交渉が完了した取引は、左側のメニューの [インベントリ] > [マイ インベントリ] で管理できます。承認済みの取引で CPM 値、承認済みのインプレッション数、配信日、広告申込情報のアーカイブ、広告申込情報の追加、広告サイズ、追加利用規約を変更する場合は、あらためて承認を受ける必要があります。すでに終了した取引に変更を加えることはできません。
[マイ インベントリ] では、担当している特定のパートナーや広告主の取引すべてにアクセスできます。取引や広告在庫ソースへのアクセスが許可されているすべてのパートナーや広告主へのアクセス権限を持っている場合、名前やレートタイプなどを変更できますが、取引にパートナーを追加することはできません。パブリッシャーは、パートナー レベルでのみ取引の権限を許可できます。権限を特定の広告主に限定しない場合、そのパートナーのすべての広告主は取引の詳細のすべてを確認できます。
パートナーのコンテキスト:
取引や広告在庫ソースへのアクセスが許可されているパートナーのいずれかにアクセスできる場合、現在のユーザーとパートナーが取引にアクセスできれば、別の広告主に変更できます。保証型広告枠の場合は、現在のコンテキストのパートナーに属している広告主に対してのみ広告枠を設定できます。非保証型広告枠の場合は、現在のコンテキストのパートナーに属している広告主のみ追加または削除できます。
広告主のコンテキスト:
保証型広告枠の場合は、現在のコンテキストの広告主に対してのみ広告枠を設定できます。非保証型広告枠の場合は、現在のコンテキストの広告主のみ追加または削除できます。
キャンペーンのコンテキスト:
キャンペーンの親広告主に関連付けられている取引のみが表示されます。キャンペーンのコンテキスト内の割り当ては、担当しているキャンペーンに限定されます。
[マイ インベントリ] に表示される取引の数は、以前よりも増えています。これは、[マイ インベントリ] に、複数のパートナーに権限が与えられている取引も表示されるようになったためです。以前は、取引に対する権限が与えられているパートナーのうち、担当しているもののみが表示されていました。
非保証型取引と保証型取引表示、管理するには
displayvideo.google.com でディスプレイ&ビデオ 360 アカウントにログインして、左側のメニューで [インベントリ] をクリックします。- [マイ インベントリ] を選択します。[マイ インベントリ] は次の 2 つのセクションに分かれています。
- 対応が必要: 設定が必要な保証型取引が表示されます。
- その他すべて: 掲載結果の統計情報を含め、プログラマティック保証型取引、非保証型の固定取引、非保証型のオークションがすべて一覧表示されます。
注: [交渉] を選択して、取引やオークションを表示することもできます。ただし、この画面では表示とアーカイブのみが可能で、変更を加えることはできません。
- デフォルトでは、承認されたすべての取引提案とすべての広告枠アイテムが表示されます。検索ボックスでは、次の項目で絞り込むことができます。
- 名前または ID
- ステータス(有効、一時停止、アーカイブ済み、完了、すべて)
- エクスチェンジ
- フォーマット(ディスプレイ、動画、オーディオ、モバイル、YouTube 動画、指定なし)
- 契約(保証型、非保証型)
- 配信方法(プログラマティック、タグ)
- 中心となるパートナー取引
- レートタイプ(CPM - 固定、CPM - 最小、CPD)
- 購入数
- 開始日
- 広告主
注: セントラル パートナー取引は、セントラル パートナーから共有される取引です。この機能は、一部のユーザーの方のみご利用いただけます。
- 取引または非保証型オークションの詳細を表示するには、名前をクリックします。
可能な操作:
-
現在または過去にその取引をターゲットに設定している広告申込情報を確認する(14 日間までの期間を選択できます)
- [トラブルシューティング] 列の [表示] をクリックして、各広告申込情報のトラブルシューティングをその場で行う
- 取引の最小価格を確認し、各広告申込情報の入札単価を表から直接変更する
- 1 つの画面で各広告申込情報のインプレッション数を確認する
非保証型広告枠の割り当て
既存の広告申込情報に非保証型広告枠を割り当てる
-
[マイ インベントリ] メニューで [その他すべて] まで下にスクロールします。
-
右側で [操作] > [既存の広告申込情報に割り当て] を選択します。
- 右側に表示されたメニューで、次の項目を選択します。
- 広告主
- キャンペーン
- 広告掲載オーダー
- 広告申込情報
- 完了したら、[割り当て] をクリックします。
非保証型広告枠を新しい広告申込情報に割り当てる
- [マイ インベントリ] メニューで [その他すべて] まで下にスクロールします。
- 右側で [操作] > [新しい広告申込情報に割り当て] を選択します。
- 次のページで、広告申込情報に関する次の情報を入力します。
-
広告申込情報の名前。
広告申込情報をここで保存した後、まだ配信可能にしない場合は、広告申込情報を [下書き] として作成します。開始日になったときに広告申込情報がすぐに配信されるようにするには、広告申込情報を [有効] として作成します。
-
広告申込情報のターゲティング。
-
広告申込情報の掲載期間。
-
予算とペースの設定。
広告申込情報が含まれる広告掲載オーダーで予算の自動割り当てを有効にすると、広告申込情報の予算を自動調整できます。
-
入札戦略。
-
広告申込情報のフリークエンシー キャップ。
-
この広告申込情報で使用するクリエイティブ。
関連付けられたクリエイティブが 1 つ以上承認されると、広告申込情報を配信できるようになります。
-
コンバージョン トラッキングの方法。
-
-
完了したら、[割り当て] をクリックします。
広告枠と取引のアーカイブ
広告枠と取引をアーカイブしてデフォルトで表示されないようにすると、[マイ インベントリ] 画面が見やすくなります。
広告枠と取引をアーカイブする
-
[マイ インベントリ] 画面で、アーカイブする広告在庫ソースの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [操作] > [アーカイブ] を選択します。アーカイブ済みの広告枠は広告申込情報に割り当てられなくなり、ターゲットに設定することもできなくなります。
アーカイブした広告枠と取引を表示する
- [マイ インベントリ] 画面で、表の上のフィルタ検索バーを探します。
- [ステータス: すべて](デフォルトで有効)> [アーカイブ済み] > [適用] を選択します。
広告枠と取引のアーカイブを解除する
- [マイ インベントリ] 画面で、表の上のフィルタ検索バーを探します。
- [ステータス: すべて](デフォルトで有効)> [アーカイブ済み] > [適用] を選択します。
- アーカイブを解除するアーカイブ済み広告在庫ソースの横にあるチェックボックスをオンにします。
- [操作] > [アーカイブ解除] を選択します。アーカイブを解除した広告枠は、アーカイブする前に割り当てられていた広告申込情報に再度割り当てられます。
広告枠のグループ化
広告枠をグループ化すると、複数の広告在庫ソースをまとめてターゲットに設定するなど管理がしやすくなります。レポートでグループの効果を測定するには、[広告在庫ソースのグループ] ディメンションを選択します。
新しいグループを作成する
-
[マイ インベントリ] メニューで [グループ化された取引] タブを選択します。
-
[新しいグループ] を選択して、グループ名を入力します。
- [取引を追加] を選択して、グループに取引を追加します。
- 追加する取引の横にあるチェックボックスをオンにして、[完了] を選択します(グループあたり最大 400 件の取引を追加できます。1 つの取引は 10 件を超えるグループには表示できません)。
- グループを 1 件の広告主に割り当てるか、すべての広告主に割り当てるかを選択します。
- グループを 1 件の広告主に割り当てる場合は、フィールドに名前を入力し、プルダウン メニューから選択します。
- 完了したら、[グループを作成] を選択します。
既存のグループに取引を追加する
- [グループ化された取引] タブで、編集するグループを選択します。右側に概要パネルが表示されます。
- [取引を追加] を選択して、取引を選択します。
既存のグループから取引を削除する
-
[グループ化された取引] タブで、編集するグループを選択します。右側に概要パネルが表示されます。
-
削除する取引の横にあるチェックボックスをオンにします。
- [グループから削除] を選択します。
グループ名または広告主を変更する
- [グループ化された取引] タブで、編集するグループを選択します。右側に概要パネルが表示されます。
- [設定] タブをクリックします。ここで、グループ名や広告主を変更できます。
グループをターゲットに設定する
- [広告申込情報の詳細] > [広告在庫ソース] に移動します。
- [グループ] の横にある
を選択します。[広告在庫ソースのグループ] パネルが右側に表示されます。
- ターゲットに設定するグループの横にあるチェックボックスをオンにして、[適用] を選択します(広告申込情報ごとに最大 100 個のグループ)。
販売者 ID の拒否リスト
販売者 ID の拒否リストを使用すると、広告主がターゲティングできないエクスチェンジ ID と販売者 ID を指定できます。エクスチェンジは、プラットフォーム上で販売者を識別するため、販売者 ID を作成し、sellers.json ファイルで公開します。
販売者 ID の拒否リストをアップロードする
- [マイ インベントリ] メニューで [販売者 ID の拒否リスト] タブを選択します。
- [新規] をクリックします。
- 拒否リストの名前を入力します。
- CSV ファイルでターゲティング設定を指定してアップロードします。ファイルには、エクスチェンジ ID と販売者 ID の列を含める必要があります。テンプレートとして使用できるサンプル ファイルをダウンロードするオプションが表示されます。CSV ファイルをドラッグ&ドロップしてアップロードするか、[参照] をクリックしてパソコンからファイルを選択します。
CSV ファイルの設定
.csv ファイルは、次の形式のレコードで構成され、改行で区切られている必要があります。
各レコードのフィールドは、次のガイドラインに沿っている必要があります。<エクスチェンジ ID>, <販売者 ID>
フィールド
サポートされている値
エクスチェンジ ID
(エクスチェンジのドメイン名)
SSP、エクスチェンジ、ヘッダー ラッパーなど、入札者が接続するシステムの正規ドメイン名です。
- SupplyChain オブジェクトの ASI フィールドのドメイン名(ADH のサプライ チェーン情報から取得)
販売者 ID
広告システムで販売者または販売パートナー アカウントに関連付けられている識別子です。
- [最も簡単な方法] SupplyChain オブジェクトの SID フィールド(ADH のサプライ チェーン情報から取得)
- エクスチェンジ パートナーに問い合わせて取得した値
- sellers.json から取得した値(エクスチェンジごとに取得)
例:issuu.com のディスプレイ広告枠を BidSwitch の Nativo サブエクスチェンジから除外する場合、CSV レコードは次のようになります(BidSwitch エクスチェンジ ID は 38、Nativo サブエクスチェンジ ID は 2661679)。issuu.com, DISPLAY, 38, 2661679, INCLUDE
- [保存] をクリックします。
- 利用規約と追加料金の説明を確認し、[費用に同意] をクリックします。販売者 ID の拒否リストの料金は、そのパートナーに配信されたすべてのインプレッションのメディア費用の 1.5% として計算されます。ただし、YouTube での購入と予約広告申込情報は例外です。