統合セグメントの使い方

統合セグメントを作成すると、広告主様の商品やサービスに関心を持つ可能性があるユーザーをベースとする、広範なオーディエンス セグメントを広告のターゲットとすることができます。作成した統合セグメントは、広告グループまたはキャンペーン（ディスプレイ キャンペーンや検索キャンペーンを含む）で使用できます。

新しい統合セグメントを作成する方法、オーディエンス セグメントを追加する方法、オーディエンス セグメントを除外する方法、既存の統合オーディエンス セグメントを再利用する方法については、下記の手順をご覧ください。

新しい統合セグメントを作成する

キャンペーンまたは広告グループで次の手順を行います。

1. Google 広告アカウントにログインします。
2. 既存のキャンペーンを選択するか、新しいキャンペーンを作成します。
3. ページメニューの [オーディエンス] をクリックします。
4. [オーディエンス セグメントの編集] をクリックします。
5. 次のいずれかを選択します。
   • ターゲティング: キャンペーンのリーチを、選択したセグメントのみに絞ります。入札単価を調整することも可能です。
   • モニタリング（推奨）: 指定した条件に合わせて広告の表示対象を絞るのではなく、レポートを閲覧する際の追加の条件として使用します。
6. [閲覧] を選択します。
7. [選択した統合オーディエンス セグメント] をクリックし、 [新しい統合セグメント] をクリックします。新しいウィンドウが表示されます。
8. [オーディエンス名] に新しい統合セグメントの名前を入力します。
9. [次の条件に一致するユーザーを含めます] で、広告のターゲットとするオーディエンスを追加します。語句やフレーズを入力するか、ユーザーの属性、興味や関心、習慣、ユーザーが検索している情報や今後の計画、お客様のビジネスとの接点に基づいてオーディエンスを探すことができます。
10. ターゲット ユーザーに他のオーディエンス セグメントを組み合わせるには、[セグメントを絞り込む（AND）] をクリックします。
11. セクションが表示されたら、上記の手順 10 と同様に、ターゲットに含める別のセグメントのオーディエンスを追加します。
12. 統合セグメントから特定のオーディエンス セグメントを除外するには、[セグメントを除外する（NOT）] をクリックして、ターゲティングから除外するオーディエンス セグメントを入力します。
    注: 除外を設定するには、少なくとも 1 つのオーディエンス セグメントが含まれている必要があります。除外設定は、統合セグメントのみに適用され、キャンペーンまたは広告グループのターゲットとして設定されている他のオーディエンス セグメントには適用されません。
13. [作成] をクリックします。

ユーザーのプライバシーを保護するため、Google 広告ではメンバーが 1,000 人以下の統合セグメントは対象から除外されます。メンバー数の少ない統合セグメントがターゲットとして設定されているキャンペーンまたは広告グループは、自動的に一時停止されます。

既存の統合セグメントを再利用する

作成した統合セグメントは、他のキャンペーンまたは広告グループで再利用できます。ターゲティング選択から既存の統合セグメントにアクセスして、編集したり削除したりするには、そのオーディエンス セグメントの横にある鉛筆アイコン をクリックします。

特定のキャンペーンでターゲティング選択から既存のオーディエンス セグメントを選択して編集すると、そのオーディエンス セグメントを使用するすべてのキャンペーンまたは広告グループに影響が及びます。

リーチ推定

リーチ推定では、作成する統合オーディエンス セグメントの推定インプレッション数をオーディエンスごとに確認できます。この推定値はオーディエンス セグメントの作成条件に基づいて算出されたもので、各キャンペーンの設定は考慮されていません。推定値の精度を向上するには、国、言語、チャネルなどを選択してください。リーチ推定を使って、統合セグメントに含まれる各オーディエンス セグメントのリーチにどのような影響があるかを把握できます。

関連リンク

• 統合セグメントについて
• 統合セグメント