広告枠ソースとは、購入可能なインプレッションを広告申込情報に提供するエクスチェンジまたは非公開取引のことです。不明または許可されていない広告枠とは、ターゲット設定が可能な広告枠ソースに分類されない広告枠のことです。
特定の広告枠ソースからインプレッションを購入または除外するには、広告申込情報について広告枠ソース ターゲティングを設定する必要があります。広告枠ソース ターゲティングを設定しない場合、広告申込情報のターゲットはデフォルトですべての有効なエクスチェンジの公開オークション広告枠に設定されます。取引は、取引そのものや取引グループをターゲティングに追加した場合のみターゲットに設定されます。
公開広告枠をターゲットに設定する
公開オークションまたはサブエクスチェンジの広告枠のターゲット設定は、[公開広告枠] で行います。公開オークションはエクスチェンジの広告枠全体を表します。
サブエクスチェンジとは、ディスプレイ&ビデオ 360 でのエクスチェンジ広告枠の分類です。サブエクスチェンジを使うと、広告枠のターゲティングやレポート作成が容易になります。サブエクスチェンジは、エクスチェンジによっては利用できないことがあります。
アプリ メディエーション パートナー
アプリ メディエーション パートナーを利用すると、ディスプレイ&ビデオ 360 の広告主はより多くのモバイルアプリ広告枠にアクセスし、この広告枠をより詳細に管理できます。第三者のアプリ メディエーション パートナーとのカスタム統合により、ディスプレイ&ビデオ 360 ではより多くの広告枠、より質の高いシグナル、リアルタイム ビッダー メディエーションを利用できるため、広告主は質の高いアプリ広告枠に効率的に入札できます。
アプリ メディエーション パートナーの設定をパートナー レベルで変更するには、パートナーに移動し、[パートナーの設定] > [基本情報] > [エクスチェンジ] を選択します。
アプリ メディエーション パートナーは、[公開広告枠] のパートナー、広告掲載オーダー、広告申込情報のターゲット設定で広告枠ソースとして使用できます。広告主様は、個々のアプリ メディエーション パートナーをターゲットに設定し、レポートで各パートナーのパフォーマンスを評価できます。アプリ メディエーション パートナーは、公開オークション、ディスプレイ、動画の広告枠で利用できます。
アプリ メディエーション パートナー経由で利用できるエクスチェンジ
非公開取引とパッケージをターゲットに設定する
非公開取引(「直接取引」と呼ばれることもあります)が広告主に対して設定されている場合、広告枠ソース ターゲティング ページの [取引とパッケージ] で、広告申込情報を特定の非公開取引にターゲティングできます。注: Google アド マネージャーで広告主に対して設定された非公開取引は、広告主の非公開取引に自動的に追加されます。
また、[取引とパッケージ] では、広告申込情報を特定のパッケージにターゲティングすることもできます。詳しくは、パッケージについての記事をご覧ください。
よくある質問
[公開取引] でエクスチェンジ全体を除外した場合、そのエクスチェンジで行う非公開取引もブロックされますか?- いいえ。公開広告枠の管理は、非公開取引とは完全に切り分けられています。
- 場合によります。こうしたデータは、個々の取引を設定するときにディスプレイ&ビデオ 360 に入力されますが、ディスプレイ&ビデオ 360 に取引を追加するときにその取引に関する情報が入手できないこともあります。