフィードに、最低価格 [auto_pricing_min_price] と商品レベルの売上原価(COGS)[cost_of_goods_sold] 属性を指定します。なお、最高価格は商品フィードですでに指定されている通常の価格 [price] 属性である必要があります。Google がこれより高い価格を設定することはありません。

商品をオプトインするには、次の 2 つの属性をフィードに追加します。

必須属性 値のタイプ 説明
最低価格 [auto_pricing_min_price] 文字列

これは最低価格です。この価格を下回る場合は割引が適用されません。価格 [price] 属性と同じフォーマット ルールに従います。

: 特別な要件(MAP の制限など)がある場合を除き、売上原価(COGS)[cost_of_goods_sold] 属性と同じになります。

売上原価(COGS)[cost_of_goods_sold] 文字列 これは売上原価(COGS)です。正確な情報がわからない場合は、最も正確と思われる推定値を入力してください。

商品をオプトアウトする(省略可)

商品を自動割引の対象から個別にオプトアウトするには、その商品の最低価格 [auto_pricing_min_price] 属性を削除します。

: オプトアウトする商品の売上原価(COGS)[cost_of_goods_sold] 属性は削除しないでください。COGS 属性は報告されるカートの総利益を算出するためにも使用されます。

利益を最大にするには、少なくとも 50% の商品をオプトインすることをおすすめします。

ステップ 4/6: URL を統合する

オプトインした商品の Google 推奨価格を、ウェブサイトで新しいセール価格として表示する必要があります。

現在のセール価格が URL に渡されます。

EEA: 以前の価格も、ショッピング広告に表示されている場合は URL に渡されます。オンライン ショップに以前の価格を表示することもできます。以前の価格は、クロアチア、ラトビア、ノルウェー、ポーランド、スペインでは Google で過去 30 日間にユーザーに表示された最低価格を表します。その他の EEA 諸国では、過去 60 日間に連続して適用された値下げの前の価格を表します。

このプロセスはチャネル パートナーがご案内します。
 

元の価格に取り消し線が引かれセール価格が赤色で示されている、緑色のキャンドルの商品ランディング ページ。

ステップ 5/6: Google による審査

上記の設定ステップが完了したら、[確認をリクエスト] をクリックして Google の審査をリクエストし、統合とユーザー エクスペリエンスを検証できます。Google の審査が完了するまで 2~3 営業日ほどかかります。

未解決の問題は [自動割引] ページに表示されます。変更を行った後、Merchant Center で更新が反映されるまで最長で 24 時間ほどかかります。すべての問題を解決したら、Google に改めて審査をリクエストできます。

ステップ 6/6: キックオフ

Google がアカウントを審査して承認すると、オプトインした商品について、パフォーマンスに基づく表示対象の段階的な拡大が自動的に開始されます。これ以降は、[自動割引] タブでパフォーマンスをモニタリングできるほか、ボタンをクリックするだけの操作で、最適化されたセール価格の生成を一時停止または有効化できます。


プロダクトの有効化

Google の審査に合格した場合は、自動割引によって最適化されたセール価格が、オプトインした商品のショッピング広告で 90% のユーザーに表示されるようになります。注: 商品の割引は、在庫全体で利益を最大化するという全体的な目標に有益な場合にのみ行われます。

[一時停止] ボタンと [有効化] ボタンを使用して、自動割引をいつでも一時停止または有効化できます。


パフォーマンス レポートの作成

すべてのパフォーマンス指標をモニタリングするには、[マーケティング] の [自動割引] タブに移動します。選択した期間のスコアカードには、増分総利益、収益、クリック数などのパフォーマンス指標が表示されます。指標は毎日更新されます。リンクをクリックすると、利用可能な指標の詳細と説明、および Merchant Center の自動割引の詳細を確認できます。

Google 自動割引によって最適化されたセール価格(GAD 価格)と以前の価格は、Merchant APIProducts サブ API でリアルタイムに確認できます。

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