Classroom でのユーザー アクティビティを確認する
この機能に対応しているエディション: Education Fundamentals、Education Standard、Teaching and Learning Upgrade、Education Plus、Nonprofits。エディションの比較
組織の管理者は、Classroom のログイベントを検索し、関連するセキュリティの問題に対応できます。これによってアクションの履歴を確認し、次のような Classroom でのユーザー アクティビティを分析できます。
- 一般的なアクティビティを確認する(誰がクラスから生徒を削除したか、誰がクラスをアーカイブしたかなど)
- 一般的なユーザー シナリオのトラブルシューティングを行う
管理ログイベントを検索する
検索を行えるかどうかは、ご利用の Google Workspace エディション、ご自身の管理者権限、データソースによって異なります。ユーザーに対する検索は、ユーザーが使用している Google Workspace のエディションに関係なく、全ユーザーを対象に行えます。
属性の説明
このデータソースでは、ログイベント データの検索時に次の属性を使用できます。
属性 | 説明 |
---|---|
アクター | 操作を行ったユーザーのメールアドレス(クラスを作成したユーザー、お知らせを公開したユーザーなど) |
アクター グループ名 |
アクター グループの名前。詳しくは、Google グループで結果をフィルタするをご覧ください。 フィルタ グループの許可リストにグループを追加するには:
|
アクターの組織部門 | アクターの組織部門 |
アドオン ID | アドオンの一意の識別子 |
アドオンのタイトル | アドオンのタイトル |
アドオン添付ファイル ID | アドオンの添付ファイルの一意の識別子 |
アドオン添付ファイルのタイトル | アドオンの添付ファイルのタイトル |
コース ID | クラスの一意の識別子 |
コース名 | クラスの名前 |
コースでのロール | ユーザーがクラスの生徒か教師か |
コースの課題のタイトル | クラスの課題のタイトル |
コースの課題の種類 | 課題、質問など、クラスの課題の種類 |
日付 | イベントの発生日時(使用しているブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます) |
ドキュメント ID | 提出物の一意の識別子 |
期限 | 生徒の課題の提出期限 |
イベント | ログに記録されたイベント アクション(例: クラスの作成やユーザーがクラスへの参加) |
イベントソース | イベントのソースが API であるかどうか |
保護者* | 生徒の保護者のメールアドレス |
採点済み | 提出物に成績がついているかどうか |
影響を受けるユーザー* | 影響を受けたメールアドレスのリスト |
IP アドレス | ログインに使用された IP アドレス。通常、このアドレスはユーザーの所在地です。プロキシ サーバーまたはバーチャル プライベート ネットワーク(VPN)のアドレスの場合もあります。 |
提出遅れ | 提出が遅れているかどうか |
参加方法 | クラスへのユーザーの参加方法(招待から、クラスコードから、など) |
投稿 ID | クラス課題の一意の識別子 |
コースの前オーナー | 前のクラス所有者のメールアドレス |
提出ステータス | クラスの課題の提出ステータス(作成済み、提出済み、返却済み、生徒が回収しました、生徒が提出後に編集しました、など) |
注: ユーザーの名前を変更すると、以前の名前がクエリ結果に表示されなくなります。たとえば、名前を OldName@example.com から NewName@example.com に変更した場合、OldName@example.com に関連するイベントの結果は表示されません。
クラスイベントでデータをフィルタする
クラスのメンバーシップ、クラスイベント、クラスの課題に関連するデータを表示するには、イベントでフィルタしてからイベントの値を選択します。
- このページの管理ログイベントを検索するの説明に沿って、ログイベントを開きます。
- [フィルタを追加]
[イベント] をクリックします。
- 演算子を選択します。
- プルダウン リストから値を選択します。
- [適用] をクリックします。
データを BigQuery にエクスポートする
重要:
- Education Standard または Education Plus のアカウントが必要です。
- 管理者がエクスポートのオプションを有効にする必要があります。
データを BigQuery にエクスポートするには:
-
Google 管理コンソールにログインします。
ログインには個人の Gmail アカウントではなく、管理者アカウントを使用します。 - 左側にある [レポート]
[BigQuery Export] をクリックします。