Google スプレッドシートで AI 関数を使用する(Workspace Labs)

アルファ版プログラムに参加している場合は、こちらの記事を参照して AI 関数についてご確認ください。

重要: AI 関数をシートに挿入することはすべてのユーザーが可能ですが、生成機能を利用できるのはアルファ版プログラムと Workspace Labs プログラムのユーザーのみです。

AI 関数を使うと、次のことができます。

  • テキストの生成
  • 情報の要約
  • 情報の分類
  • 感情の分析

AI 関数を使用するには、次のように目的のアクションを説明する具体的なプロンプトを入力し、範囲(省略可)を追加します。=AI(”プロンプト”, [範囲(省略可)])

例: =AI("感謝のメールを作成し、受け取ったプレゼントに合わせて内容を調整して", A2:C2)

AI 関数を使用する

  1. ご利用のパソコンで、Google スプレッドシートからスプレッドシートを開きます。
  2. セルに AI 関数を入力します。
    • 例: =AI(“Generate slogan for event in 10 words or less”, A2)
  3. AI 関数を含むセルを選択します。
  4. [生成して挿入] をクリックします。
  5. 省略可: 出力を更新するには、[更新して挿入] をクリックします。

ヒント: [生成して挿入] または [更新して挿入] をクリックすると、生成されたコンテンツが挿入され、あなたがセルの編集者として変更履歴に記録されます。

AI 関数を使うと、次のことができます。

  • テキストの生成: Gemini for Workspace は、データに合わせたテキストを生成するため、シート内の関連情報を使用します。
  • 情報の要約: Gemini for Workspace は、データを理解するため、スプレッドシートのコンテンツを分析して重要なキーポイントを抽出します。
  • 情報の分類: Gemini for Workspace は、パターンを検出しやすくするため、データをグループに分類します。これには感情分析が含まれます。

具体的なプロンプトで目的のアクションを説明して AI 関数を使用する方法を示すアニメーション。

サンプルを確認する

  • 新しいテキストを生成する
    • =AI(“Generate slogan for event in 10 words or less”, A2)
    • =AI("Create an email to the reviewer addressing specific items in their reviews.", A2:G2)
    • =AI("develop a list of keywords for the job title based on the summary of duties.", A2:C2)
  • 入力セルまたは範囲を要約する
    • =AI("For the customer, write a one sentence summary of their feedback.", A2:D2)
    • =AI("You are the owner of a pet sitting business. Write a 2 sentence summary for the customer about their pet’s last stay. Be a little funny.", F2)
    • =AI("List in bullet points the main themes of the book summary.", D2)
  • 指定された定義または一般的なカテゴリに基づいて入力を分類する
    • =AI("Classify the preview as either a spam email or not a spam email.", D2)
    • =AI("Categorize the customer inquiry as a compliment, exchange request, or return request.",C2)
    • =AI("Classify the restaurant by which New York City borough it belongs to. Use the neighborhood to help.", A2:C2)
  • 感情を分析する
    • =AI("Classify the sentiment of the realtor analysis.”, D2)
    • =AI("Perform sentiment analysis on the emails sent by the customers to the barbershop.", C2)
    • =AI("Classify the body of the email, as either positive, negative, or neutral.", D2)

ヒント: 条件付きではない 2 つの範囲を参照する場合は、プロンプトで連結を使用できます。ただし、プロンプトの一部である範囲のデータが変更された場合、データを更新するよう求めるメッセージは表示されません。

たとえば、=AI("Find the major themes in the customer feedback of "&B2&" using the comments: "&D2&"") 関数を使用している場合、B2 または D2 が変更されたときは、データを更新するタイミングを手動で決定する必要があります。

構文

AI(“プロンプト”,[範囲])

  • プロンプト: 目的のアクションを説明する特定のプロンプトです。
  • 範囲: 範囲は省略可能です。データの生成時にプロンプトが参照する範囲を指します。

生成された出力に関するフィードバックを送信する

Gemini for Google Workspace は常に学習中であるため、リクエストに応じられない場合があります。フィードバックは人が読む可能性があるため、個人情報や機密情報を含むデータは送信しないでください。

不正確または不適切な候補が生成された場合は、フィードバックを送信できます。お寄せいただいたフィードバックは、AI を利用した Workspace 機能の改善と、AI に関する Google の幅広い取り組みの改善に活用させていただきます。

  1. 生成された文章の右下にある、「役に立った」アイコン または「役に立たなかった」アイコン をクリックします。

  2. ポップアップ ウィンドウで、フィードバックとともに共有するデータを選択できます。共有できるデータは次のとおりです。

    • プロンプト

    • 範囲

      • 参照されたセルのみが収集され、そのコンテキストは共有されません。

    • 出力

  3. 特定のデータを共有しないようにするには、チェックボックスをオフにします。

    • 「役に立たなかった」アイコン を選択した場合は、問題のカテゴリを選択して追加のフィードバックを入力するため、[次へ] をクリックします。

    • 「役に立った」アイコン を選択した場合は、[送信] をクリックします。

この機能に関する一般的なフィードバックを送信するには、上部にある [ヘルプ] 次に [スプレッドシートの改善にご協力ください] をクリックします。

法的な問題を報告する場合は、リクエストを作成してください。

AI 関数の制限事項について

  • 回答はテキストに限定されます。
  • AI 機能は、Google ドライブ内のスプレッドシートやその他のファイルすべてにアクセスすることはできません。
    • プロンプトでデータやコンテキストを指定するには、現在のスプレッドシートにデータを追加し、入力引数(省略可)を使用します。
  • 関数は元に戻すこともやり直すこともできません。
    • 代わりに、出力を再生成できます。
  • スプレッドシート内で同じ名前の関数を複数作成することはできません。「=AI」という名前のカスタム関数を作成すると、そのカスタム関数はスプレッドシートの AI 関数に再マッピングされます。
  • 埋め込み AI 関数はサポートされていません。
    • 例: =IF(AI(“sentiment analysis”, A2),”negative”,0)
  • 「AI 関数は使用できません」と表示される場合は、次の原因が考えられます。
    • Workspace Labs またはアルファ版プログラムに参加していない。
    • 管理者設定または言語設定(英語に設定する必要があります)が原因で、AI 関数にアクセスできません。言語を変更する方法を確認してください
  • AI 関数には、短期的および長期的な生成上限があります。長期的な上限に達すると、一時的に [生成] をクリックできなくなります。24 時間後にもう一度お試しください。
  • AI 関数で複数のセルを選択して出力を生成できますが、生成されるのは AI 関数で選択した最初の 200 個のセルのみです。生成が完了するまで待ってから、さらにセルを選択して出力を生成できます。

AI 関数をオフにする

Google Workspace Labs の機能のいずれかをオフにするには、Workspace Labs をオプトアウトする必要があります。オプトアウトすると、Workspace Labs に再度参加できなくなり、Workspace Labs のすべての機能が利用できなくなります。

詳しくは、Workspace Labs をオプトアウトする方法をご覧ください

Workspace Labs をオプトアウトした後に AI 関数を使用した場合:

  • 「AI 関数は使用できません」というエラーが表示されます。

  • AI 関数を使用して出力を生成することはできません。

Learn about Workspace Labs feature suggestions

  • Workspace Labs feature suggestions don’t represent Google’s views, and should not be attributed to Google.
  • Don’t rely on Workspace Labs features as medical, legal, financial or other professional advice.
  • Workspace Labs features may suggest inaccurate or inappropriate information. Your feedback makes Workspace Labs more helpful and safe.
  • Don’t include personal, confidential, or sensitive information in your prompts.
  • Google uses Workspace Labs data and metrics to provide, improve, and develop products, services, and machine learning technologies across Google.
  • Your Workspace Labs Data may also be read, rated, annotated, and reviewed by human reviewers. Importantly, where Google uses Google-selected input (as described in the Privacy Notice) to generate output, Google will aggregate and/or pseudonymize that content and resulting output before it is viewed by human reviewers, unless it is specifically provided as part of your feedback to Google.

How Workspace Labs data in Google Sheets is collected

When you use the AI function in Google Sheets, Google uses and stores the following data:

  • Prompts you enter or select
  • Generated content
  • Google Workspace content that you have access to that is referenced to generate content (both Google-selected input and user-provided input).
  • Your feedback on the Sheets AI function.

To understand how this data is used, review the Google Workspace Labs Privacy Notice and Terms for Personal Accounts.

関連リソース

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