[ウェブサイト訪問者] テンプレートを使用すると、特定のページ(1 ページでも複数のページでも可)を訪れたユーザーのリストを作成できます。これは最も一般的なテンプレートであるため、デフォルトのオプションとして設定されます。
例
ある航空会社が自社サイトの特別運賃情報(flight deals)セクションを閲覧したユーザーのデータ セグメントを作成し、データ セグメントのユーザーに割引をアピールする広告を表示するとします。それには、URL に「example.com/flight-deals」を含むページを訪れたユーザーのデータ セグメントを作成します。
[ウェブサイト訪問者] テンプレートを選択したら、そのデータ セグメントにユーザーを登録する際に満たす必要があるアクション ルールを入力します。
例
ある航空会社が自社サイトでニューヨーク発着便の検索を行ったユーザーのデータ セグメント リストを作成するとします。検索結果ページの URL からは出発地や到着地はわかりません。URL に含まれているのは、空港の IATA コードだけです。ニューヨーク発着便を検索するユーザーで構成されるデータ セグメントを作成するには、航空会社は次の 3 つのアクション ルールを作成します。
- 「URL [次を含む] JFK」(ケネディ国際空港)
- 「URL [次を含む] LGA」(ラガーディア空港)
- 「URL [次を含む] EWR」(ニューアーク リバティー国際空港)
これで、URL に「JFK」、「LGA」、または「EWR」を含むページを訪れたすべてのユーザーがリストに追加されます。
その他のアクション ルールを追加するには、[アクションを追加(AND)]、[アクションを追加(OR)]、[アクションを除外] のいずれかを選択します。新しいアクション ルールを追加してリストを保存すると、必ずしもすべてのアクション ルールに一致していなくても、いずれか 1 つのアクション ルールに一致しているユーザーがリストに追加されるようになります(OR 関係)。アクション ルールの順序は、ユーザーをリストに追加するかどうかの判断には影響しません。
例
ある航空会社が、自社サイトでニューヨーク発着便の検索を行ったユーザー、またはニューヨーク観光のセクションを閲覧したユーザーを対象に広告を表示するとします。この場合は、次のようなアクション ルールを設定します。
- 「URL [次を含む] JFK」(ケネディ国際空港)
- 「URL [次を含む] LGA」(ラガーディア空港)
- 「URL [次を含む] EWR」(ニューアーク リバティー国際空港)
- 「URL [次を含む] example.com/newyorkcity」
これらのアクション ルールのうち、少なくとも 1 つに一致するウェブサイトの訪問者がデータ セグメントに追加されます(すべてのアクション ルールに一致している必要はありません)。
アクション ルールは必要なだけ追加できますが、対象のオーディエンスを正しく反映したルールとなるよう注意しましょう。アクション ルールを追加するほど、データ セグメントに追加するユーザー層が広くなり、想定していないオーディエンスもリストに追加されてしまう可能性があります。
アクションを絞り込む
設定したアクション ルールに一致するページにアクセスしたユーザーが、広告主様のデータ セグメントに追加されます。ただし、「URL [次を含む]」や「参照 URL」などのアクション ルールだけでは、特定のページを明確に定義できない場合もあります。
例
ある航空会社が、JFK 空港の到着便ではなく出発便を探しているユーザーのリストを作成するとします。この会社のサイトで JFK 空港発、メキシコシティ国際空港(MEX)着の航空便を探す場合にユーザーが利用するページが、以下のような URL だとします。
example-site.com/search.php?origin=JFK&dest=MEX
この場合、「URL [次を含む]」といったアクション ルールでは、JFK 到着便ではなく JFK 出発便を探しているユーザーに絞り込むことができません。代わりに、「origin=JFK」を受け入れて「dest=JFK」は受け入れないことを指定するルールが必要になります。
セグメントを設定するときに、[アクション] 欄でセグメントのアクション ルールを作成できます。このルールは、1 つのアクション、複数のアクション、除外されたアクションに基づいて作成できます。作成した各ルールに対して、プルダウン メニューからアクションを選択し、「日数」の値を入力します。プルダウン メニューのデフォルト オプションは [ウェブページの訪問] ですが、ウェブサイト タグのパラメータに基づいて他のオプションを使用できる場合があります。
注: [アクション] プルダウン メニューに追加のオプションとして設定できる、その他のタグパラメータは次のとおりです。
- dynx_pagetype
- ecomm_pagetype
- edu_pagetype
- event
- flight_pagetype
- hotel_pagetype
- hrental_pagetype
- job_pagetype
- listing_pagetype
- local_pagetype
- pagetype
- travel_pagetype
詳しくは、
ウェブサイト訪問者を含むオーディエンス セグメントを作成する方法をご覧ください。