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動的リマーケティングでは、広告主様のウェブサイトを訪問したことのあるユーザーに、サイトで閲覧した商品やサービスに基づいたパーソナライズド広告を表示できます。こうしたユーザーにリーチしやすいよう、専用の追加設定やレポートが用意されています。この記事では、Google 広告の広告キャンペーンで動的リマーケティングを設定する方法について説明します。
このページの内容
- ディスプレイ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- アプリ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- P-MAX キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- HTML5 広告のご利用要件
- 動的顧客開拓と動的リマーケティング
始める前に
動的リマーケティングを設定できるのは、ディスプレイ ネットワーク キャンペーン、P-MAX キャンペーン、アプリ キャンペーンのみです。動的検索広告に興味をお持ちの場合は、動的検索広告についてをご覧ください。詳しくは、アプリ向け動的リマーケティングについてとアプリ キャンペーンでのフィードの使用についてをご覧ください。
Google タグは、個人を特定できる情報やデリケートな情報には関連付けないでください。デリケートなカテゴリに分類されるサイトとアプリでは、オーディエンス ターゲティングのために自社データを使用することはできません。キャンペーンを設定し、ウェブサイトまたはモバイルアプリに Google タグを配置する場合、ユーザーの興味 / 関心や所在地に基づく広告に関するポリシーを必ず遵守してください。
手順
ディスプレイ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスボタン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- [販売促進]、[見込み顧客の獲得]、[ウェブサイトのトラフィック]、[ブランド認知度とリーチ] のいずれかを選択します。
- 特に目標がない場合は、[目標を指定せずにキャンペーンを作成する] を選択することもできます。
- キャンペーン タイプとして [ディスプレイ] を選択します。
- ビジネスのウェブサイトの URL を入力します。
- キャンペーンの名前を入力します。
- [続行] をクリックします。
- 入札戦略と予算を指定します。広告の表示頻度や表示形態(どれくらい目立つ場所に表示できるか)は、予算によって左右されます。そして、予算の使い方は入札戦略によって決まります。
- 1 日の予算を入力します。1 日あたりの平均費用として望ましい額を指定してください。
- 1 か月の請求額が、1 日の予算に 30.4(1 か月の平均日数)を掛けた額を超えることはありません。ただし、日によって 1 日の予算を少し上回ったり下回ったりすることはあります。請求額と 1 日の平均予算の関係の詳細
- 入札戦略を選択します。ディスプレイ キャンペーンでは、スマート自動入札がサポートされています。スマート自動入札は自動入札戦略の一部で、機械学習を使用してオークションごとにコンバージョン数やコンバージョン値を重視した最適化を行います。スマート自動入札は、入札単価の管理を自動化し、掲載結果目標の達成を支援します。詳しくは、ディスプレイ キャンペーンのスマート自動入札ガイドをご覧ください。
- ディスプレイ キャンペーンでは、キャンペーン目標に基づいて入札戦略が自動的に推奨されます。推奨された入札戦略を使用しない場合は、目標コンバージョン単価、クリック数の最大化、コンバージョン数の最大化、または視認範囲のインプレッション単価を手動で選択できます。
- スマート自動入札を使用しない場合は、入札戦略として個別クリック単価を選択できます。
- 広告のターゲットにする地域と、ターゲットから除外する地域を選択します。地域ターゲティングの詳細
- 除外地域の設定は、ある程度広いエリアをターゲットにしつつ、その中の一部の地域をターゲットから外したい場合に便利です。たとえば、日本全国をターゲットに設定したうえで、一部の都道府県や都市を除外できます。
- ターゲットにする言語を入力します。広告を作成する際は、ここで選択した言語を使用します。ターゲット言語の詳細
- ターゲット設定を選択します。動的リマーケティングに関連することになるのが、[ターゲティング] セクションの設定です。[自動] を選択すると、Google の機械学習技術により、最大限のリーチを効率よく得られます。これには、データ セグメントも含まれます。特定のセグメントのみをターゲットとする場合は、ターゲティングを [手動設定] にしてセグメントを選択します。グローバル サイトタグによるトラッキングをもとに、特に有効と思われるオーディエンスの候補が表示されます。オーディエンス グループを一覧から選び終えたら、[完了] をクリックします。他のターゲティング オプションを含めることも可能で、[ターゲットの拡張] を使用すれば、広告に対して最も良いパフォーマンスが期待できるオーディエンスが自動的にターゲットに追加されます。
- 設定を追加します。
- その後、ディスプレイ広告を作成します。レスポンシブ ディスプレイ広告を作成する方法
- キャンペーンの内容を確認します。[確認] ページでは、選択した設定をすべて確認できます。アラートの通知がある場合は、ここで問題を修正することができます。通知内の [修正] をクリックします。
- 1 日の予算を入力します。1 日あたりの平均費用として望ましい額を指定してください。
- [キャンペーンを公開] をクリックします。
- 注: キャンペーンの設定に関する問題が解決されるまでは、キャンペーンを公開できない場合があります。
キャンペーンの下書き
作成したキャンペーンのうち未公開のものは、下書きとして保存されます。キャンペーンの下書きは、公開の妨げとなる重大な問題がなければいつでも公開できます。
新しいキャンペーンを作成する際は、既存の下書きを選択することも、既存の下書きを使用せず新たに作成することもできます。
手順:
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [概要] プルダウンをクリックします。
- [概要] ページで [新しいキャンペーン] ボタンをクリックします。
- プルダウン メニューから [キャンペーンの下書きを再開] を選択します。
- [下書き] メニューで、作成を再開する下書き、または公開する下書きを選択します。
キャンペーンにフィードを追加します。
- [キャンペーン] ページで [設定] をクリックし、表からキャンペーンを選択します。
- [設定] ページの下部にある [その他の設定] をクリックして展開します。
- [動的広告] の下矢印をクリックします。
- [パーソナライズド広告向けの動的広告のフィードを使用する] のチェックボックスをオンにします。
- [保存] をクリックします。
注: ある特定の業種のフィードを選択した後にフィードの種類を変更する場合、同じ業種の別のフィードにのみ変更することが可能です。たとえば、小売フィードを選択した場合は、別の小売フィードにのみ変更できます。
アプリ キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスアイコン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーンの目標として [アプリのプロモーション] を選択します。
- キャンペーン タイプとして [アプリ] を選択します。
- キャンペーンのサブタイプとモバイルアプリのプラットフォームを選択します。
- キャンペーン名、入札戦略、予算、開始日と終了日、広告フォーマットの設定を指定します。
- [詳細設定を表示] をクリックします。
- [データフィード] 項目で、[フィードを関連付けて、ターゲット設定を改善したり、お客様のフィード アイテムを取り扱う広告を表示したりできるようにしましょう] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 動的広告フィードまたは Google Merchant Center フィードを選択します。詳しくは、アプリ キャンペーンでのフィードの使用についてをご覧ください。
- [保存して次へ] をクリックします。
- アプリ広告を作成します。詳しくは、アプリ キャンペーンの成果向上につながるクリエイティブ アセットを作成するをご覧ください。
P-MAX キャンペーンに動的リマーケティングを設定する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- プラスアイコン
をクリックし、[新しいキャンペーンを作成] を選択します。
- キャンペーン目標を選択し、キャンペーン タイプとして [P-MAX] を選択して、表示されるコンバージョン目標を確認します。詳しくは、P-MAX キャンペーンの作成に関する記事をご覧ください。
- キャンペーンの動的リマーケティング ソースを選択します。
- GMC フィードを使用する広告主: キャンペーンにリンクする Merchant Center アカウントを選択します。サイトに動的リマーケティングのタグを設定している場合は、キャンペーンで動的リマーケティングが自動的に有効になります。
- GMC フィードを使用していない広告主: キャンペーンにリンクする動的広告のフィードを選択します。サイトに動的リマーケティングのタグを設定している場合、キャンペーンで自動的に有効になります。
HTML5 広告の要件
HTML5 クリエイティブを使用するには、Google 広告アカウントが以下の最小要件を満たしている必要があります。
- アカウントの開設から 90 日以上経過していること
- アカウントのこれまでのお支払い総額が 9,000 ドル(USD)を超えていること
- アカウントでこれまでポリシーを遵守してきた実績があること
最小要件を満たしていれば、HTML5 アクセスを申請できます。申請してから 7 営業日以内に、ステータスの最新状況をメールでお知らせします。
アカウントが以下に示す追加の資格要件を満たしていれば、HTML5 アクセスの申請が承認される可能性が高くなります。
- アカウントでこれまでポリシーを遵守してきた実績があること
- アカウントのお支払い履歴が良好であること
- アカウントのこれまでのお支払い総額が 1,000 ドル(USD)を超えていること
上記の要件を満たしていても、HTML5 広告をご利用いただけない場合もあります。HTML5 広告の利用を継続するには、Google のポリシーに違反する行為をせず、ポリシー遵守の実績を積み重ね、適切なディスプレイ広告の仕様に沿って利用する必要があります。
HTML5 広告を利用するための要件を満たしていない場合は、アップロード型 AMP HTML 広告やレスポンシブ ディスプレイ広告などの他のオプションを使用できます。
動的顧客開拓と動的リマーケティング
動的顧客開拓によりユーザー情報と商品情報がマッチングされるため、広告主様の商品に最も興味を示しているユーザーに、適切なタイミングで最適な商品を表示できます。動的リマーケティングは既存の顧客から最大限の価値を引き出すことに重点を置いているのに対して、動的顧客開拓は新しいユーザーを獲得することに重点を置いています。そのため、動的顧客開拓は、新しい広告主様のほか、自社のデータ セグメント(ウェブサイト訪問者およびアプリユーザーを含むデータ セグメントなど)とは異なるオーディエンスをターゲティングしている広告主様に適しています。
動的顧客開拓の仕組み
動的顧客開拓では機械学習を使って、見込み顧客が探しているものを予測します。システムはユーザーが何を探しているかがわかると、そのニーズとユーザー属性(年齢、性別、世帯収入など)に基づく情報とを組み合わせて、ユーザーをフィード内の商品とマッチングします。フィードの商品は、効果性や関連性などの要因に基づいて評価され、ユーザーの関心を引きつけてコンバージョンにつながる可能性が最も高い商品が選ばれます。
フィードを追加していないキャンペーンにのみフィードを追加できます。キャンペーンの作成後にフィードを変更できるのは、フィードが同じ業種内である場合のみです。
動的リマーケティング キャンペーンに動的顧客開拓を追加する
- Google 広告の管理画面で、[キャンペーン] アイコン
をクリックします。
- セクション メニューで [キャンペーン] プルダウンをクリックします。
- [キャンペーン] をクリックします。
- 更新するキャンペーンをクリックします。
- [その他の設定] をクリックします。
- [動的広告] のプルダウンをクリックします。
- このプルダウンでは、デフォルトで「データフィードなし」が選択されます。
- [パーソナライズド広告向けの動的広告のフィードを使用する] の横にあるチェックボックスをオンにします。
- プルダウン メニューから該当するデータフィードを選択します。
- [保存] をクリックします。