Android で Gemini をモバイル アシスタントとして設定している場合、Gemini モバイルアプリにユーティリティ アプリを利用した特定の操作をリクエストできます。たとえば、アラームやタイマーの管理、アプリの起動、通知への返信、メディアの操作などのリクエストが可能です。
重要:
- ユーティリティ アプリは、Android モバイル デバイスの Gemini モバイルアプリでしか利用できません。
- ユーティリティ アプリを使用するには、Gemini をメインのモバイル アシスタントとして設定する必要があります。Gemini をモバイル アシスタントとして使用する方法
- Google は、Android の Gemini アプリがサポートする全言語を対象に、ユーティリティ アプリのリリースを進めています。リリースは段階的に行われているため、現時点では使用されている言語でご利用いただけない場合があります。
- Gemini でアプリを利用するには、Gemini アプリ アクティビティをオンにする必要があります。Gemini アプリ アクティビティがオンの場合、ユーティリティ アプリもデフォルトでオンになります。Gemini の設定にある [アプリ] ページでこのアプリをいつでも無効にできます。Gemini のアプリを管理する方法
- 接続されているアプリに対するプロンプトは、音声入力でも手入力でも同じように動作します。Android モバイル デバイスで「OK Google」が機能しない場合は、「OK Google」と Voice Match が設定されているかどうかご確認ください。
時計アプリのアラームとタイマーをセットする、管理する
重要:
- Samsung モバイル デバイスの場合、Gemini モバイルアプリは Samsung 時計アプリを使用します。
- Xiaomi モバイル デバイスの場合、Gemini モバイルアプリは Xiaomi 時計アプリを使用します。
- それ以外のモバイル デバイスの場合、Google の時計アプリがデバイスで有効になっていれば、Gemini モバイルアプリは Google の時計アプリを優先して使用します。
- サードパーティ製の時計アプリの場合、Gemini モバイルアプリはアラームとタイマーの設定にのみ対応しています。他の操作はサポートされていません。
Gemini モバイルアプリに、会話や他の情報に基づいてアラームやタイマーを設定、管理するようリクエストできます。以下のプロンプトの例をお試しください。
- [イベント、アクティビティ] に合わせて起きられるように、アラームを設定して。
- [アクティビティ、タスク] に集中したいから、[時間の長さ] のタイマーを設定して。
- 設定済みのアラームを表示して。
[時刻] のアラームを削除して。
- [アクティビティ、予定] の開始はいつ?
アラームをその [時間] 時間前にセットして。
Gemini モバイルアプリにアラームの設定と管理をリクエストできます。
アクション | プロンプトの例 |
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設定 |
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変更 |
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確認 |
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消音 |
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無効化 |
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削除 |
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Gemini モバイルアプリにタイマーの設定と管理をリクエストできます。
アクション | プロンプトの例 |
---|---|
設定 |
|
変更 |
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確認 |
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一時停止 |
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再開 |
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リセット |
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消音 |
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削除 |
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Gemini モバイルアプリでデバイスを管理する、制御する
Gemini モバイルアプリに、デバイス内のアプリや設定の管理、制御をリクエストできます。
Gemini モバイルアプリでは、複数の操作を一回のプロンプトでリクエストできます。以下のプロンプトの例をお試しください。
- メディア音量と通知音量を [パーセンテージ] に設定して、バッテリーセーバーをオンにして。
- 10秒タイマーで写真を撮って。
Gemini モバイルアプリにウェブサイト、アプリ、設定メニューを開くようリクエストできます。以下のプロンプトをお試しください。
- [URL 名] を開いて
- [アプリ名] を開いて
- [設定名] 設定を開いて
Gemini モバイルアプリに、デバイス上で以下の操作を実行するようリクエストできます。
アクション | プロンプトの例 |
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機能のオン / オフ |
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音量の確認、調整 |
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照明の明るさ |
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バッテリー残量の確認 |
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デバイスのオフと再起動 |
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重要: これらの機能を利用するには、Google をデフォルトのアシスタント アプリとして設定する必要があります。
Gemini モバイルアプリに写真やスクリーンショットの撮影をリクエストできます。以下の例をお試しください。
- 自撮り写真を撮影するよ
- [秒数] 秒後に写真を撮って
- スクリーンショットを撮って
Gemini モバイルアプリに、デバイス上のメディア再生の制御をリクエストできます。
アクション | プロンプトの例 |
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一時停止、停止 |
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再開 |
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もう一度再生 |
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次へ |
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前へ |
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評価 |
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- クローズドキャプションのオン / オフを切り替える
- メディアの言語を変更する
- ウェブサイトの指定されたページを検索して開く
- Gemini の言語設定を変更する
- 「デバイスを探す」を使用する
ロック画面で利用できる機能
[ロック画面での Gemini の使用] の設定がオンになっている場合は、デバイスがロックされていても Gemini が次の項目をサポートします。
- アラームの設定と消音
- タイマーの設定と停止
- 次の機能のオン / オフ:
- ライト
- Bluetooth
- サイレント モード
- バッテリー セーバー
- デバイスの音量とバッテリー残量の確認
- デバイスの電源オフや再起動
- 写真やスクリーンショットの撮影
- 動画を一時停止する、もう一度再生するなどのメディアの操作
Gemini におけるアプリの仕組み
- Gemini は、Gemini の設定の [アプリ] ページでオンになっているアプリのみに接続します。これには、プロンプト内で「@」を使ってオンにしたアプリも含まれます。
- Gemini は、より有用な回答を生成するのに役立つアプリがないかをチェックします。役に立つアプリが見つかった場合、Gemini はユーザーとの会話からの情報やその他の関連情報をそのアプリに自動的に送信します。たとえば、Gemini の設定の [アプリ] ページで(Google マップがオンになっている状態で)近くのカフェを尋ねると、ユーザーの位置情報が Gemini から Google マップに送信されます。
- Gemini は、ユーザーの許可を得ることなく、他のサービスの個人的なコンテンツにアクセスすることはありません。アプリによっては、Gemini アプリと自動的に連携するように設計されているものもあります。
- ユーザーが Gemini アプリで他の Google サービスを直接操作すると、そのサービスによってアクティビティが保存されることがあります。たとえば、ユーザーが Gemini アプリで YouTube 動画を視聴すると、YouTube によって以下のような処理が行われます。
- ユーザーの個人情報を収集する。
- 収集した情報を、YouTube の利用規約に沿って保存および使用する。
- 再生履歴を YouTube の履歴に保存する。YouTube の再生履歴を管理する方法
- Gemini アプリは、サードパーティ製のアプリやサービスに接続できます。その際には、ユーザーのリクエストを実行するために必要な情報が、Gemini アプリからサードパーティ製のアプリやサービスに共有されます。共有された情報は、サードパーティ製のアプリやサービスのデベロッパーが定めるプライバシー ポリシーに沿って使用されます。
- YouTube アプリを無効にしている場合も、YouTube アプリで視聴している動画について Live で話せます。
詳しくは、接続されているアプリでの個人データの取り扱いについての説明をご覧ください。