ディスプレイ&ビデオ 360 の保証型取引では、複数のキャンペーンにわたる最適化(CCO)と複数の広告主にわたる最適化(CAO)を行うことができます。最適化を行うと、デフォルトの広告申込情報やターゲティングをさらに追加した他の広告申込情報を使用して保証型の広告枠に入札し、すべてのインプレッションを配信できるようになります。なお、他の広告申込情報は、複数のキャンペーンにまたがっていても、別の広告主に属していても構いません。
RTB 広告申込情報については、費用を確保できるように、プログラマティック保証型取引の設定(ペース、フリークエンシー、オーディエンス、地域など)と、RTB 広告申込情報が属しているアイテム(広告掲載オーダー、キャンペーン、広告主、パートナー)の設定を考慮する必要があります。プログラマティック保証型取引のペースは自動的に「できるだけ早く」に設定されます。
複数のキャンペーンまたは広告主にわたる最適化を設定するには:
- ディスプレイ&ビデオ 360 でプログラマティック保証型取引の交渉が完了していることを確認します。
- 左側のメニューで [広告枠] > [自分の広告枠] に移動します。
- プログラマティック保証型取引のページに表示される取引の設定手順を完了します。必ず、広告主を少なくとも 1 つ選択してください。
- 取引の設定が完了したら、[広告枠] > [自分の広告枠] に移動して、取引名と取引 ID をメモします。
- 使用する別の広告申込情報を選択します。
- [ターゲティングを追加] > [広告枠ソース] を選択し、手順 4 でメモした取引名と取引 ID を検索して選択します。同じ広告申込情報で YouTube プログラマティック保証型取引の広告枠ソースとそれ以外の広告枠ソースを両方使用することはできません。
- [入札戦略] で [固定入札単価] を選択します。
- [クリエイティブ] で、クリエイティブが広告申込情報で正しく設定されていることを確認します。
- (省略可)広告申込情報にターゲティングをさらに追加します。
- この取引をターゲットに設定した広告申込情報が [自分の広告枠] に表示されます。
ディスプレイ&ビデオ 360 では、インプレッションに対して広告申込情報が配信可能かどうかを確認する際に、ターゲティングと予算およびペース設定が考慮されます。どの広告申込情報も配信可能でない場合、インプレッションはプログラマティック保証型取引で最初に設定したデフォルトの広告申込情報を通じて購入されます。すべての広告申込情報が配信可能な場合は、ディスプレイ&ビデオ 360 でインプレッションを送信する優先順位を判別できるように、入札単価が昇順で設定されます。この場合、最終的な清算価格は引き続きプログラマティック保証型取引の交渉価格であり、設定した入札単価は優先順位付けのためだけに使用されます。
制限事項
- 複数のキャンペーンまたは広告主にわたる最適化は、YouTube プログラマティック保証型取引ではサポートされていません。
- CPD 取引では、複数のキャンペーンまたは広告主にわたる最適化を使用できません。