YouTube ブランド効果測定スタディーの加速モード測定について

YouTube のブランド効果測定スタディーの加速モード測定では、できるだけ早くアンケートの回答を収集し、ブランド効果測定で決定的な結果を得るのに十分なアンケート回答が集まると完了します。また、後日(ブランド効果測定スタディーの終了後)に広告掲載オーダーを再測定して、時間の経過とともに掲載結果に改善があるかどうかを確認することもできます。

ブランド効果測定スタディーの加速モード測定に使用する測定要件計算ツールについて

ブランド効果測定スタディーを作成すると、調査が予算の最小要件を満たしているかどうかと、ブランド効果測定の対象かどうかが測定要件計算ツールで確認されます。

測定要件計算ツールは、ブランド効果測定スタディーが最小予算額の要件を満たしているかどうかを確認し、要件に満たない場合は、広告掲載オーダーで必要な変更についてお知らせします。

最小予算額の要件を満たすと、ブランド効果測定スタディーの結果を取得できる可能性が高まります(ただし、保証はできません)。ブランド効果測定スタディーの結果は、他の要因(広告掲載オーダーがリーチしたユーザー数など)によって変わります。

アンケート回答の収集

測定期間

この日付は、調査が開始される日付を表します。

ブランド効果測定スタディーの測定が開始される(回答が 1 件以上届いた場合など)と、開始日は最初のアンケートの回答を受け取った日付に固定されます。広告掲載オーダーが追加、削除された場合や、同じ広告掲載オーダーが一時停止または再開された場合でも、日付は変更されません。

ブランド効果測定スタディーの測定がまだ開始されていない場合、開始日は、ブランド効果測定スタディーにリンクされているすべての広告掲載オーダーの最も早い開始日になります。

  • すべての広告掲載オーダーが後日開始される場合: 表示される日付は、関連する広告掲載オーダーに設定されている最も早い開始日です。
  • すべての広告掲載オーダーが終了している場合: 広告掲載オーダーがすでに終了していても、表示される日付は今日の日付になります。既存の広告掲載オーダーの終了日を調整した場合や、新しい広告掲載オーダーを追加した場合、日付は広告掲載オーダーの新しい開始日と一致します。
  • 広告掲載オーダーが進行中の場合: 表示される日付は今日の日付です。
広告掲載オーダーの設定で、広告掲載オーダーの開始日が過去の日付の場合は、編集できません。また、ブランド効果測定スタディーに今後の開始日をスケジュール設定することはできません。ブランド効果測定スタディーのスケジュールに将来の開始日を設定する必要がある場合は、広告掲載オーダーを一時停止し、新しい広告掲載オーダーとスタディーを作成してください。新しいブランド効果測定スタディーでは、新しい広告掲載オーダーの開始日が使用されます。

調査期間: 通常 14 日未満

最初の 10 日間に費用の要件を満たしているならば、10 日間が過ぎても回答の回収を継続できます。結果は保証されませんが、ほとんどの場合、最初の 10 日間の最小費用の要件を満たしていれば、期間内に調査の結果を得られます。

測定の要件

「ブランド効果測定スタディー: 有効」または「ブランド効果測定スタディー: 無効」

要件に関するメッセージは、ブランド効果測定スタディーが 10 日間の最小予算額の要件を満たしているかどうかをお知らせします。

ヒント

説明

アンケートの指標数を減らしてみてください

予算の最低額は、質問数に応じて増減します。質問を削除することで、必要とされる予算の最低額を減らすことができます。

広告掲載オーダーまたは広告申込情報を有効にする

広告掲載オーダーを一時停止したか、広告掲載オーダーが完了した場合、計算ツールの [予算] セクションに予算 $0 と表示されます。広告掲載オーダーを再開すると、予算は有効な金額に更新されます。

広告掲載オーダーまたは広告申込情報の予算を引き上げる

広告掲載オーダー全体の 10 日間の累計予算が、必要な予算より多いことを確認します。少ない場合は、広告掲載オーダーの予算を引き上げます。

「必要なメディア費用: $X」

これは、調査の開始日から 10 日以内にお支払いいただく金額です(10 日未満でも必要な予算を消化し、十分な回答が得られるなら、アンケート結果を受け取ることができます)。

 

「$X」

掲載する質問の数(最大 3 つ)と広告掲載オーダーがターゲットとする国に基づいて、必要な合計予算額が更新されます。

特定の予算バケットが適用される国は、次の表で確認できます。

測定した質問数

国 A

国 B

国 C

1 件

$5,000 USD

$10,000 USD

$15,000 USD

2 件

$10,000 USD

$20,000 USD

$30,000 USD

3 件

$20,000 USD

$60,000 USD

$60,000 USD

国 A

  • アフガニスタン
  • アルバニア
  • アルジェリア
  • 米領サモア
  • アンドラ
  • アンゴラ
  • アンティグア バーブーダ
  • アルゼンチン
  • アルメニア
  • アゼルバイジャン
  • バハマ
  • バーレーン
  • バングラデシュ
  • バルバドス
  • ベラルーシ
  • ベリーズ
  • ベニン
  • バミューダ
  • ブータン
  • ボリビア
  • ボスニア ヘルツェゴビナ
  • ボツワナ
  • ブラジル
  • ブルネイ
  • ブルガリア
  • ブルキナファソ
  • ブルンジ
  • カンボジア
  • カメルーン
  • カーボベルデ
  • ケイマン諸島
  • 中央アフリカ共和国
  • チャド
  • チリ
  • 中国
  • コロンビア
  • コモロ
  • クック諸島
  • コスタリカ
  • コードジボワール
  • キプロス
  • チェコ共和国
  • コンゴ民主共和国
  • ドミニカ
  • ドミニカ共和国
  • エクアドル
  • エジプト
  • エルサルバドル
  • 赤道ギニア
  • エリトリア
  • エストニア
  • エチオピア
  • フォークランド諸島
  • ミクロネシア連邦
  • フィジー
  • ガボン
  • ジョージア
  • ガーナ
  • ジブラルタル
  • グリーンランド
  • グレナダ
  • グアドループ
  • グアム
  • グアテマラ
  • ギニア
  • ギニアビサウ
  • ガーンジー
  • ガイアナ
  • ハイチ
  • ホンジュラス
  • 香港
  • ハンガリー
  • アイスランド
  • インド
  • インドネシア
  • イラク
  • マン島
  • ジャマイカ
  • ジャージー島
  • ヨルダン
  • カザフスタン
  • ケニア
  • キリバス
  • コソボ
  • クウェート
  • キルギス
  • ラオス
  • ラトビア
  • レバノン
  • レソト
  • リベリア
  • リビア
  • リヒテンシュタイン
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
  • マカオ
  • マダガスカル
  • マラウイ
  • マレーシア
  • モルディブ
  • マリ
  • マルタ
  • マーシャル諸島
  • モーリタニア
  • モーリシャス
  • メキシコ
  • ミクロネシア
  • モルドバ
  • モナコ
  • モンゴル
  • モンテネグロ
  • モロッコ
  • モザンビーク
  • ミャンマー
  • ナミビア
  • ナウル
  • ネパール
  • オランダ
  • ニューカレドニア
  • ニカラグア
  • ニジェール
  • ナイジェリア
  • ニウエ
  • 北マケドニア
  • 北マリアナ諸島
  • オマーン
  • パキスタン
  • パラオ
  • パレスチナ
  • パナマ
  • パラグアイ
  • パプアニューギニア
  • ペルー
  • フィリピン
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • プエルトリコ
  • ルーマニア
  • ロシア
  • ルワンダ
  • セントクリストファー ネーヴィス
  • サンマリノ
  • サントメ プリンシペ
  • サウジアラビア
  • サモア
  • セネガル
  • セルビア
  • セーシェル
  • シェラレオネ
  • シンガポール
  • スロバキア
  • スロベニア
  • ソマリア
  • ソロモン諸島
  • 南アフリカ
  • スリランカ
  • エスワティニ
  • タジキスタン
  • タンザニア
  • タイ
  • 東ティモール
  • トーゴ
  • トケラウ諸島
  • トンガ
  • トリニダード トバゴ
  • トルコ
  • チュニジア
  • トルクメニスタン
  • ツバル
  • ウクライナ
  • アラブ首長国連邦
  • ウガンダ
  • ウルグアイ
  • ウズベキスタン
  • バヌアツ
  • バチカン市国
  • ベトナム
  • ウォリス フツナ諸島
  • イエメン
  • ザンビア
  • ジンバブエ

国 B

  • オーストリア
  • ベルギー
  • クロアチア
  • ジブチ
  • フィンランド
  • フランス
  • フランス領ポリネシア
  • ドイツ
  • ギリシャ
  • アイルランド
  • イスラエル
  • マルティニーク
  • ニュージーランド
  • ノルウェー
  • シェラレオネ
  • スペイン
  • スウェーデン
  • 台湾
  • 英国
  • 米国
  • 米領バージン諸島

国 C

  • オーストラリア
  • カナダ
  • デンマーク
  • イタリア
  • 日本
  • カタール
  • 韓国
  • スイス
  • 表示される予算の要件は米ドルで計算されます。ディスプレイ&ビデオ 360 アカウントの通貨が米ドル以外の場合、為替レートとアカウントの通貨に基づいて、アカウントの予算の要件が調整されます。予算の要件はリアルタイムで更新されないため、為替レートの計算に他のツールをご利用の場合は、手動で計算した金額が、ディスプレイ&ビデオ 360 に表示される予算の要件と一致しない可能性があります。
  • 異なる予算バケットが適用される複数の国を対象とする場合は、最も高額な予算バケットが適用される国を使用して必要な予算が決定されます。ここに記載されていない国を対象にするか、特定の国を対象に設定していない場合は、最も高額な予算バケットがデフォルトで設定されます。

「[date]までに消化」

予算要件を満たす期間の最終日です。この日付は開始日を含む 10 日後になります。たとえば、開始日が 1 月 1 日の場合、終了日は 1 月 10 日になります。この日付は、少ない日数で予算を消化する場合でも、「開始日」の少なくとも 10 日後になります。終了日から数日間は、回答を回収することができます。

「メディア費用: $Y」

予算を計算するには、調査の 10 日間に対して設定されていた予算の累計が考慮されます。

掲載期間の予算を使用する場合、終了日を延長すると調査が対象外になる場合があります

広告掲載オーダーまたは広告申込情報の設定で、1 日の予算ではなく合計予算を使用してブランド効果測定スタディーの 1 日の予算を計算する場合、合計予算を広告掲載オーダーまたは広告申込情報の掲載期間の日数で割ります。ブランド効果測定スタディーを設定すると、要件計算ツールでは、掲載期間の合計最小予算額(例: 15,000 米ドル)が反映されます。

たとえば、合計予算が 15,000 米ドルで、広告掲載オーダーの開始日と終了日が 10 日間離れている場合、1 日の予算は 1,500 米ドルになります。

合計予算を使用する場合、広告掲載オーダーまたは広告申込情報の終了日を遅らせると、1 日の予算が下がり、広告掲載オーダーまたは広告申込情報がブランド効果測定スタディーの対象外になる可能性があります。

終了日の延長と 1 日の予算の再調整の例

広告掲載オーダーまたは広告申込情報の合計予算は 15,000 米ドルで、開始日と終了日は 10 日間離れています。終了日を延長し、開始日と終了日の間を 50 日に設定します。その結果、1 日の予算は 300 米ドル(15,000 ÷ 50 日)となり、広告掲載オーダーまたは広告申込情報がブランド効果測定スタディーの対象外になる可能性があります。

ブランド効果測定スタディーの結果

ブランド効果測定スタディーではできるだけ早く結果を収集します。その数で結果の収集速度が決まります。予算配分や費用目標により柔軟性を持たせるよう、予算の要件が満たされるまで最長 10 日間の期間が与えられます。広告が配信されてからユーザーにアンケートが表示されるまでの時間差があるため、アンケート終了後もブランド効果測定スタディーの結果は短期間(通常は 14 日未満)ではありますが引き続き回収される場合があります。

条件

結果のリリースは、上記の「測定の要件」セクションで説明した条件に基づきます。伸びが高い(2% 以上)場合は、結果を報告するために必要なアンケートの回答数が少なくなります。伸びが低い(2% 未満)場合は、必要なアンケートの回答数が多くなります。

回答数はほぼリアルタイムで報告されます。検出可能な伸びと、見込みの回答数を基に、ディスプレイ&ビデオ 360 で結果を返すことができるかどうかが判断されます。ブランド効果測定スタディーの実施中に、進捗状況を確認できます。次の表で、詳細をご確認ください。

進行状況

ディスプレイ&ビデオ 360 に表示される情報

50% 未満

データが不十分です

50% 〜 100% の間

統計的有意性がある場合(伸びがプラスの場合)は報告されます。そうでない場合は、「データが不十分です」と表示されます。

100%

統計的有意性がある場合(伸びがプラスの場合)は報告されます。そうでない場合は、「ブランドリフトの検出なし」と表示されます。

再測定の使用

再測定は、YouTube 広告申込情報を含む調査でのみ使用できます。

ブランド効果測定スタディーの加速モード測定が終了したら、新しい測定掲載期間を追加して再測定できます。再測定では、アンケートの回答をオンデマンドで収集し、ブランド効果測定スタディーの加速モード測定のパフォーマンスを時系列で表示できます。広告掲載オーダーに新しいクリエイティブを追加する場合や、重要なパートをハイライトすることなどが調査で最も重要な場合は、再測定を使用することをおすすめします。

例: ある映画スタジオが、近日公開予定の夏の話題作で比較検討の伸びを測定するために、映画の公開日の 8 週間前にブランド効果測定スタディーを開始するとします。ブランド効果測定スタディーが終了したら、既存の広告掲載オーダーに新しい 30 秒のクリップを追加して、映画の比較検討の伸びを再度測定します。

  1. 広告主の画面の左メニューで [リソース] を展開し、[テストと伸び] をクリックします。

  2. [伸び(ベータ版)] タブを選択します。

  3. 再測定する調査を選択し、[調査期間を追加] をクリックします。この際、既存の調査が完了している(つまり、追加の測定が行われていない状態である)必要があります。

  4. 必要に応じて、アンケートの質問に変更を加えます。

  5. [保存] をクリックします。これで、別のブランド効果測定スタディーが開始され、再評価を行うことができます。ブランド効果測定スタディーの開始後、ブランド効果測定スタディーの表でステータスを確認できます。

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