この警告は、メンバーのアカウントが Google Workspace アカウントに含まれていない場合に表示されることがあります。たとえば、メンバーのメールアドレスがドメイン外部にある場合や、ドメインと分割配信のシナリオにある場合です。
分割配信の例
example.com が、Microsoft Office 365(分割配信)も使用している Google Workspace アカウントの一部であるとします。Google グループの group@example.com に Office 365 ユーザー(office@example.com)を追加します。ユーザーのドメイン(example.com)は組織のドメイン内にあり、組織の内部ユーザーですが、Office 365 ユーザーであるため、そのアドレスは Google Workspace の一部ではありません。そのため、office@example.com は外部ユーザーとしてマークされ、警告が表示されます。
外部メンバーの詳細
グループまたはサブグループに、(Google のユーザー契約に違反したなどの理由によって)メンバーシップが無効になっているメンバーや、別の組織のメンバーが含まれている場合、それらのメンバーは外部メンバーとして検出されます。また、メンバーのメールアドレスにエラーや余分な文字が含まれている場合は、外部メンバーと見なされます。たとえば、管理者が [workspaceユーザー]@[会社名].com と入力すべきところを、誤って [workspaceユーザー+mailinglists]@[会社名].com と入力してグループに追加した場合、当該のメンバーに [外部] のタグが付けられます。この場合は警告が表示されます。
機密情報を共有する場合はご注意ください
メンバーリストでは、外部メンバーの名前の横に [外部] タグが表示されます。グループに外部メンバーが含まれている場合、そのグループと共有した情報が外部に漏洩する可能性がありますので、機密情報を共有する場合はご注意ください。警告バナーだけでは、メンバーがグループと機密情報を共有することを防ぐことはできません。
外部メンバーをフィルタする
警告バナーでは、グループまたはそのサブグループに外部ユーザーが含まれていることがわかりますが、以下の手順を行うと、選択した特定のグループに含まれている外部メンバーのみを表示できます。
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Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- 次のどちらかの操作を行います。
- ページ左側の [メンバー] をクリックします。
- サブグループのメンバーリストに移動します。
サブグループの「メンバーを表示できるユーザー」権限がない場合は、グループのオーナーにお問い合わせください。
- [外部メンバーをフィルタする] をクリックし、グループに含まれている外部メンバーのリストを表示します。
外部メンバーに関する警告バナーを削除する
グループとサブグループのメンバー全員が内部ユーザーで、且つメンバーシップが有効である場合は、メンバーのメールアドレスの入力ミスが原因で警告バナーが表示されている可能性があります。この場合は、バナーを削除する手順を行うか、警告を無視してください。
メンバー全員のメールドメインを組織のドメインまたはエイリアス ドメインと完全に一致させると、外部メンバーのタグも警告バナーも表示されなくなります。「メンバーの管理」権限がある場合は、グループのメンバーを一旦削除して、正確な内部のメールアドレスでグループに追加し直してください。
関連トピック
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