ローカル プロモーションのために提供した情報は、ショッピング タブのローカル広告に掲載され、パソコンとモバイル デバイスの両方に表示されます。情報提供を行うには、店舗で使用するプロモーションに関する情報が含まれるプロモーション ソースをアップロードします。この情報は正確で、ローカル プロモーションの説明に使用する属性がすべて含まれている必要があります。
データソースは XML ファイル、タブ区切りファイル、Google スプレッドシートのいずれかで、Google Merchant Center にアップロードし、複数のエントリを含めることができます。プロモーション ソースは、商品データソースで使用しているのと同じ Merchant Center アカウントにアップロードします。
注: 同じプロモーション ソースをオンラインと店舗の両方のプロモーションに使用できます。
この記事では、ローカル プロモーション用のプロモーション ソースで使用できる属性について説明します。プロモーション ソースの例を確認するには、下のボタンをクリックしてください。
留意点
- すべてのプロモーションは、プロモーションのプログラム ポリシーと編集に関する要件に照らし合わせて審査されます。
- プロモーション ソースを使用して送信する特典には、構造化データ属性を使用することをおすすめします。詳しくは、構造化データの属性についての記事をご覧ください。
- ローカル プロモーションでは、配送関連の特典は指定できません。
- プロモーション ソースを指定しても、Google でのランキングには影響しません。
必須属性
プロモーション ID[promotion_id]
プロモーションの一意の ID です。特定の商品に適用される店舗限定プロモーションの場合は、プロモーション ソース内の「promotion_id」の値と、商品データソース内の「promotion_id」の値が一致している必要があります。これにより、Google はプロモーションが適用される商品を識別できます。
重要:
- プロモーション ID では大文字と小文字が区別されます。特定のプロモーションを商品データソース内の一連の商品にマッピングする場合は、両方のデータソースの ID を完全に一致させる必要があります。
- プロモーション ID にスペースや記号(%、! など)を使用することはできません。
- 1 つの商品アイテムに複数のプロモーション ID 値を追加するには(1 つの商品アイテムに 10 個まで追加可能)、商品データソースの「promotion id」列に値をカンマで区切って登録します。
- プロモーション ID は 60 文字以内で指定してください。
[product_applicability]
プロモーションがすべての商品に適用されるのか、特定の商品にのみ適用されるのかを示します。
有効な値:
- すべての商品
[all_products]
- 特定の商品
[specific_products]
重要:
- 値を
specific_products
に設定すると、商品ターゲット設定属性を使用して、プロモーションが適用される商品が決定されます(商品ターゲット設定の詳細については、下記のオプションの属性をご覧ください)。 - 値を
all_products
に設定すると、商品ターゲット設定のフィルタは無視されます。
[offer_type]
この属性は、オンラインのユーザーが特典を利用するためにコードの使用が必要かどうかを示します。
有効な値:
- コード不要
[no_code]
- 汎用コード
[generic_code]
注: クーポンコード必須
[offer_type]
が generic_code
(すべてのユーザーに共通のコード)の場合は、汎用適用コード [generic_redemption_code]
属性も必須です。[generic_redemption_code]
この属性では、プロモーションをオンラインで利用するためにユーザーが使用するコード(例:
EXTRA20
)を指定します。重要:
- クーポンコード必須
[offer_type]
属性がgeneric_code
に設定されている場合、この属性は必須です。 - 汎用適用コード
[generic_redemption_code]
属性に登録する値は 20 文字以内にしてください。
[long_title]
プロモーションの完全なタイトルです。編集に関する要件に、タイトルのガイドラインおよび形式についての説明と、許可されるタイトルと許可されないタイトルの例が記載されています。
重要:
- プロモーションのタイトル
[long_title]
には、プロモーションを完全かつ正確に記載する必要があります。 - 60 文字以内で指定してください。
[promotion_effective_dates]
この属性は、プロモーションが有効な日付と時間を示します。構文は次のとおりです。
- 日付の形式: YYYY-MM-DD
- 時刻の形式: HH:MM:SS、GMT に関連する調整を含まない形式(下記を参照)。
- 時間は GMT(グリニッジ標準時)に基づきます。そのため、直後に、自分のタイムゾーンと GMT との差が何時間何分か(+HH:MM または -HH:MM)も指定する必要があります。
- たとえば、プロモーションの日時が PST(太平洋標準時)の場合、PST は GMT より 8 時間早いため「-08:00」を追加します。
- 時間は GMT(グリニッジ標準時)に基づきます。そのため、直後に、自分のタイムゾーンと GMT との差が何時間何分か(+HH:MM または -HH:MM)も指定する必要があります。
- 日付と時刻は文字「T」で区切ります。
- まず開始の日付と時刻を入力し、スラッシュ(/)で区切った後に終了の日付と時刻を入力します。
例:
- プロモーションの有効期限が 2019 年 7 月 19 日の午前 3 時から 2019 年 7 月 26 日の午後 9 時(東部標準時)までの場合:
- 2019-07-19T03:00:00-05:00/2019-07-26T21:00:00-05:00
- プロモーションの有効期限が 2019 年 7 月 19 日の午前 3 時から 2019 年 7 月 26 日の午後 9 時(グリニッジ標準時)までの場合:
- 2019-07-19T03:00:00+00:00/2019-07-26T21:00:00+00:00
重要:
- サマータイムが適用される場合は、以下のように調整してください。
- 通常の時間においては、「-05:00」は EST を、「-08:00」は PST を表します。
- サマータイムの期間においては、「-04:00」は EDT を、「-07:00」は PDT を表します。
[redemption_channel]
この属性は、プロモーションが提供される場所を示します。
有効な値:
in_store
online
online_and_in_store
重要:
- オムニチャネルのプロモーション(店舗とオンラインの両方に適用される)を行う場合は、「
online_and_in_store
」の値を登録してください。 - この値を空のままにすると、プロモーションはデフォルトでオンラインになります。
- オンライン プロモーションは、店舗の地域の範囲に限定されず、オンライン ショッピング広告に表示されます。
[store_applicability]
この属性は、プロモーションがすべての店舗に適用されるか、特定の店舗のみに適用されるかを示します。
有効な値:
all_stores
specific_stores
重要:
specific_stores
を選択する場合は、含める店舗コード[store_codes_inclusion]
属性、または除外する店舗コード[store_codes_exclusion]
属性も使用する必要があります。all_stores
を選択する場合は、含める店舗コード属性と除外する店舗コード属性(下記を参照)は無視されます。
[promotion_url]
プロモーションの URL には、ウェブサイト上でユーザーがプロモーションの詳細を確認できるページへのリンクを指定する必要があります。プロモーションを説明するウェブサイト上のページ、プロモーション バナーのあるページ、プロモーション バナーの画像がホストされているページを指定できます。このリンクは、ローカルで適用されていることや店舗で利用可能なことを確認する承認プロセス、および店頭受け取りに利用されます。また、顧客が店舗でプロモーションを利用する際、クーポンコードやバーコードを提示する以外に追加の手順を行う必要がないことを確認するためにも使われます。プロモーションの詳細情報が記載されたページに表示される情報は、送信されるプロモーション データと一致している必要があります。
[promotion_destination]
この属性はプロモーションの掲載先を示します。
有効な値:
promotion_destination: local_inventory_ads
promotion_destination: Shopping_ads
promotion_destination: Buy_on_Google_listings
promotion_destination: Free_listings
店舗関連の属性
含める店舗コード[store_codes_inclusion]
この属性は、プロモーションが適用される特定の店舗を示します。
重要:
specific_stores
を使用してプロモーションを特定の店舗に適用する場合は、ビジネス プロフィールに登録されている店舗コードを登録します。- 含める店舗コード
[store_codes_inclusion]
属性、または除外する店舗コード[store_codes_exclusion]
属性のいずれかを使用することはできますが、両方を同時に使用することはできません。
[store_codes_exclusion]
この属性は、プロモーションの対象店舗に含めない特定の店舗を示します。
重要:
specific_stores
を使用してプロモーションから特定の店舗を除外する場合は、ビジネス プロフィールに登録されている店舗コードを登録します。- 除外する店舗コード
[store_codes_exclusion]
属性、または含める店舗コード[store_codes_inclusion]
属性のいずれかを使用することはできますが、両方を同時に使用することはできません。
オプションの属性
商品ターゲット設定属性
商品ターゲット設定属性は、プロモーションを適用する商品をプロモーション ソース内で直接指定できるオプションの「フィルタ」です。
または、商品データソースを通じて、プロモーション ID [promotion_id]
属性を商品に直接追加することもできます。
[item_id]
この属性を使用して、商品データソース内の特定の商品アイテムにプロモーションをマッピングします。
プロモーションの対象商品 [product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合、この商品アイテム ID 属性を設定することで、関連する ID で表される商品データソース内の商品アイテムにプロモーションをマッピングします。
重要:
- プロモーション ソースでは、最大 20 個の商品アイテム ID を 1 つのプロモーションにマッピングできます。
- 20 を超えるアイテムにプロモーションを割り当てる場合は、プロモーション対象の商品 ID
[item_id]
属性を使用しないでください。代わりに、商品データソース内の商品アイテムにプロモーション ID を直接追加してください。
[google_product_category]
この属性を使用して、商品データソース内の特定の商品カテゴリにプロモーションをマッピングします。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性を specific_products
に設定している場合、この Google 商品カテゴリ [google_product_category]
属性を設定すると、プロモーションを特定の Google 商品カテゴリにマッピングできます。重要:
- カテゴリ内に対象外の商品がある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。 - ファッション・アクセサリー(166)やメディア(783)など、最上位のカテゴリはサポートされていません。商品が上記のいずれかに該当する場合は、より詳細なカテゴリを指定する必要があります。例: ファッション・アクセサリー > 衣料品 > スポーツウェア > 自転車ウェア(5697)
[product_type]
商品カテゴリ属性を使用して、商品データソース内の特定の商品カテゴリ(または複数の商品カテゴリ)にプロモーションをマッピングします。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、この商品カテゴリ [product_type]
属性を設定すると、1 つ以上の商品カテゴリにプロモーションをマッピングできます。重要:
- 商品カテゴリ内に対象外の商品がある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします(最大 20 個までの商品アイテムをマッピング可能)。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。
[brand]
ブランド属性を使用して、商品データソース内の特定のブランドにプロモーションをマッピングします。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、このブランド属性を設定すると、プロモーションを特定のブランドにマッピングできます。重要:
- 最大 10 個のブランドを指定できます。各ブランドはカンマで区切ってください。
- ブランドでは大文字と小文字が区別され、スペースの有無も区別されます。商品データソース内で指定されているブランドの名前と完全に一致している必要があります。
- ブランド内に対象外の商品がある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします(最大 20 個までの商品アイテムをマッピング可能)。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。
[item_id_exclusion]
除外商品アイテム ID 属性を使用すると、商品データソース内の特定の商品アイテムをプロモーションから除外できます。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、この除外商品アイテム ID [item_id_exclusion]
属性を設定すると、その属性で設定した商品を除いた、商品データソース内のすべての商品アイテム ID にプロモーションをマッピングできます。[google_product_category_exclusion]
Google 商品カテゴリの除外属性を使用すると、商品データソース内の特定の商品カテゴリ内のすべての商品アイテムをプロモーションから除外できます。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、この Google 商品カテゴリの除外属性を設定すると、商品データソース内の該当商品カテゴリのすべての商品アイテムをプロモーションから除外できます。重要:
- カテゴリ内に対象となる商品アイテムがある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします(最大 20 個までの商品アイテムをマッピング可能)。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。
[product_type_exclusion]
除外商品カテゴリ属性を使用すると、商品データソース内の 1 つ以上の商品カテゴリをプロモーションから除外できます。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、この除外商品カテゴリ [product_type_exclusion]
属性を設定すると、商品データソース内の該当商品カテゴリのすべての商品アイテムがプロモーションから除外されます。重要:
- 最大 10 個の商品カテゴリを指定できます。各商品カテゴリはカンマで区切ってください。
- 商品カテゴリ内に対象となる商品アイテムがある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします(最大 20 個までの商品アイテムをマッピング可能)。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。
[brand_exclusion]
除外ブランド属性を使用すると、商品データソース内の 1 つ以上のブランドをプロモーションから除外できます。
プロモーションの対象商品
[product_applicability]
属性が specific_products
に設定されている場合は、この除外ブランド [brand_exclusion]
属性を設定すると、商品データソース内の該当ブランド(または複数のブランド)のすべての商品アイテムがプロモーションから除外されます。重要:
- 最大 10 個のブランドを指定できます。各ブランドはカンマで区切ってください。
- ブランドでは大文字と小文字が区別され、スペースの有無も区別されます。商品データソース内で指定されているブランドの名前と完全に一致している必要があります。
- ブランド内に対象となる商品アイテムがある場合は、この属性を設定しないでください。その場合は、商品データソース内の対象の商品アイテムにプロモーション ID
[promotion_id]
を手動でマッピングするか、プロモーション対象の商品 ID[item_id]
属性(上記を参照)を使用して、プロモーション ソース内の対象の商品アイテムをマッピングします(最大 20 個までの商品アイテムをマッピング可能)。マッピングについて詳しくは、プロモーション実装ガイドのプロモーション用の商品を選択するをご覧ください。
[promotion_tags]
プロモーションのタグの属性を使用すると、商品カテゴリやブランド内の一部の商品をプロモーションの対象に指定できます。この属性は、すでに指定されている属性とそれらの特定の値のペアを設定することによって、商品データソース内の一部の商品アイテムを指定できます。
構文:
- 使用できるキー: google_product_category、product_type、brand
- 形式: {属性1: “値A”, 属性2: “値B”}
- 最大文字数は 500 文字です。
例:
- {brand: “Nike”, google_product_category: “ファッション・アクセサリー > 靴”}
重要:
- プロモーションのタグ
[promotion_tags]
属性は、カテゴリ内またはブランド内のすべてではなく一部の商品アイテムにプロモーションが適用され、特定のアイテム ID が不明な場合に使用してください。