設置場所に関する一般的なヒント
Google Nest のカメラやドアホンの設置場所を決めるときは、様子を確認する対象のほか、視界を妨げたり視界に影響したりする可能性があるもの、Wi-Fi の接続範囲も考慮するようにしてください。
訪問者と会話することを想定している場合は、マイクとスピーカーが遮られていないことをご確認ください。
その他のヒントを以下にご紹介します。
アプリを使用してカメラの動画を確認する
ライブ動画や録画された動画を見て、期待どおりに撮影されていることを確認し、必要に応じて設置を調整してください。アプリを使用して、カメラに目的の対象がはっきりと写ることを確認してください。
カメラに鮮明に映るようにする
カメラには広角レンズが搭載されているため、さまざまな設置方法が可能となります。カメラに映らない場所で動きが発生しても、アラートは届きません。そのため、アプリを使用して、カメラに設置場所全体が鮮明に映っていることをご確認ください。
照明
逆光にならないようにカメラがセットアップされていることをご確認ください。光源がカメラの方向を向いていると、逆光が発生します。逆光になると、人物などの被写体が暗く映ったり、真っ黒になったりするため、画質に影響が出ます。
たとえば、玄関を撮影するには、玄関のライトがカメラに当たっていないことをご確認ください。
ナイトビジョン機能では、近くにある物の影響を受けることがあります。近くにある物の表面で赤外線が反射し、遠くにある物が映らなくなる恐れがあります。
反射が多い場合は、カメラを少し高い位置に設置し、下を向くよう角度を調整してみてください。
範囲や画角
通常、距離が近いほど、カメラは細部まで撮影できます。たとえば、平均身長の成人を撮影するには、カメラから約 6 m 以内の距離でとらえるようにします。
ナイトビジョン機能では赤外線 LED を利用して視野内の被写体に光を当てます。夜間の様子を確認したい場合は、対象範囲の近くにカメラを設置してください。
注: カメラがバッテリーで動作している場合は、より小さいエリアにカメラの焦点を合わせることで、バッテリーの消費量を節約できます。詳しくは、ヘルプセンター記事「Google Nest のカメラとドアホンのバッテリーを節約する」をご覧ください。
ズーム
様子を確認したいエリアから離れた場所にカメラを設置する必要がある場合は、カメラのズーム機能を使用することで細部を確認できます。カメラが常時ズームインの状態になるようにアプリで動画ズームの設定を変更します。
カメラに適した高さを選択する
カメラを頭の高さまたは頭より少し高い位置に設置すると、訪問者を確認しやすくなります。カメラが若干下を向くように角度を調整すると、帽子をかぶった人でも、顔を簡単に確認できるようになります。
- 最適な検出を行うには Google Nest Cam(バッテリー式)を 1.8~2 m の高さに設置してください。地面から 2 m より高い位置にカメラを設置する場合は、Made For Google の壁掛けアクセサリを購入することをおすすめします。
- ドアホンのカメラは視野が縦長であるため、地面から 1.2 メートルほどの高さの位置に設置すると、訪問者と荷物の両方を確認しやすくなります。
安全に関するガイドラインをご確認ください。カメラを使ってお子様の様子を確認する場合は、カメラと電源ケーブルがお子様の手の届かない場所にあることをご確認ください。地面から 2 m 以上の高さに設置する場合は、落下しないようカメラをしっかりと取り付けてください。
カメラの過熱を防ぐ
カメラは風通しの良い場所に設置してください。過熱する恐れがあるため、小さい箱やケースなどの中には設置しないください。
過熱を防ぐため、カメラには直射日光が当たらないようにしてください。
カメラを抑止力として使う
セキュリティ カメラを人目につくようにしておくと、侵入者に狙われにくくなります。
カメラを見えるようにして侵入者に狙われにくくする場合は、見やすい場所にカメラを設置し、ステータス ライトが点灯していることを確認してください。
逆にカメラを目立たせたくない場合は、棚に置かれている同系色のアイテムなど、すでにその場所にある物に視覚的になじませる方法を考えましょう。
カメラを保護して改ざんや盗難を防ぐ
ヘルプセンターでカメラを改ざんや盗難から守る方法に関するヒントをご覧ください。
テレビがカメラの視界に入らないようにする
テレビ番組や映画の中の登場人物による人物認識アラートの誤作動を防ぐため、テレビにカメラを向けないでください。
必要な場所を映そうとするとどうしてもカメラがテレビの方を向いてしまう場合は、テレビがある場所を除外したアクティビティ エリアを作成するか、在宅中に認識済みまたは認識できない人物のアラートが送信されないようにカメラの通知設定を変更できます。
特定のカメラの設置場所に関するその他のヒント
バッテリー式カメラ
最適な検出を行うには Google Nest Cam(バッテリー式)を 1.8~2 m の高さに設置してください。地面から 2 m より高い位置にカメラを設置する場合は、Made For Google の壁掛けアクセサリを購入することをおすすめします。
カメラが取り付けプレートから外れて落下するのを防ぐには、固定ループ アクセサリを使用して Google Nest Cam(バッテリー式)を取り付けます。
屋内用カメラ
重要: 屋内用カメラは屋内専用に設計されています。屋内でのみで使用し、直射日光が当たらないようにしてください。
屋内用カメラの一般的な設置場所としては、本棚の上、冷蔵庫の上、階段を見下ろす位置などがあります。
屋内用カメラを屋外を確認するために使用する際のヒント
窓の外を映すようにカメラを設置すると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。たとえば、窓ガラスによってカメラの視野に反射が生じたり、窓のサイズや場所によってカメラの視野が制限されたりする場合があります。
このことが、カメラの動画の画質やナイトビジョン機能に影響する可能性があります。バッテリー式カメラをご利用の場合、センサーでカメラが起動しないこともあります。
目的が屋外の撮影である場合は、最適な画質を得られるように屋外用のカメラを設置してください。屋外用カメラは屋外での使用を想定し、風雨に耐えられるよう設計されています。
屋外の様子を確認するために屋内用カメラを窓際に設置する際のおすすめの方法を以下にご紹介します。
- 反射を軽減するため、レンズがガラスに密着するようにカメラを取り付けてください。
- 網戸のある窓は避けてください。モーション検知機能に影響する可能性があります。
屋外用カメラ
ひさしの下など、日陰に屋外用カメラを取り付けるか、カメラの上に小さなシェードを設置してください。こうすることで、直射日光がレンズに当たらず、高温による過熱を防ぐことができます。
カメラの動画に日中の太陽光や夜間の照明が映り込んでいないことを確認します。映り込んでいる場合は、画像が鮮明になるまでカメラを下に向けてください。
ドアホン
ドアホンのカメラは視野が縦長であるため、地面から 1.2 メートルほどの高さの位置に設置すると、訪問者と荷物の両方を確認しやすくなります。
右または左の視界が壁で遮られる場合は、同梱の角度調整用パーツを使用してドアホンの角度を調整することをご検討ください。
地域の法律を遵守し、他人のプライバシーを尊重する
カメラの使用に際しては、プライバシーまたはデータ保護に関する法律を含めて、適用される法律を遵守する義務があります。Google Nest 製品を使用する際に他人のプライバシーを尊重するためのヒントもご確認ください。
カメラが認識済みの人物の検出機能に対応している場合、この機能の使用には、各国や地域の法律が適用されます。お住まいの国や地域によっては、カメラの人物検出機能を使用する際に、訪問者から同意を得ることが必要になることがあります。