Google Nest カメラが音と動きを検出する仕組み

カメラは動画や音声データを処理するためのアルゴリズムを実行して、ユーザーが知りたい対象を検出したかどうかを判断します。

• カメラは、人、動物、動く車の動画データを分析するように設計されており、同じ人が再び現れたときに認識することもできます。
• 人、動物、動く車以外のものを検出するために、カメラはシーン内の全般的な動きをチェックします。背景に通常あるものを学習し、動きや変化がないか探します。結果として、重要なものだけでなく、些細なもの（風に揺れる木の枝など）にも反応することがあります。人、動物、動く車のみをカメラに検出させたい場合は、この機能をオンにしないことをおすすめします。

デバイスで利用可能なアラートのリストについては、Google Nest Aware 定期購入のメリットをご覧ください。

検出の設定を変更するには:

Google Home アプリを使用する場合

1. Google Home アプリ を開きます。
2. お気に入りアイコン またはデバイス アイコン をタップします。。
3. デバイスのタイルを長押し  その他アイコン   設定アイコン  をタップします。
4. [アクティビティ] をタップします。

Nest アプリを使用する場合

注: 特定のカメラ アクティビティについてのみ、通知をオフにできます。

1. Nest アプリを開きます。
2. お使いのカメラまたはドアホンを選択します。
3. 設定アイコン [Notifications] をタップします。

アクティビティ エリアは、カメラの記録が行われる状況を判断するのに役立ちます。アクティビティ エリアを設定した場合、カメラの記録は有効にしたエリアでのみ行われます。これにより、シーン内の混雑しているエリアや重要でないエリアを無視することができます。

アクティビティ エリア内に注目すべき対象がごく一部でも検出された場合、カメラはその対象を記録します。

デバイスで利用可能なアラートのリストについては、Google Nest Aware 定期購入のメリットをご覧ください。

Google Nest Aware の定期購入をご利用の場合は、認識済みの人物の検出をオンにできる可能性があります。この機能がオンになっている場合、カメラは顔のライブラリを作成し、新しい顔をそのライブラリにある顔と比較します。認識済みの人物のデータは、一部はカメラ上でのみ処理されますが、Google Nest Aware サービスを通じて管理されるデータもあります。

デバイスで利用可能なアラートのリストについては、Google Nest Aware 定期購入のメリットをご覧ください。

カメラ上でのみ処理されるデータ: カメラは顔を検出すると、「フェイスプリント」（生体認証署名）を作成して、ライブラリ内の他の顔と比較します。この生体認証署名はカメラ上に留まり、Google Nest Aware サービスに送信されることはありません。顔の照合と識別はすべて、カメラ上で行われます。

Google Nest Aware を通じて処理されるデータ: Google Nest Aware はライブラリを管理しており、ライブラリには顔の画像が格納され、分類されています。ライブラリには生体認証署名と顔モデルは含まれていません。また、照合や識別は行われません。

サウンド検知では、犬の吠える声、煙や一酸化炭素のアラームなど、特定の重要なカテゴリの音を認識します。これらの音と、聞こえる可能性のある他の大きな音を区別できます。

デバイスで利用可能なアラートのリストについては、Google Nest Aware 定期購入のメリットをご覧ください。

注: サウンド検知は、Google Nest Cam（電源アダプター式）、電源に接続された Google Nest Cam（バッテリー式）、Google Nest Cam Indoor 第 2 世代でのみご利用いただけます。

ユーザーのデータは Google プライバシー ポリシーに記載されているとおりに処理されます。また、ヘルプセンターのプライバシーに関するよくある質問のページで詳しく説明されています。

また、ご家庭でのプライバシーを保護する Google の取り組みもご覧ください。

カメラがアクティビティを検出するには、まず、アクティビティがない場合のシーンの様子を認識しておく必要があります。それにより、誰かが視界に入った場合など、そのシーンで何かが変化したときに識別できるようになります。

また、カメラは予期しないノイズ（犬が吠えたときなど）を検知することもあります。ソフトウェアは、扇風機のうなり音のような背景のノイズは無視して、注意すべき事象が発生した場合にのみカメラがアラートを送信するようにしています。

Google Nest Aware の定期購入をご利用の場合、Google Nest カメラのサウンド検知とモーション検知が次のように改善されます。

• 動きや音に関するアラートの精度が向上します。
• 光、影、木の枝などによる間違ったアラートが少なくなります。
• アクティビティ エリアを利用すると、通路やドアなど、特定のエリアでの動きに関する通知を受け取ることができます。
• 煙・一酸化炭素警報のサウンド検知（Google Nest Cam Indoor、Google Nest Cam IQ Indoor（米国のみ））

Google Nest Aware の定期購入に付属している高度なサウンド検知とモーション検知には、高い処理能力が求められます。カメラの動画を Google Nest のクラウド サーバーにストリーミングすると、ソフトウェアはさまざまなアクティビティを検出できます。クラウド サーバーを使用することで、時間が経つにつれて、Google Nest Aware のアクティビティの検出機能を簡単に更新し、改善できます。その一方で、データのプライバシーと安全性も保つことができます。

Google によるデータのプライバシーとセキュリティの保護について詳しくは、以下をご覧ください。

• Google Nest のデバイスとサービスを Google アカウントで使用する場合、データの取り扱いは Google プライバシー ポリシーの記載に基づいて行われます。詳しくは、ヘルプセンターのプライバシーに関するよくある質問のページをご覧ください。
• また、ご家庭でのプライバシーを保護する Google の取り組みもご覧ください。
• Google Nest のデバイスとサービスを Nest アカウントで使用する場合、データの取り扱いは Nest のプライバシー ページと Nest のプライバシー ステートメントの記載に基づいて行われます。

モーション検知の改善

Google Nest Aware のアルゴリズムは、動いている対象のモーション パターン、形状、テクスチャの認識を使用して、カメラの次のような動作を実現します。

• 小さなものや遠くにあるものを検知します（大きな部屋の向こう側を子猫が通過したときなど）。
• 速い動きを検出します（誰かが戸口や窓を走って通り過ぎた場合など）。
• 間違ったアラートを減らします。たとえば、カメラが風に揺れる木の枝を検知した場合に通知が届くことはほとんどなくなります。
• 特定の種類のアクティビティを検出して、アラートを送信します。たとえば、カメラの視界に入って来た人を検出したときに、人物検知アラートを送信できます。一部の Google Nest カメラでは、認識済みの人物も検出できます。

サウンド検知の改善

• Google Nest Aware のアルゴリズムは、周囲の音のレベルを測定し、エリア内の通常のノイズ（動作中のエアコンなど）を除外します。これにより、ノイズの変動を検知して、重要な音声イベント（窓ガラスが割れたときの衝撃音など）が発生したかどうかを判断できます。
• Google Nest カメラは特定の種類の音を検知し、その音が発生したときに通知できます。たとえば、犬の吠える声や人の話し声がしたらアラートを送信し、他のノイズを検知したときは送信しないように、カメラの通知を設定できます。
• サウンド検知は感度が高まるようにアップグレードされるため、通常の会話もアクティビティ イベントとして検知されます。