毎朝、前夜にどの程度よく眠れたかを示す睡眠のまとめがディスプレイに表示されます。Google Fit アプリを使用すると、これまでの睡眠履歴も確認できます。
注: 睡眠モニターは Google Nest Hub(第 1 世代)ではご利用いただけません。
睡眠モニターは、病気や健康状態の診断、治療、緩和、予防、治癒などを目的とするものではありません。健康に関するご質問は、医療の専門家にお問い合わせください。
睡眠モニターは、追加料金なしでプレビュー版をご利用いただけます。睡眠モニターは今後 Fitbit Premium に統合される予定です(現時点では月額 $9.99、年額 $79.99 でご利用いただけます。金額は変更される可能性があり、国によって異なる場合があります)。詳しくは、g.co/sleepsensing/preview をご覧ください。
睡眠モニターは現在、一部の言語や国ではご利用いただけません。
仕組み
睡眠モニターは Motion Sense を使用して、ディスプレイの最も近くにいる人の睡眠の様子を記録します。Motion Sense は、低電力レーダーを使用して動きと呼吸を検出します。Google Nest Hub(第 2 世代)のその他のセンサーが、いびきや咳などの音と、室内の照明や温度などの環境的要因を検出します。
睡眠モニターは就寝の時刻と眠っていた時間だけでなく、睡眠の質も判定できます。睡眠モニターをセットアップしたら、設定した場所でいつものようにただ眠るだけです。デバイスなどを身に付けたり、充電を気にしたりする必要はありません。翌日から睡眠の結果が表示されるようになります。
Google Nest Hub(第 2 世代)にカメラは搭載されていないので、睡眠モニターで身体や顔の識別可能な画像が生成、使用されることはありません。睡眠モニターで収集された音声は Google Nest Hub(第 2 世代)上でのみ処理され、Google に送信されることはありません。睡眠の設定をカスタマイズしてプライバシーを高めることもできます。たとえば、睡眠を妨げる要因(咳やいびきなど)を記録しないように Google Nest Hub(第 2 世代)を設定できます。
睡眠モニターのご利用には、アクセス許可やその他の設定が必要です。この機能では、体の動き、音、他のデバイス、センサーデータが使用されるため、ベッドの近くにデバイスを置き、就寝場所に合わせて調整する必要があります。
睡眠モニターを有効にすると、睡眠関連のデータが Google アシスタントと共有され、Google Fit アプリで使用できるようになります。Google がユーザーの睡眠データを広告のカスタマイズに使用することはありません。ユーザーは自分のデータをいつでも確認して削除できます。
詳しくは、睡眠モニターに組み込まれているプライバシー保護機能、Google Nest Hub(第 2 世代)のセンサー、ご家庭でのプライバシーを保護する Google の取り組みを参照してください。
睡眠モニターをセットアップする
必要なもの
- Motion Sense をオンにした Google Nest Hub(第 2 世代)
- 最新版の Google Home アプリ
- 最新版の Google Fit アプリ
- Google アシスタント
- 個人の Google アカウント
- 注: この機能は、Google Workspace アカウント(Business、Nonprofits、Education など)にリンクされているデバイスではご利用いただけません。
睡眠モニターのセットアップ
- Google Home アプリ
を開きます。
- お気に入りアイコン
またはデバイス アイコン
をタップします。。
- デバイスのタイルを長押しします。
- 設定アイコン
をタップします。
- [睡眠モニター]
[睡眠モニターのセットアップ] をタップします。
- アプリ内で表示される説明を読み、ディスプレイ上で睡眠モニターを許可します。
- [睡眠のスケジュールの設定] をタップします。
- 通常の就寝時刻と起床時刻を選択します。
- 省略可: 以下の機能をオンにすると、睡眠状態を詳しく記録して、有益なヒントを得るための情報を追加できます。
- サウンドに関するアクティビティの管理
- アカウントに基づく睡眠のおすすめ情報
- 就寝場所を調整して、セットアップを終了します。
就寝場所を調整する
睡眠モニターを使用するには、寝る場所を認識するようにディスプレイを調整する必要があります。
- ディスプレイを下から上にスワイプします。
- 設定アイコンをタップ
[Motion Sense] がオンになっていることを確認します。
- [睡眠モニター] をタップ
[睡眠モニター] がオンになっていることを確認
[デバイスの調整] をタップします。
- ディスプレイに表示される手順に沿って操作します。
注:
- 睡眠モニターは普段ユーザーが寝る場所をモニタリングするため、子どもやペットなどの家族がその場所で寝ると、データに影響します。
- デバイスの位置、動き、近くにある他のデバイスが原因で、正確に測定されないことがあります。
- 睡眠モニターには、調整済みの就寝場所で発生した咳やいびきのみが表示されるようになっています。就寝場所以外で発生した咳やいびきは除外され、[その他の音] のタイムラインに表示されます。このタイムラインには、その他の大きな音も表示されます。
- Google Nest Hub の睡眠モニターをオンにする前に、近くにいる人に必ず、この機能がその人の音データを処理する可能性があることを知らせて、許可を得るようにしてください。
睡眠情報を表示する
翌朝に、前夜の睡眠についてのまとめや週ごとの睡眠傾向を表示できるようになります。1 週間ほど経つと、個人に合わせたアドバイスを表示できるようになります。睡眠パターン全般について質問することもできます。こうした情報は、ディスプレイの [健康管理] ページや Google Fit アプリで確認できます。また、「OK Google」に続けて下記のような音声コマンド例を話しかけて確認することもできます。
- 「昨日の睡眠はどうだった?」
- 「昨日は何時に寝た?」
- 「先週金曜日のレム睡眠はどのくらいだった?」
- 「昨日の睡眠ステージを教えて」
- 「睡眠の質を高めるにはどうすればいい?」
詳しくは、睡眠のまとめについての説明をご覧ください。
注: Google Nest Hub(第 2 世代)に睡眠のまとめを表示するには、ディスプレイでアカウントに基づく情報とアカウントに基づく健康とフィットネス情報の自動通知を許可する必要があります。また、Google アカウントで [ウェブとアプリのアクティビティ] もオンになっている必要があります。Google アシスタントから睡眠情報に関連する回答を受け取るには、アカウントに基づく情報と Voice Match をオンにする必要があります。
アカウントに基づく情報とアカウントに基づく健康とフィットネス情報の自動通知がオンになっている場合、Google Nest Hub(第 2 世代)にアクセスできるユーザーなら誰でも、最近の睡眠モニターのまとめや健康状態の詳細を確認し、削除することができます。
睡眠モニターのオンとオフを切り替える
セットアップが完了すると、睡眠モニターは、調整済みの就寝場所でユーザーが横になると自動的に睡眠を検出するようになります。
睡眠モニター インジケーター がディスプレイの右上に表示されている場合は、睡眠モニターがオンで、調整済みの就寝場所にユーザーがいることが検出され、睡眠を検出する準備が整ったことを示します。
- 睡眠モニターを一時停止するには、ディスプレイを下から上にスワイプし、睡眠モニター アイコン
をタップします。
- 一時停止を解除するには、もう一度睡眠モニター アイコン
をタップします。睡眠モニターは、調整済みの就寝場所でユーザーが次回横になったときにアクティブになります。
注: 睡眠モニター インジケーター は、ディスプレイに近づいた場合にもアクティブの表示になります。これは、睡眠モニターがオンで、調整済みの就寝場所にユーザーがおり、Google Nest Hub(第 2 世代)が睡眠を検出する準備が整っていることを示しています。
睡眠モニターを無効にして睡眠データを削除する
データの使用方法はユーザーが管理できます。Google Nest Hub(第 2 世代)で睡眠モニターはデフォルトでオフになっています。睡眠モニターをセットアップした後、いつでも以下の操作ができます。
- Google Fit アプリの設定で睡眠に関するデータを確認、削除する。
- Google Fit またはアシスタントの設定で Google Fit とアシスタントとの接続を解除する。
- アカウントに基づく情報がディスプレイに表示されないよう Google Home アプリで非表示にする。
- アカウントに基づく健康とフィットネス情報の自動通知(睡眠データなど)だけをディスプレイで非表示にする。それには、アシスタントの設定の [健康管理] セクションで Google Nest Hub のアカウントに基づく健康とフィットネス情報の自動通知をオフにします。
- Google Home アプリで Google Nest Hub(第 2 世代)のアカウントに基づく情報をオフにする。
- myactivity.google.com でアシスタントのアクティビティを確認、削除する。
- 睡眠モニターとその設定(サウンドに関するアクティビティの管理、アカウントに基づく睡眠のおすすめ情報など)をオフにする。
ディスプレイで睡眠モニターを無効にする
- Google Home アプリ
を開きます。
- お気に入りアイコン
またはデバイス アイコン
をタップします。
- デバイスのタイルを長押しします。
- 設定アイコン
をタップします。
- [睡眠モニター] をタップします。
- [睡眠モニターの無効化]
[無効にする] をタップします。
注: 睡眠モニターを無効にすると、Google Nest Hub(第 2 世代)は直ちに睡眠データの収集を停止します。ただし、以前のデータに基づく個人に合わせた分析情報や睡眠のまとめがディスプレイにすでに送信されている可能性があります。これらのメッセージが表示されなくなるまで 4 日ほどかかる場合があります。
Google アシスタントでの睡眠データの使用方法
アシスタントは、睡眠データを一時的に保存し、ユーザー本人に睡眠、健康、フィットネスに関する情報を提供するためだけに使用します。また、このデータは、アシスタントを使った健康やフィットネスに関する情報提供のトラブルシューティングや改善にも役立ちます。
睡眠に関するデータの更新や表示、質問への回答を求めるユーザーからのリクエストへの対応が完了した時点で、アシスタントはユーザーの音声クエリを削除します。クエリに使用したテキストやアシスタントの使用に関するその他の情報などの保存されるデータは、アシスタント サービスのトラブルシューティング、開発、改善に使用されます。