Google Nest または Google Home のスピーカーやディスプレイ、Chromecast、Google TV Streamer が接続されている Wi-Fi ネットワークへのアクセス権がある人はすべて、そのデバイスにもアクセスできます。Google のデバイスは意図的にこのように作られているため、たとえば、家の Wi-Fi ネットワークに接続しているすべての人が Chromecast や Google TV Streamer にコンテンツをキャストできます。以下に、ネットワーク上でのデバイスのセキュリティ保護に役立つおすすめの方法をご紹介します。
Wi-Fi ネットワークに接続する際は注意する
一般に、Google Cast 対応のデバイスは「キャプティブ ポータル」のあるネットワークには接続できませんが、ホテル、大学などの建築物によっては、パスワードだけでアクセスできる一般公開型のネットワークを提供していることがあります。こうしたネットワークに接続すると、そのネットワークに接続している他の人も、あなたのデバイスを操作したり、あなたのデバイスにコンテンツをキャストしたり、あなたのデバイスに関する情報(リンクされているアカウント)を見たりできるようになります。このため、デバイスをこうしたネットワークに接続する際は注意してください。
Wi-Fi ネットワークのセキュリティを保護する
- ルーターのファームウェアを常に最新の状態にし、最適なパフォーマンスとデバイスの互換性を確保してください。
- Wi-Fi ネットワークが安全なパスワードで保護されていることをご確認ください。
- Wi-Fi パスワードを定期的に変更し、信頼できるデバイスのみがネットワークを使用するようにしてください。
- 信頼できる人にのみ、ネットワークの名前とパスワードを提供してください。
- WPA2 などのセキュリティ プロトコルを使用して、ネットワークの保護を強化し、デバイスの互換性を確保してください。
ルーターの詳細な設定を確認する
- ウェブブラウザを使用して、ルーターの設定を開きます。
- ポート転送の設定に移動します。
- ポート 8008、8009、8443 が一覧に表示されている場合は削除することをおすすめします。これらのポートは、デバイスをインターネット上に漏洩させるおそれがあり危険です。
- 必要に応じて、変更を保存します。
ルーターの設定へのアクセス方法やネットワークの全体的なセキュリティについて不明な点がある場合は、インターネット サービス プロバイダまたはルーターやゲートウェイのメーカーにお問い合わせください。