Google 広告で動画キャンペーンを作成するときは、まずキャンペーン目標を選択します。キャンペーン目標は、ビジネスのためにそのキャンペーンで達成したい最も重要な要素(販売促進やウェブサイトのトラフィックなど)です。
この記事では、動画キャンペーンの目標の詳細と、設定した目標に応じてキャンペーンの作成時に利用できるキャンペーンのサブタイプ、広告フォーマット、広告ネットワーク、入札戦略の決定方法について説明します。
キャンペーンを作成しながら最適化
キャンペーンを作成しているときに、設定内容に応じて通知が表示されることがあります。これらの通知では、パフォーマンスの低下につながる問題や、キャンペーンの公開を妨げる重大な問題などについての警告が表示されます。
キャンペーンの作成中に表示されるキャンペーン作成ナビゲーション メニューでは、作成に関する全体的な進捗状況を把握したり、対応が必要な項目について確認したりすることができます。ナビゲーション メニューでステップ間を移動しながら、容易にターゲティング、入札単価、予算などのキャンペーン設定を確認し、問題を解決できます。詳しくは、効果的なキャンペーンを設定する方法をご覧ください。
動画キャンペーンの目標
キャンペーンを設定する際は、次のいずれかの目標を選択します。
目標を決めていない場合は、[目標を指定せずにキャンペーンを作成する] を選択することもできます。キャンペーン目標についての詳細
動画キャンペーンのサブタイプ
目標を選択したら、キャンペーンのサブタイプを選択します。キャンペーンのサブタイプでは、ユーザーにリーチする方法、キャンペーンの実施場所、キャンペーンで使用可能な広告フォーマットを指定します。
販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィック
- コンバージョンの促進: ウェブサイトでのインタラクションと価値あるコンバージョンが促進されます。動画アクション キャンペーンとも呼ばれます。
ブランド認知度と比較検討
- 視聴回数を増やす: インタラクションとエンゲージメントを促進する広告を使って、ユーザーをブランドに呼び込みます。
- 動画リーチ キャンペーン: より多くのユニーク ユーザーにリーチすること(バンパー広告もしくはスキップ可能なインストリーム広告を使用、またはこれらの広告タイプを組み合わせる)、またはリーチしたユーザーにメッセージを最後まで伝えること(スキップ不可のインストリーム広告を使用)で、指定の予算で最大限のリーチを獲得します。
- 注: 効率的なリーチとスキップ不可をサブタイプとするキャンペーンがある場合、Google TV での広告配信がデフォルトでサポートされます。
- 広告シーケンス: 個々のユーザーに特定の順序で広告を表示して、商品やサービス、ブランドのストーリーを伝えます。
- YouTube のエンゲージメント: 価値の高いユーザー行動を促進する動画広告を使って、YouTube の登録者数とユーザー行動を増やしましょう。
動画キャンペーンで利用できる広告ネットワークと広告フォーマット
選択したキャンペーン目標とキャンペーンのサブタイプにより、広告が表示される広告ネットワークと、キャンペーンで使用できる広告フォーマットが決まります。
広告ネットワーク
広告ネットワークは広告の掲載先です。動画広告は次の場所で表示可能です。
- YouTube
- ディスプレイ ネットワークのウェブサイトとアプリ(別名: Google 動画パートナー)
- Google TV
YouTube | ディスプレイ ネットワークの 動画パートナー |
Google TV |
広告フォーマット
広告フォーマットにより、広告がユーザーに対してどのように表示され、動作するかが決まります。詳しくは、動画広告フォーマットの概要をご覧ください。
スキップ可能なインストリーム | スキップ不可のインストリーム | バンパー | インフィード動画 |
目標の比較
以下の各セクションを展開すると、目標ごとに利用できるキャンペーンのサブタイプ、広告ネットワーク、広告フォーマット、入札戦略を確認できます。
販売促進、見込み顧客の獲得、ウェブサイトのトラフィック
コンバージョンの促進
ネットワーク |
(すべてのネットワークが自動的に選択されます) |
|
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広告フォーマット | ||
入札戦略 |
コンバージョン単価に入札単価を設定します(目標コンバージョン単価) この設定では、指定の予算を消化しつつ最大限のコンバージョン数が得られるよう、入札単価を自動設定します(コンバージョン数の最大化) |
ブランド認知度と比較検討
視聴回数を増やす
ネットワーク |
(YouTube と YouTube 動画パートナーが自動的に選択されます) |
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広告フォーマット | |
入札戦略 | 動画の再生回数や操作に入札単価を設定します(上限広告視聴単価) |
広告シーケンス
ネットワーク |
(YouTube が自動的に選択されます) |
---|---|
広告フォーマット | |
入札戦略 |
インプレッション単価に入札単価を設定します(目標インプレッション単価) 動画の再生回数や操作に入札単価を設定します(上限広告視聴単価) |
動画リーチ キャンペーン
ネットワーク |
(YouTube と Google TV が自動的に選択されます) |
(YouTube が自動的に選択されます) |
||
---|---|---|---|---|
広告フォーマット | 「効率的なアプローチ」 |
「スキップ不可のインストリーム」 |
「フリークエンシー目標設定」 |
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入札戦略 | インプレッション単価に入札単価を設定します(目標インプレッション単価) |
YouTube のエンゲージメント
ネットワーク |
(YouTube が自動的に選択されます) |
---|---|
広告フォーマット | |
入札戦略 |
コンバージョン単価に入札単価を設定します(目標コンバージョン単価) この設定では、指定の予算を消化しつつ最大限のコンバージョン数が得られるよう、入札単価を自動設定します(コンバージョン数の最大化) |