お客様のデータを安全に保護することは、Google の最優先事項です。お客様の Google 広告アカウントを安全に保つため、Google ではさまざまな対策を講じていますが、お客様ご自身で実施していただける対策もいくつかあります。
Google では、アカウントへの不正なアクセスを減らすためのさまざまなオプションをご用意しています。この記事では、お客様のアカウントの安全を確保するために Google が行っている対策と、データ保護のためにお客様ご自身で実施していただける対策をご紹介します。
注: Google 広告アカウントが保護されている状態を維持するため、メールやアカウントの通知からお客様の状況に合わせた提案を定期的にご案内いたします。
お客様の Google アカウントにアクセスできるユーザーであれば、誰でもお客様の Google 広告アカウントにアクセスして広告データを確認することができます。不正なアクセスを防ぐには、以下の手順を踏んで Google アカウントを保護してください。
Google アカウントを保護する
Google は、お客様のデータを安全に保護するために一定の対策を講じています。事前にお客様のご了承を得ることなく、パスワードやその他の個人情報をメールまたはリンクで確認するようなご案内を送信することはありません。
会社やハッカーが Google と関連があるように装い、ユーザーを騙して情報を手に入れようとすることがあります。以下に、データを保護するための方法と、Google がお客様にご連絡する状況と手段に関する役立つ情報をご紹介します。詳しくは、リンクされている関連記事をご覧ください。
HTTPS は、ウェブブラウザとウェブサーバー間のデータ通信を暗号化することでユーザー情報を保護するセキュア プロトコルです。Google 広告では、ユーザーの個人情報や財務情報を保護するために、すべての URL で HTTP ではなく HTTPS プロトコルを使用することを推奨(場合によっては要求)しています。 |
「@google.com」 - Google がお客様への連絡に使用するメールドメインは、「@google.com」のみです。 Google パートナー - Google パートナーは、Google が認定した広告代理店、マーケティング専門業者、オンライン エキスパートです。第三者とのアフィリエーションと、Google Partners プログラムについての詳細をご確認ください。 リンク - メール内のリンクをクリックする前に、リンクを右クリックして [リンクの URL をコピー] または [リンクの場所をコピー] をクリックします。次に、コピーした内容をテキスト文書やテキスト フィールドに貼り付け、実際のリンク先 URL を確認します。 URL のリンク先が「google.com」上のページかどうかを確認します。「google.com」上のページでない場合、Google のものではないウェブページに誘導される可能性があります。 詳しくは、連絡元が本当に Google であるかどうかを確認する方法についての記事をご覧ください。 |
発信者にメールの送信を依頼します。 電話の発信者が Google のスタッフならば、送信されるメールの「From」アドレスと「Return-Path」に「@google.com」が含まれるはずです。第三者からの電話である場合、相手が本当に Google パートナーかどうかを確認してください。 発信者に会社名とお客様のキャンペーンまたは広告グループのクリック数を尋ねます。 詳しくは、連絡元が本当に Google であるかどうかを確認する方法についての記事をご覧ください。 |
Google 広告アカウントを保護するためのオプション
お客様のデータを安全に保護することは、Google の最優先事項です。Google では、不正アクセスの防止から人的ミスの削減まで、お客様の Google 広告アカウントを安全に保つためのさまざまな対策を講じています。アカウントを安全に保つために利用できるセキュリティ機能についてご確認ください。詳しくは、Google 広告セキュリティ情報ガイド をご覧ください。
不正なアクセスを防ぐには、以下のセキュリティ機能の一部またはすべてを有効にしてください。これらの機能のセットアップ手順につきましては、リンクされている関連記事をご覧ください。
「本人確認」 |
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Google の 2 段階認証プロセスは、パスワードの盗難からアカウントを保護する簡単な方法です。2 段階認証プロセスを設定すると、アカウントのログイン時に、パスワードに加えてもう 1 つ確認ステップが必要になります。 |
本人確認は、Cookie の盗難からアカウントを保護するための手段です。機密情報に関する操作を実施しようとすると、Google 広告では 24 時間に 1 回、スマートフォンで受信したセキュリティ コードなどを使用して本人確認を行うよう求められる場合があります。 |
許可されたメールドメインをセキュリティ設定で指定すると、組織外のユーザーが Google 広告アカウントに招待されないようにすることができます。 |
セキュリティ要件は MCC 単位で設定され、その階層内のすべてのアカウントに対してセキュリティ ポリシーが適用されます。したがって、大規模な MCC の管理者は以下を簡単に行うことができます。
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Google 広告アカウントの保護に関するおすすめの方法
定期的にアカウントを確認して、以下を行うことをおすすめします。
- Google 広告アカウントにアクセスできるユーザーを確認する
- 不正な変更が加えられていないかチェックする
- 無効なユーザーを削除する
- 各ユーザーには必要最低限のアクセス権を付与する
- 関連する MCC アカウントを確認する
詳しくは、Google 広告アカウントを保護する: おすすめの方法をご覧ください。
アカウントへの不正アクセスが疑われる場合
- アカウントが不正使用された疑いがある場合は、直ちに対処する必要があります。アカウントを保護する手順は次のとおりです。
- Google 広告アカウントにアクセスするのに使用するすべてのデバイスでマルウェア スキャンを実行します。詳しくは、不正なソフトウェアによる被害を防止する方法をご覧ください。
- Google アカウントのパスワードを変更し、同じパスワードを使用している他のアカウントも変更します。詳しくは、Google 広告のログイン情報を変更する方法をご覧ください。
- Google 広告アカウントと Google アカウントの両方で2 段階認証プロセスを有効にする。これにより、ログイン時にスマートフォンや別のデバイスからコードを入力することが求められるため、セキュリティが強化されます。詳しい方法については、Google 広告アカウントを保護する: 2 段階認証プロセスをご覧ください。
これらの対策は、アカウントを不正アクセスから保護するために不可欠です。
- 個人情報の不正入手と思われる場合は、機密データを開示しないでください。アカウントが不正に使用された疑いがある場合は、次の手順に沿ってアカウントを保護してください。
- 至急、次のアカウント セキュリティ フォームを使用して報告してください。
- アカウントのセキュリティに関するヒントをご確認ください。
不審なメール、電話、ウェブページを報告する
アカウントの保護を完了後、Google に状況をお知らせください。なるべく速やかに確認いたします。
- メールまたは電話について報告する: オンライン スペシャリストに連絡するには、こちらのフォームをご利用ください。
- ウェブページについて報告する: 不審なウェブページの URL を報告するには、こちらのフォームをご利用ください。受信したメールにリンクが含まれている場合、そのリンクをクリックする代わりに、右クリックして [リンクの URL をコピー] または [リンクの場所をコピー] をクリックしてください。次に、コピーした内容をフォームに貼り付けます。
- 第三者について報告する: Google 広告サービスを販売する会社との間に生じた問題について報告するには、こちらのフォームをご利用ください。
関連リンク
セキュリティ ハブ
- Google 広告アカウントを保護する: おすすめの方法
- Google 広告アカウントを保護する: HTTPS の重要性
- Google 広告アカウントを保護する: Google 広告から送信あるいは発信されたように装った不審なメールや電話