Google Pixel Watch は、ユーザー補助設定を使用してカスタマイズできます。
注: 機能は、デバイスの機能やソフトウェア バージョンによって異なる場合があります。
TalkBack 向けにショートカットを設定する
Google Pixel Watch の初期セットアップ時にプロンプトが表示されたら、リューズの横にあるサイドボタンを 3 回タップすると、TalkBack(スクリーン リーダー)をすばやく有効にできます。
ユーザー補助設定にアクセスする
ユーザー補助機能は、スマートウォッチで直接管理するか、スマートフォンのコンパニオン アプリで管理できます。
- Google Pixel Watch で操作する場合:
- リューズを押してアプリリストを開きます。
- 設定アイコン
をタップします。
- 下にスクロールして、[ユーザー補助] をタップします。
- ここで機能をオンして各種設定を調整できます。
- スマートフォンの Google Pixel Watch アプリで操作する場合:
- スマートフォンで Google Pixel Watch アプリを開きます。
- ホーム画面で下にスワイプし、[ユーザー補助] をタップします。
- このメニューでは、スマートウォッチのユーザー補助設定の切り替えや調整ができます。
視覚に関する拡張機能
これらの機能は、ロービジョンの方から目の見えない方まで、視覚障がいのあるユーザーをサポートするように設計されています。
TalkBack(スクリーン リーダー)
機能: TalkBack は、画面上でタップ、選択、起動した項目に関する音声フィードバックを提供します。画面上の項目、通知、テキストが読み上げられるので、画面を見なくても操作できます。また、互換性のある点字ディスプレイで使用できる BrailleBack にも対応しています。
- 有効 / 無効にする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[TalkBack] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。読み上げ速度、読み上げの詳細設定、触覚フィードバックなど、TalkBack の設定を調整することもできます。
- Google Pixel Watch アプリの場合: [ユーザー補助]
[TalkBack] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
- TalkBack での操作: 有効にすると、次のジェスチャーを使用できるようになります。
- 左右にスワイプして項目間を移動する。
- 画面をダブルタップして、選択したアイテムをアクティブにする。
- 2 本の指を使ってスクロールする。
- (高度な操作については、TalkBack ジェスチャーのガイドをご覧ください)
拡大
- 機能: 拡大機能を使ってスマートウォッチの画面を拡大し、詳しく見ることができます。
- 3 回タップして拡大: 有効にすると、画面をすばやく 3 回タップして拡大できます。縮小するには、もう一度3 回タップします。
- 移動とズームの調整: 拡大表示中に、2 本の指で画面上をドラッグすると移動できます。2 本の指でピンチ操作して拡大率を調整できます。
- 有効 / 無効にする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[拡大] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch アプリの場合: [ユーザー補助]
[拡大] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
テキストサイズ(フォントサイズ)
- 機能: スマートウォッチのインターフェースに表示されるテキストのサイズを拡大または縮小して、ロービジョンのユーザーが読みやすくします。
- 調整方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[フォントサイズ] に移動します。スライダーまたは [+] ボタンと [-] ボタンを使って、希望のテキストサイズを選択します。
- Google Pixel Watch アプリの場合: [ユーザー補助]
[フォントサイズ] に移動します。スライダーを使って希望のテキストサイズを選択します。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
色補正
- 機能: 画面の色を調整して、色覚障がい(色覚異常)のあるユーザーがコンテンツを簡単に区別できるようにします。
- 補正モードの例:
- 2 型 3 色覚(赤緑)
- 1 型 3 色覚(赤緑)
- 3 型 3 色覚(青黄)
- 有効にする方法 / 調整する方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[色補正] に移動します。メインスイッチをオンに切り替え、目的の補正モードを選択します。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
アニメーションの軽減
- 機能: アプリを開くときやメニューを操作するときの切り替え効果などで、画面のアニメーションや視覚効果を最小限に抑えます。動きに敏感なユーザーや、動きの少ないシンプルな視覚効果を好むユーザーに役立つ機能です。
- 有効 / 無効にする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[アニメーションの軽減] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
聴覚に関する拡張機能
この設定は、聴覚障がいのあるユーザーがスマートウォッチの音声や通信をより快適に利用できるようにサポートします。
音声の調整
モノラル音声:
- 機能: ステレオ音声チャンネルを 1 つのモノラル チャンネルに統合し、接続された左右の Bluetooth ヘッドフォン / スピーカーで同じ音声を再生します。これは片方の耳に聴力損失のあるユーザーに役立つ機能で、音声コンテンツを聞き逃すことがなくなります。
- 有効 / 無効にする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[音声の調整]
[モノラル音声] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
オーディオ バランス
- 機能: 接続された Bluetooth ヘッドフォンやスピーカーで再生される音声の左右の音量バランスを調整します。これは、左右の耳で聴力が異なるユーザーに役立つ機能です。
- 調整方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[音声の調整]
[オーディオ バランス] に移動します。スライダーを左右にドラッグしてバランスを調整します。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
リアルタイム テキスト(RTT)
- 機能: 通話中にテキストを使って会話できます。入力したテキストがリアルタイムで受信者に表示されるため、聴覚障がい、難聴、言語障がいのあるユーザーや、テキストでのコミュニケーションを好むユーザーに役立つ機能です。ご利用の携帯通信会社が RTT をサポートしている必要があります。
- 有効にする方法 / 使用方法:
- Google Pixel Watch の場合: RTT の設定を管理するには、[設定]
[ユーザー補助]
[リアルタイム テキスト(RTT)](または同様の RTT オプション)に移動します。
- デバイスとネットワークの両方が RTT をサポートしている場合は、通話の発信または着信時に RTT オプションが表示されることがあります。
- 注: 提供状況と具体的な手順は、携帯通信会社や地域によって異なる場合があります。
- Google Pixel Watch の場合: RTT の設定を管理するには、[設定]
- テキスト読み上げの設定
- 機能: スマートウォッチでの音声出力に使用される音声(TalkBack の音声など)をカスタマイズできます。読み上げ速度、音の高さ、使用するエンジンを調整することで、聴覚の好みに基づいて、音声フィードバックをより明確でわかりやすくできます。
- 調整方法(Google Pixel Watch のみ):
- Google Pixel Watch で、[設定]
[ユーザー補助]
[テキスト読み上げの設定] に移動します。
- ここでは、次の項目を調整できます。
- 音声認識と音声合成:
- 言語: 音声出力の言語を選択します。
- サンプルを再生したり、デフォルト設定を保存したりすることもできます。
- 読み上げ速度: 音声の発話速度を速くしたり遅くしたりします。
- 音声認識と音声合成:
- Google Pixel Watch で、[設定]
操作とハプティクス機能
スマートウォッチの操作方法や触覚フィードバックの受信方法をカスタマイズできます。
ジェスチャー
- 機能: Google Pixel Watch が、手の動きでスマートウォッチを操作、管理できる特定のユーザー補助操作(傾けて画面を ON、タップで画面を ON、リューズを回転させて復帰、スクリーンショットなど)をサポートしている場合は、画面をタップしなくても一般的な操作を行えます。これは、運動機能に制限のあるユーザーに役立つ機能です。
- 有効にする方法 /カスタマイズする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[ジェスチャー] に移動します。ここで、これらのジェスチャーを有効にして動作を確認できます。
- (注: 特定のジェスチャーとそれらを利用できるかどうかは、ソフトウェア アップデートによって変わる場合があります)
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
電源ボタンで通話を終了
- 機能: スマートウォッチのサイドボタン(リューズの横)を押して、通話をすばやく終了できます。これは、物理的に通話を終了できる簡単な方法です。
- 有効 / 無効にする方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[電源ボタンで通話を終了] に移動します。スイッチのオンとオフを切り替えます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
バイブレーション ウォッチ(バイブレーションで時刻を伝える)
- 機能: バイブレーションのパターンで現在の時刻が通知されるので、画面を見ずに時刻を確認できます。
- たとえば、時間には長いバイブレーション、分には短いバイブレーションを使ったり、特定のタップ シーケンスを使ったりできます(例: 10 時間ごとに長いバイブレーション、1 時間ごとに短いバイブレーションの後、分には別のパターン)。
- 有効にする方法 / 使用方法:
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
[ユーザー補助]
[バイブレーション ウォッチ](または [ハプティクス時刻]、[触覚式時刻])に移動します。機能をオンに切り替えます。バイブレーションのパターンや強さをカスタマイズするオプションもあります。
- 有効にすると、通常は特定のジェスチャー(2 本の指で画面をダブルタップする、または定義されている場合は特定のボタンを押す順序など)で起動できます。
- Google Pixel Watch の場合: [設定]
バイブレーションとハプティクス(全般)
- 機能: Google Pixel Watch では、着信、通知、アラームなどの一般的なアラートに触覚フィードバック(バイブレーション)を使います。これは、他のアラートを視覚的または聴覚的に認識できないユーザーのために重要となる触覚的な合図を提供します。
- 調整方法:
- Google Pixel Watch での操作:
- [設定]
[バイブレーション] に移動します。
- ここで、以下のバイブレーションの強度を調整できます。
- 着信時のバイブレーション: 着信に使います。
- 通知時のバイブレーション: アプリの通知に使います。
- アラームのバイブレーション: アラームに使います。
- タッチ フィードバック / システム ハプティクス: (利用可能な場合)一般的なタップ操作とシステム ナビゲーションの触覚フィードバックを切り替えます。
- [設定]
- 注: TalkBack 専用の触覚フィードバックは、TalkBack の独自の設定([設定]
[ユーザー補助]
[TalkBack]
[触覚フィードバック])で管理します。
- Google Pixel Watch での操作:
Google は、Google Pixel Watch のユーザー補助機能の改善に継続的に取り組んでいます。サポートが必要な場合やフィードバックをお送りいただく場合は、Google Disability Support チームまでご連絡ください。