2025 年 4 月 1 日より、カスタム入札と広告申込情報でコンバージョンの設定が統一されるようになります。つまり、ディスプレイ&ビデオ 360 の広告掲載オーダーまたは広告申込情報でルールを使用してカスタム入札を設定する場合に、同じコンバージョン設定が使用されます。
ルールを使用したカスタム入札アルゴリズムの設定が可能になりましたが、このアルゴリズムを入札戦略として使用する広告申込情報では、設定で同じコンバージョンをトラッキングすることが必要となります。これにより、カスタム入札と広告申込情報の設定が統一され、パフォーマンスが向上します。
キャンペーンへの影響
拡張版自動化プールを有効にしている場合は特に、この変更によってキャンペーンのパフォーマンスが向上します。パフォーマンス以外にも、次のような影響があります。
広告申込情報の設定
- ルールベースのカスタム入札アルゴリズムを一度割り当てると、広告申込情報にコンバージョンを割り当てる必要がなくなります。
- これらのコンバージョンは、ディスプレイ&ビデオ 360 で広告申込情報に自動的に適用されます。一度設定すると、これらの設定は変更できません。自動で設定されるコンバージョンのルックバック ウィンドウは 90 日に設定されますが、編集することができます。すでにトラッキングされているコンバージョンのルックバック ウィンドウは変わりません。コンバージョン ルールが混在している場合、コンバージョンのカウントは [すべてのコンバージョンをカウント] に設定されます。すべてのルールがポスト クリックのみの場合、コンバージョンのカウントは [ポスト クリックのみをカウント] に設定されます。
- 入札戦略をカスタム入札から変更すると、コンバージョンの割り当てを調整できるようになります。
レポート
- この変更は、レポートの [合計コンバージョン数] 列に影響します。
- [広告申込情報の設定] ページと [カスタム入札設定] ページで広告申込情報のコンバージョン設定が異なる場合、[合計コンバージョン数] 列には、カスタム入札アルゴリズムで使用されるすべてのコンバージョンが表示されるようになります。
- レポートに「Floodlight アクティビティ」ディメンションを追加すると、Floodlight コンバージョンごとの合計コンバージョン数の内訳を詳しく確認できます。
対応策
キャンペーンで今回の変更によるメリットが得られるようにするには、カスタム入札と広告申込情報でコンバージョンの設定を統一することをおすすめします。