重要: この記事では、ユーザーが新しい AI 機能を試せる Trusted Tester プログラムの Google Workspace Experiments について説明します。Workspace Experiments 機能を使用できるかどうかを確認するには、Google スプレッドシートで任意のスプレッドシートを開き、右側に「この表を要約」アイコン があるかどうかを確認します。Workspace Experiments 機能を利用できる地域もあわせてご覧ください。
AI 関数を使うと、次のことができます。
- テキストの生成
- 情報の要約
- 情報の分類
- 感情の分析
- Google 検索からリアルタイムの情報にアクセスする
Google スプレッドシートで AI 関数を使用する
AI 関数を使うと、次のことができます。
- テキストの生成: Google Workspace with Gemini は、データに合わせたテキストを生成するため、シート内の関連情報を使用します。
- 情報の要約: Google Workspace with Gemini は、データを理解しやすくするため、スプレッドシートのコンテンツを分析して重要なキーポイントを抽出します。
- 情報の分類: Google Workspace with Gemini は、パターンを検出しやすくするため、データをグループに分類します。これには感情分析が含まれます。
- リアルタイムの情報にアクセスする: Google Workspace with Gemini は、高精度でタイムリーな回答を自動的に生成するため、Google 検索から最新の情報を取得して使用します。
- ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
- セルに AI 関数を入力します。 「=AI()」または「=Gemini()」のいずれかを使用できます。
- 例:
=AI(“Generate slogan for event in 10 words or less”, A2) - または、スプレッドシートの上部にある [挿入]
[関数]
[AI] をクリックします。
- 例:
- AI 関数を含むセルを選択します。
- [生成して挿入] をクリックします。
- 省略可: 出力を更新するには、[更新して挿入] をクリックします。
ヒント: [生成して挿入] または [更新して挿入] をクリックすると、生成されたコンテンツが挿入され、あなたがセルの編集者として変更履歴に記録されます。
テーブルに AI 列を追加する
テーブルに AI 列を追加すると、ヘッダーを除く最初の行に AI 関数が自動的に表示されます。その行に特定の関数を入力すると、列の残りの部分に同じ関数を自動入力してエントリを生成できます。
AI 列を追加するには、表の最後の列の右上にある [右に AI 列を挿入] をクリックします。
Gemini で列の値を補完する
重要: この機能は、Google AI Ultra アカウントと Google AI Pro アカウントでもご利用いただけます。
時間を節約し、手作業によるエラーを減らすために、以下のように Gemini を使用してスプレッドシートの情報を拡張したり、値を入力したりできます。
- Drag-and-drop: 列に完了したセルが 1 つ以上ある場合は、新しいドラッグ エントリ ポイントを使用して、テーブルのコンテキストに基づいて列を入力できます。
- プロンプトに基づく入力: 空のセルを複数選択してから、ワンクリックのエントリ ポイントを使用して、この範囲に「入力」できます。列に 1 つ以上の入力済みのセルがある場合にセルを自動的に入力することも、特定のニーズに合わせてカスタム プロンプトを作成することもできます。
例を確認する
- 新しいテキストを生成する
=AI(“Generate slogan for event in 10 words or less”, A2)=AI("Create an email to the reviewer addressing specific items in their reviews.", A2:G2)=AI("develop a list of keywords for the job title based on the summary of duties.", A2:C2)
- 入力セルまたは範囲を要約する
=AI("For the customer, write a one sentence summary of their feedback.", A2:D2)=AI("You are the owner of a pet sitting business. Write a 2 sentence summary for the customer about their pet’s last stay. Be a little funny.", F2)=AI("List in bullet points the main themes of the book summary.", D2)
- 指定された定義または一般的なカテゴリに基づいて入力を分類する
=AI("Classify the preview as either a spam email or not a spam email.", D2)=AI("Categorize the customer inquiry as a compliment, exchange request, or return request.",C2)=AI("Classify the restaurant by which New York City borough it belongs to. Use the neighborhood to help.", A2:C2)
- 感情を分析する
=AI("Classify the sentiment of the realtor analysis.”, D2)=AI("Perform sentiment analysis on the emails sent by the customers to the barbershop.", C2)=AI("Classify the body of the email, as either positive, negative, or neutral.", D2)
- ウェブから最新情報を取得する
=AI("カザフスタンの現在の首都はどこ?", A2)=AI("この首都の人口は何人?", A2:B2)=AI("この関連書籍を書いた著者の誕生日はいつ?日付のみを出力して。」, A2:B2)
ヒント: 連続しない 2 つの範囲を参照する場合は、プロンプトで連結を使用できます。ただし、プロンプトの一部である範囲のデータが変更された場合、データを更新するよう求めるメッセージは表示されません。
たとえば、=AI("Find the major themes in the customer feedback of "&B2&" using the comments: "&D2&"") 関数を使用している場合、B2 または D2 が変更されたときは、データを更新するタイミングを手動で決定する必要があります。
構文
AI(“プロンプト”,[範囲(省略可)])
- プロンプト: 目的のアクションを説明する特定のプロンプトです。
- 範囲: 範囲は省略可能です。データの生成時にプロンプトが参照する範囲を指します。
AI 関数に関するフィードバックを送信する
Google Workspace with Gemini は常に学習中であるため、リクエストに応じられない場合があります。
不正確または不適切な提案が生成された場合は、フィードバックを送信してお知らせください。お寄せいただいたフィードバックは、AI を利用した Workspace 機能を含め、AI に関する Google の取り組みの改善に活用させていただきます。
フィードバックは人が読む可能性があるため、個人情報や機密情報を含むデータは送信しないでください。
- 生成された文章の右下にある、「役に立った」アイコン
または「役に立たなかった」アイコン
をクリックします。
- ポップアップ ウィンドウで、フィードバックとともに共有するデータを選択できます。共有できるデータは次のとおりです。
- プロンプト
- 範囲
- 参照されたセルのみが収集され、そのコンテキストは共有されません。
- 出力
- 特定のデータを共有しないようにするには、チェックボックスをオフにします。
- 「役に立たなかった」アイコン
を選択した場合は、問題のカテゴリを選択して追加のフィードバックを入力するため、[次へ] をクリックします。
- 「役に立った」アイコン
を選択した場合は、[送信] をクリックします。
- 「役に立たなかった」アイコン
この機能に関する一般的なフィードバックを送信するには、上部にある [ヘルプ] [スプレッドシートの改善にご協力ください] をクリックします。
法的な問題を報告する場合は、リクエストを作成してください。
AI 関数の制限事項について
- 回答はテキストに限定されます。
- AI 関数は、スプレッドシート全体や、Google ドライブ内のその他のファイルにアクセスすることはできません。
- プロンプトでデータやコンテキストを指定するには、現在のスプレッドシートにデータを追加し、オプションの範囲引数を使用します。出力の品質を高めるために、この手順を強くおすすめします。
- 関数は元に戻すこともやり直すこともできません。
- 代わりに、出力を再生成できます。
- スプレッドシート内で同じ名前の関数を複数作成することはできません。「=AI()」または「Gemini()」という名前のカスタム関数を作成すると、そのカスタム関数はスプレッドシートの AI 関数に再マッピングされます。
- 埋め込み AI 関数はサポートされていません。
- 例:
=IF(AI(“sentiment analysis”, A2),”negative”,0)
- 例:
- 「AI 関数は使用できません」と表示される場合は、次の原因が考えられます。
- Workspace Experiments プログラムに参加していないか、AI 関数を利用できる Workspace プランを利用していない。
- 管理者設定または言語設定が原因で、AI 関数にアクセスできない。言語を変更する方法を確認してください。
- AI 関数には、短期的および長期的な生成上限があります。長期的な上限に達すると、一時的に [生成] をクリックできなくなります。24 時間後にもう一度お試しください。
- AI 関数で複数のセルを選択して出力を生成できます。ただし、生成されるのは AI 関数で選択した最初の 350 個のセルのみです。生成が完了するまで待ってから、さらにセルを選択して出力を生成できます。
- Box、Dropbox、Egnyte などの他のクラウド ストレージ プロバイダにより Google ドライブを使用し、スプレッドシートにアクセスしている場合、AI 関数でコンテンツを生成することはできません。Box、Dropbox、Egnyte で Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを使用する方法をご覧ください。
AI 関数をオフにする
Google Workspace Experiments のいずれかの機能をオフにするには、Workspace Experiments の利用を終了する必要があります。オプトアウトすると、Workspace Experiments に再参加はできなくなり、今後は Workspace Experiments のすべての機能が一切利用できなくなります。
詳しくは、Workspace 試験運用版をオプトアウトする方法をご覧ください。
Workspace Experiments をオプトアウトした後に AI 関数を使用した場合:
- 「AI 関数は使用できません」というエラーが表示されます。
- AI 関数を使用して出力を生成することはできません。
Workspace Experiments 機能による候補について
- Workspace Experiments 機能による候補は、Google の見解を述べるものでも Google に帰属するものでもありません。
- 医療、法律、金融などの分野の専門的な助言として利用しないでください。
- Workspace Experiments 機能によって、不正確または不適切な情報が提案される場合があります。フィードバックをお寄せいただくことで、Workspace Experiments 機能の有用性と安全性を向上させることができます。
- プロンプトには、個人情報、機密情報、プライベートな情報を含めないでください。
- Google では、Google のさまざまなプロダクト、サービス、機械学習テクノロジーについて、それらの提供、向上、開発に Workspace Experiments のデータと指標を使用しています。
- また、Workspace Experiments のデータは、人間のレビュアーによって読み取られ、評価され、注釈が付けられ、レビューされる可能性があります。重要な点として、Google が選択した入力データ(「プライバシーに関するお知らせ」に記載)を使用して出力を生成する際には、人間のレビュアーが閲覧する前に、Google はそれらのコンテンツと出力を集約もしくは仮名化、またはその両方を行います。ただし、Google へのフィードバックの一部として提供された場合はこの限りではありません。
Google スプレッドシートでの Workspace Experiments データの収集方法
Google スプレッドシートで AI 関数を使用すると、Google は次のデータを使用し、保存します。
- 入力したプロンプト
- 生成されたテキスト
- アクセス可能な Google Workspace コンテンツで、コンテンツの生成に参照されるもの(Google が選択した入力とユーザーが提供した入力の両方)
- AI 関数に関するフィードバック
これらのデータがどのように使用されるかについては、Google Workspace Experiments のプライバシーに関するお知らせと個人アカウントの利用規約をご確認ください。