動的リマーケティングは、ウェブユーザーとアプリユーザーの両方に同じキャンペーンを使用してアプローチします。
すでにウェブ向けの動的リマーケティング キャンペーンがある場合は、お客様のアプリユーザーに基づいて作成されたリマーケティング リストをそのキャンペーンに追加するだけで、アプリユーザーにもアプローチできます。次のステップでその方法を紹介します。
動的リマーケティング キャンペーンを作成する
キャンペーンに動的リマーケティングを追加する前に、ウェブサイトに動的リマーケティングのタグが設定されていることを確認します。詳しくは、動的リマーケティング用のタグをサイトに追加する方法をご覧ください。
ディスプレイ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
注: 選択したキャンペーンのいずれかでキャンペーンのパフォーマンスが低下する可能性がある場合に、通知を受け取ることができます。キャンペーンを作成する際に、通知を受けた問題を修正できます。詳しくは、効果的なキャンペーンの作成に役立つ機能をご覧ください。
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- [販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック]、[ブランド認知度とリーチ] のいずれかを選択します。
- 特に目標がない場合は、[目標を指定せずにキャンペーンを作成する] を選択することもできます。
- キャンペーン タイプとして [ディスプレイ] を選択します。
- ビジネスのウェブサイトの URL を入力します。
- キャンペーンの名前を入力します。
- [続行] をクリックします。
- 入札戦略と予算を指定します。広告の表示頻度や表示形態(どれくらい目立つ場所に表示できるか)は、予算によって左右されます。そして、予算の使い方は入札戦略によって決まります。
- 1 日の予算を入力します。1 日あたりの平均費用として望ましい額を指定してください。
- 1 か月の請求額が、1 日の予算に 30.4(1 か月の平均日数)を掛けた額を超えることはありません。ただし、日によって 1 日の予算を少し上回ったり下回ったりすることはあります。請求額と 1 日の平均予算の関係の詳細
- 入札戦略を選択します。ディスプレイ キャンペーンでは、スマート自動入札がサポートされています。スマート自動入札は自動入札戦略の一部で、機械学習を使用してオークションごとにコンバージョン数やコンバージョン値を重視した最適化を行います。スマート自動入札は、入札単価の管理を自動化し、掲載結果目標の達成を支援します。詳しくは、ディスプレイ キャンペーンのスマート自動入札ガイドをご覧ください。
- ディスプレイ キャンペーンでは、キャンペーン目標に基づいて入札戦略が自動的に推奨されます。推奨された入札戦略を使用しない場合は、目標コンバージョン単価、クリック数の最大化、コンバージョン数の最大化、または視認範囲のインプレッション単価を手動で選択できます。
- スマート自動入札を使用しない場合は、入札戦略として個別クリック単価を選択できます。
- 広告のターゲットにする地域と、ターゲットから除外する地域を選択します。地域ターゲティングの詳細
- 除外地域の設定は、ある程度広いエリアをターゲットにしつつ、その中の一部の地域をターゲットから外したい場合に便利です。たとえば、日本全国をターゲットに設定したうえで、一部の都道府県や都市を除外できます。
- ターゲットにする言語を入力します。広告を作成する際は、ここで選択した言語を使用します。ターゲット言語の詳細
- ターゲット設定を選択します。動的リマーケティングに関連することになるのが、[ターゲティング] セクションの設定です。[自動] を選択すると、Google の機械学習技術により、最大限のリーチを効率よく得られます。これには、データ セグメントも含まれます。特定のセグメントのみをターゲットとする場合は、ターゲティングを [手動設定] にしてセグメントを選択します。グローバル サイトタグによるトラッキングをもとに、特に有効と思われるオーディエンスの候補が表示されます。オーディエンス グループを一覧から選び終えたら、[完了] をクリックします。他のターゲティング オプションを含めることも可能で、[ターゲットの拡張] を使用すれば、広告に対して最も良いパフォーマンスが期待できるオーディエンスが自動的にターゲットに追加されます。
- 設定を追加します。
- その後、ディスプレイ広告を作成します。レスポンシブ ディスプレイ広告を作成する方法
- キャンペーンの内容を確認します。[確認] ページでは、選択した設定をすべて確認できます。アラートの通知がある場合は、ここで問題を修正することができます。通知内の [修正] をクリックします。
- 1 日の予算を入力します。1 日あたりの平均費用として望ましい額を指定してください。
- [キャンペーンを公開] をクリックします。
- 注: キャンペーンの設定に関する問題が解決されるまでは、キャンペーンを公開できない場合があります。
キャンペーンの下書き
作成したキャンペーンのうち未公開のものは、下書きとして保存されます。キャンペーンの下書きは、公開の妨げとなる重大な問題がなければいつでも公開できます。
新しいキャンペーンを作成する際は、既存の下書きを選択することも、既存の下書きを使用せず新たに作成することもできます。
手順:
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [概要] プルダウンをクリックします。
- [概要] ページで [新しいキャンペーン] ボタンをクリックします。
- プルダウン メニューから [キャンペーンの下書きを再開] を選択します。
- [下書き] メニューで、作成を再開する下書き、または公開する下書きを選択します。
キャンペーンにフィードを追加します。
- [キャンペーン] ページで [設定] をクリックし、表からキャンペーンを選択します。
- [設定] ページの下部にある [その他の設定] をクリックして展開します。
- [動的広告] の下矢印をクリックします。
- [パーソナライズド広告向けの動的広告のフィードを使用する] のチェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
注: ある特定の業種のフィードを選択した後にフィードの種類を変更する場合、同じ業種の別のフィードにのみ変更することが可能です。たとえば、小売フィードを選択した場合は、別の小売フィードにのみ変更できます。
アプリ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスアイコン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーンの目標として [アプリのプロモーション] を選択します。
- キャンペーン タイプとして [アプリ] を選択します。
- キャンペーンのサブタイプとモバイルアプリのプラットフォームを選択します。
- キャンペーン名、入札戦略、予算、開始日と終了日、広告フォーマットの設定を指定します。
- [詳細設定を表示] をクリックします。
- [データフィード] 項目で、[フィードを関連付けて、ターゲット設定を改善したり、お客様のフィード アイテムを取り扱う広告を表示したりできるようにしましょう] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 動的広告フィードまたは Google Merchant Center フィードを選択します。詳しくは、アプリ キャンペーンでのフィードの使用についてをご覧ください。
- [保存して次へ] をクリックします。
- アプリ広告を作成します。詳しくは、アプリ キャンペーンの成果向上につながるクリエイティブ アセットを作成するをご覧ください。
P-MAX キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスアイコン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーン目標を選択し、キャンペーン タイプとして [P-MAX] を選択して、表示されるコンバージョン目標を確認します。詳しくは、P-MAX キャンペーンの作成に関する記事をご覧ください。
- キャンペーンの動的リマーケティング ソースを選択します。
- GMC フィードを使用する広告主: キャンペーンにリンクする Merchant Center アカウントを選択します。サイトに動的リマーケティングのタグを設定している場合は、キャンペーンで動的リマーケティングが自動的に有効になります。
- GMC フィードを使用していない広告主: キャンペーンにリンクする動的広告のフィードを選択します。サイトに動的リマーケティングのタグを設定している場合、キャンペーンで自動的に有効になります。
詳しい手順については、動的リマーケティング キャンペーンを作成するをご覧ください。
Google がおすすめする方法に沿って、ディスプレイ ネットワーク向けリマーケティングを実施する
- リマーケティング リストを作成するために、Google タグ マネージャーを使ってサイト全体にタグ付けします。
- 異なる入札単価または広告でターゲットに設定できるリマーケティング リストを作成します。
- リマーケティングの入札単価と広告フォーマットを設定します。
- コンバージョン数を最大化するために、リマーケティング キャンペーンで目標コンバージョン単価を使用します。
- すべてのデバイスタイプのユーザーにアプローチするために、さまざまなサイズのイメージ広告をアップロードします。
- 総合ガイドを活用して、動的リマーケティングを設定します。
- 収益を最大化するために、リマーケティング キャンペーンで目標広告費用対効果を使用します。
- キャンペーンの制限を変更します。
- リマーケティング キャンペーンの言語、地域、プレースメントの除外を削除します。
- 最大限の成果に向けてフリークエンシー キャップを自動化するために、自動入札戦略を使用します。
- リマーケティング リストを拡張します。
- ディスプレイ キャンペーンに類似セグメント機能によるターゲティングを追加します。
- 広告グループのターゲットに購買意向の強いオーディエンスを追加します。
- リマーケティング タグにカスタム パラメータを追加します。
- ビジネスのフィードを設定します。
- 詳しくは、Google 運用ガイド: ディスプレイ ネットワーク用のリマーケティングを活用し、サイトにアクセスしたことがあるユーザーに働きかけるをご覧ください。
自動入札戦略を設定する
- ウェブサイトのクリック数を増やすには、「クリック数の最大化」を使用します。
- コンバージョンを最大限に獲得するには、「目標コンバージョン単価」を使用します。
- 個別単価設定を管理するには、「拡張クリック単価」を使用します。
- 予算内で成果を高めるには、「コンバージョン数の最大化」を使用します。
- 詳しくは、自動入札機能についてをご覧ください。